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「写真は引き算」そんな言葉聞いたことあるかしら。俺は最近知りましたw
本とかにこんな言葉載ってて教える人もこんな風にいうのかしら。
俺はこういう言葉は嫌いですがどういうことなのということを書いてみようかしらと。一応「講座」ってなってるし。
そして持論ですので「違う!」て思ってくれたほうがいいかも。
カメラはD40。レンズはTAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1でここの写真は全部撮ってます。
この写真が一応は引き算する前ってことに。なんでもないたたのビニールテープ。なんでこれかって?転がってたのでw
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「引き算」言われてなにを引くってことですが被写体から余分のものは取っ払えということ。簡単な話撮りたいものあったらできるだけ画面をそれだけにしろってことよ。ということで一番上の写真よりテープによってみました。
画面がテープだけになってくるのでテープ写したってよくわかりますし迫力っていうものがでました。こんな風に花なんかでも撮りたい花があるならそれだけにしてみる。そうするとなんかうまいかんじに見える。
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ほいじゃもっと引き算。完全にマクロ領域の写真ですがこうなるとタダのビニールテープもなにか芸術にも見えるみたいな。
俺は引き算とは言わず「撮りたいのあったら画面それだけにしてみてー」とは言ったことがあったな。実際それをいったあとの写真はよくもわるくもかわる。
ただここは誰でも通る壁にもなるところ。「そっか引き算しまくればいいんだ」と望遠やマクロに凝り始めこじらすとそれだけになる。
個人的に引き算だけした写真は見てても撮っててもつまんない。写真というよりぶつ撮りに見える。
けどネタがないときはこうやってごまかせるけどね。
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自分は「写真は足し算」なのかな。そんな風に思ったことは無いけど引き算と足し算どちらといわれればです。
撮りたいものだけにするってことは当たり前のこと。そしてアップで撮るのなんてだれでもできること。そこからどれだけ要素をプラスできるのか。そうすることにより他人と違ったものが撮れる。個性がでるんじゃないのかなって。
うまい人ほどごちゃごちゃといろんな要素が入っているのにまとまって見える。ということでテープの下をホログラムみたいなものにして横から光あててみました。はい足し算して失敗した例ですねw
けど俺っぽいへんな写真にはなったんで満足です。
「写真は引き算」悪い言葉では無いと思う。最初の最初は画面を整理するってのが大事な一歩ではあるんで。けどそれを初心者に教えてしまうとその呪縛から逃れられないような気がして好きな言葉ではない。それにマイナスってなんかいやじゃん。
マイナスに飽きたらプラスや掛け算のほうにも目を向けるそういうことならいい言葉なのかもしれないです。
いいなと思うものがあったらここから何を引けるのか何を足せるのかそんなこと考えてファインダーのぞいてみてくださいな。けど俺は見てて楽しいのはなんにも考えないで撮ってるような写真なんですけどね。
そして俺もなにも考えないで撮ったもののほうがよい場合は多いという。
いつも書いてることは最終的に同じになるんですが写真撮るのにあまり頭でっかちにならないでくださいねってことで。自分が楽しいと思うほうにまよったら行ってみてください。

2011/1