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クローズアップレンズ。簡単に言えばレンズ前につける虫眼鏡。虫眼鏡のようにカメラでも被写体にそのレンズの性能限界よりも近づいて大きく写せるというもの。
ケンコーHP
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq-camera/close/closeup/
日経トレンディネット
クローズアップレンズとは
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/camera2/20060330/116059/
標準ズームでクローズアップレンズを使おう
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/camera2/20060411/116242/
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日経トレンディネットの記事をみちゃうと説明おわっちゃうんですんが、こんなふうなプロテクターや各種フィルターをおなじようにレンズ前のねじ山にハメてつかうもの。
いろいろなメーカーのものが出てますが一番有名なのはケンコー製のもの。
これはNo.3と書いてありますが番号が増えるほど倍率があがる。ACやMCってのがあるのですがACのほうが性能は上。しかし重量は重くなり価格も高く。
このクローズアップレンズ同士をくっつけることにより倍率をあげることもできます。
値段は2000〜1万円くらい。画質性能は専用のマクロレンズに劣るのは当たり前だが手軽に低価格に被写体を拡大させるときに使うわけよ。
これはこの前紹介した接写リングと同じようなコンセプト。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1170455.html
ただし接写リングと違うのは露出がレンズつける前とあとでほとんどかわらない。そういうことなんで使いやすさはこちらのほうが上。
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まぁこんなふうに本当に虫眼鏡。ただし小学校のときにつかってたような感じではなくそれよりは薄く高性能にできてます。
しかし欠点も。もともろあるレンズの前にむりやり光学系増やしちゃうわけで画質という面ではマクロレンズに到底かないません。周辺の流れやボケの表現、色収差の問題などなど。あくまで簡易マクロだということは買う前にわかっていなければいけないこと。
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マクロレンズにつけてどうするのといわれそうだがもともとこのレンズについてきたものなんで。おれの標準ズームのフィルター径と合わないのでしょうがない。
まぁこんなふうにレンズ前面に装着。プロテクターとおなじくレンズキャップもつけられます。
レンズ交換するよりは簡単につけられるという人もいるでしょう。おれはレンズ交換したほうが簡単なんですけどw
マクロレンズは高くて買えないけどもうすこし大きくという用途にってことね。高いものでもないので興味があるひとは買ってみるといい。ズームレンズ一本しかもってないなんて人には撮影の可能性がかなり広がるいいものですので。
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と普通なら標準ズーム+クローズアップレンズの作例となるのですが書いたようにフィルター径があわないので手持ちでつけられるレンズはマクロレンズ(タムロン90)だけ。そんななので前に紹介した接写リングも組みあわせて今俺ができる最大倍率での撮影ってのを載せようかなと。
まずはタムロン90だけのマクロレンズでの等倍撮影です。
被写体に悩んだのですがお札に書いてあるニホンって文字を探せみたいなのをちらっとどこかでみたのでそんなものを撮ってみようかななんて。
ということで千円札の裏側。野口英世が書いてないほうの右上の三個のサクラのところに「ニホン」って文字が隠してあるのでそこを。
ほかにもありますがそれを知りたい人は検索でもしてください。
まぁ十分大きく写せてます。これだとニホンの文字がだれでも確認できるはず。ちなみに画像はクリックするとそれなりに大きく。
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そしてタム90+クローズアップレンズNo.3。
「ン」にピントはあわせてます。
大きくうつせてます。マクロレンズだけの倍率でものたりない人はこんなことでもっと倍率をあげれます。ただし、マクロ単体での等倍撮影でもピントあわせはけっこう大変。クローズアップつけることによりもっとすごいことに。
それに画質低下というのもわかっていただけるかな?色収差はあれですがシャープネスがゆるくなるのよね。
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そしてタム90+クローズアップレンズ+接写リング25。
これが俺がいまできる最大倍率。
デジタルなんでトリミングすればもっと大きくということもできます。
けどこれでももう十分すぎる大きさ。
まぁこれができたところでほとんど使ってないというか使うところないのよね。前にも書いたとおもうがマクロは大きく写しすぎも本当に難しい。
これでカメラとあわせて10万円には行かないくらいでこんな遊びができます。
まぁお遊びでした。

いろいろと説明が足らない気がしますが日経トレンディさんの記事がよくてきているのでそれをよく読んで購入しようと迷っている人はきめてください。ただし何度も書きます「簡易マクロセット」ということだけはお忘れなく。
2010/9