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今(2010/9)のニコンのDXフォーマット一眼のキットレンズといえばこれ。
発売は2008/2/22。D60と一緒の発表でした。
http://www.nikon.co.jp/news/2008/0129_d60_01.htm
もとともはこれのVRなしの前バージョンAF-S DX ED 18-55mm F3.5-5.6 G IIを使っていたのですが自分の不注意で壊しこれを中古で購入という経緯。キタムラのネット中古での購入でした。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1004473.html
ということでVRなしの前バージョンとの比較というのがおもになります。
デジカメWatchの記事
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review/2008/04/14/8244.html

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製品仕様(公式ページ)
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/dx/zoom/af-s_dx_18-55mmf35-56g_vr.htm
35mm判換算:27–82.5mmレンズの画角に相当。
最短撮影距離0.28m(ズーム全域)
フィルターサイズは52mm 
最大撮影倍率1/3.2倍(55mm時)
質量(重さ)約265g

あとは画像みるとわかりますがタイ製のレンズ。
おもな仕様はVRなしとほとんどおなじ。はじめてこれ使ったときの印象は重い。VR無しと約50gしか違わないのですが重かった。しかし今のニコンでは最軽量。VR無しが軽すぎなんです。そして高級感がでたなと。表面が梨地処理されてるというのが大きい。あとは太い。VR無しより一回りくらいなんだがいつも触っているところなんで慣れるまでにけっこう時間が。
DSC_2348
最大倍率1/3.2倍というのは百円玉がこんなくらいの大きさに写ります(DXフォーマット)。最短撮影距離0.28m(ズーム全域)なのでけっこうよれます。ちなみにレンズ先端から0.28mでは無いです。本格的なマクロ撮影とはいきませんが普通に撮るにはなんの不便もなく。どこのメーカーもですが標準レンズという感じ。
このレンズの一番大事とも言えるVR(手振れ補正)ですが・・・効いてるのかわからないのよな。気分的にぶれなくなったかな?程度。この焦点距離ではしょうがないことなんですけど。
一応3段分の補正効果があるなんても言われてますがそこまである?とはおもってしまう。

さてそして画質のお話に。
GANREFというサイトに詳細な性能テストが乗っていたのでそれを。

VRあり
http://ganref.jp/items/lens/nikon/105/capability/distortion
VRなし
http://ganref.jp/items/lens/nikon/104/capability/distortion

どちらも歪曲収差(わいきょくしゅうさ)のところに飛びますがこのレンズで一番気になったのがW端での歪曲収差と周辺像の流れ。
VR無しがそこまで歪曲収差に優れたレンズではなかったですがそれ以上にひどい。GANREFのテストをみてもVRのほうが歪曲収差はひどい。
周辺の流れもVRなしよりかなりひどく流れる。ブログ用途であればめでないのだがA4以上に伸ばすとすごい目立つ。
この価格帯というかキットレンズといわれるものにそこらへんの性能を要求してしまうのはだめなのですがVRなしがよかっただけにということです。
VRありを無理して買ったのですが正直な気持ち失敗したかなとも思っていたり。VRの効きを体感できず画質が低下していると感じしかも値段はこちらがたかったわけで。
ただ気になるのはW端だけで他は良好。広角端使わなければいいのかなんておもったりしますがけっこう使うのよね。まぁ個体差なのかもしれないけど。
VRありなしどっちを買うか迷うというなら俺はVR無しオススメ。しかし撮影する被写体や用途にもよるってことですね。
手振れ補正が必要な場面が多いならVRありでしょうし。画質がよくてもブレちゃ意味ないし。逆にすこしでも画質をブレルような場面では三脚つかうというならVR無しを。
まぁ画質求めるというならシグマの2.8とか買うのが一番なんですが。

となんか文句いってますがAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VRは便利レンズとして壊れるまで末永く使っていくと思います。
DSC_2333
番外編ってわけでもないですがこのレンズにはレンズフードが一緒についてません。必要ならあとで買えってことになってます。
でVRあり用のフードはHB-45なんですがVRなし用のHB-33を取り付けて使ってます。
ちなみにHB-33はもう製造終了。VRなしにフードをつけたい場合はHB-45をお買い求めください。
でHB-33はVRありにはまるのかというと画像のようちちゃんとはまります。
画像2
ワイド端でのケラレなどもなく普通に使えます。
しかし一つ問題が。逆につけるとズームリングと干渉する場合があります。たしかピントリングも回って一番レンズが最短となる場合に。
これがねピッタリとすきまなくくっついちゃうのよな。もともとVRありようの製品では無いのでしょうがないことです。
HB-45ならば逆付けしても干渉はしません。
もしVRありでHB-33をお使いになるかたは逆付けだけはしないほうがよいとおもいますし、レンズフードの効果というもの期待するかたは専用のものを。
個人的にこの焦点距離のレンズでレンズフードは?という考えですので見た目がよくなるというだけで使ってますのでHB-33でも俺は問題なし。

2010/9

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