DSC_1843
新しく買った電源の仕様ですが+12Vが+12V1 +12V2って分かれてますよね。こういうのが+12Vが2系統に分かれているもの。2系統が最大でなくて+12V4まである4系統や6系統ってのもあるようです。でなにも分かれてない1系統ってのもありますというかそれが一番一般的かしらね。
なんで分けてあるのか。メリットデメリットは?みたいな話を。
イメージ7059
こんなのが+12Vが1系統っての仕様表。+12Vや+5Vなどが何に使われるのかってのは前に説明しましたが(http://momomhf.doorblog.jp/archives/1373323.html)そこで+12VはCPUやVGA、いわゆるグラボに使われるので総合の容量より+12Vの容量をよくみなよってことを書きました。
CPUやグラフィックボードは電気の消費が多い。そしてその電気の消費もPCの使用状況により上がったり下がったりすごいことになります。
でこれは仮定の話ですが上の仕様の電源を使っているとして+12Vは最大45A、540Wまで使えますがCPUとグラボに電気を送ってる根元は同じ。もしCPUに常時100W使っていたとしてグラボが使用状況により100Wから400Wまでの電力を頻繁に上げ下げしたりするとします。最初で全体で200W、最大で500Wなので容量は足りてますが電気を変換しているところは同じで送っている根元も同じ。グラボが負荷をかけることによりCPUにまで電気がうまく送れれないという状況が発生する場合がありそれによりPCが不安定になるなんてことがあるといわれてます。
それを回避してCPUとグラボを安定させる目的ってのが系統が分かれている理由のひとつ。間違わないでほしいのが「仮定」の話です。1系統なら絶対に不安定になるなんてことはないです。
そういうことなんで+12V1や+12V2とあれはV1はCPU専用。V2はグラボ+他って分かれ型が多い。V3やV4だとV1がCPUでV2が他、V3がVGA、V4がVGAなんて分かれる場合も。
+12V1がCPUに絶対使われてるみたいな書き方ですがそういうことでは無いです。どれがどれに使われてるってのはよくわからないことが多い。まぁけど2系統のときはCPU用とVGA用は別れてますってことは確かです。

イメージ7062
じゃ2系統というか系統に別れてるのが最強じゃんとなるわけですがデメリットもあります。そして今の(2011)電源の主流は1系統になりつつあります。
さてなぜか。この前も使わせていただいた皮算用計算機 http://www.cost-simulator.com/eco/eco3.html というサイト様でちょっとしたシュミレーションを。
今の自分のPCに電気を多く使うグラボ、2世代前くらいのハイエンドグラボですがGTX295を載せてシュミってみました。上の画像みて分かるとおり12V1の%が赤になり完全な容量オーバーになりました。ちなみにここではCPU以外がV1となってますが本当にそうなのかは不明です。ここのサイト様でのGTX295の消費電流は24A。288Wを最大で使う。ちなみW数を出すにはA×V=W。でCPUと他とグラボ全部をあわせた消費電流は約36Aで最大432W。
この電源の+12Vの最大容量は全部で約42Aの500W。あれ?容量足りてるじゃん。計算ミス?ってことはなく
12V1の消費電流は30Aで最大360W。でCPU以外の+12Vの消費電流は30.07ということで12V1ではオーバーに。
いやいやいや。全体で容量足りてるし+12V2は18%しか使ってないだろ。そっこからもってこいよ。とできないのが系統が分かれてるデメリット。
独立しているからこそ安定はするが独立してるからこそ容量の融通がきかない。

イメージ7063
これは架空の電源ですが+12Vの容量を1系統にしてみました。500Wなんで約42Aという数字を+12Vに入れました。上の画像の12V1ってのは無視してください。これだと12V合計は85%と容量は足りました。
これが今1系統が主流にっていう理由。この電源はチョット前のものですがそれでも12V1が30Aってのは普通なら十分というか多いくらいの容量。しかし今のハイエンドグラボは一枚で400W近く、40A以上が必要ってものがあるんですよ。そういうものを使うには系統分けは邪魔でしかないただのボトルネックとしか言えない。
+12Vの容量が重要だと前に書いたが自分がどういうものを使うかで今度は系統分けも大事な要素に。
めんどくさいですね。けど系統を気にしないといけないのはハイエンドグラボ、一枚数万円もするものを使う人だけといっていい。値段も手ごろで買いやすいミドルレンジやローエンドのグラボ使うならまったく気にしないでいいということにも。
もし電源を買うにあたりハイエンドグラボのためとかこれから使うかもって人は容量もですが系統もしっかり調べてくださいねってことでした。
ちなみに1系統を2系統にとかスイッチ一つで変えられるものもあるんですが割り高になる場合が多いのであまりオススメはできません。
2011/8