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パソコンのCPUとCPUクーラーの間にはシリコングリスを塗ることになってます。理想はグリスなしでCPUとクーラーをつけること。しかし凄腕職人さんがミクロン単位ですり合わせしないかぎり目には見えないかもしれないが絶対に隙間ができそこに空気の層ができてしまう。空気ってのは熱伝導率は非常に悪くそのすこしの空気の層が断熱材の役目をしてしまいCPUの熱をうまくクーラーに伝えられず冷えなくなる。
その小さな隙間を埋め空気を追い出し設置面積を増やし熱を効率よくクーラーに伝えるのがシリコングリスの役目。
大事なのはわかるが塗り方わかんねーよってことに。PCの組み立てってのもかなり簡単にはなったんですがこのグリスのところだけは非常にアナログな作業でなんか難しく感じてしまうところ。
それにCPUに触るわけでとても怖いわけっすよ。そんなことで自分なりのやりかたを書いておきましょうってことです。ひとによりさまざまなやり方ありますので一例って感じで読んでくれればなと。

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上2枚の写真はPC買ったときからついてるグリス。一応プロがつけたもの。けっこう適当でしょ。よく「薄く」とかいろいろ言われますがプロが塗ってもこんなもの。ものすごいはみ出さなければいいのよ。

シリコングリスの塗り方や量で冷却効率は変わるのか?というDOS/V POWER REPORTのページ。
http://www.dosv.jp/feature/0606/14.htm
ここの検証ではすくなすぎるよりは多くぬったほうがマシって結果に。適量であるのが一番いいんですが神経つかってきっちり塗ってもクーラーが弱ければ根本的な冷却性能ってのは増えないわけで。
グリスはあくまでグリス。ここで大幅な性能アップというのは考えないってのが一番いいと思う。

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ということでグリスを塗りましょう。つかっているグリスはこの前に紹介したシルバーグリス。ガンガンとOCするとかじゃなければグリスにそんなにこだわる必要はないかと。
と忘れてましたが新品だとふき取る必要はないが昔のグリスが塗ってある場合はふき取らないといけない。俺は適当なウエットティッシュタイプのOAクリーナーで拭きました。ティッシュだけでもふけますしなんでもいいんじゃないかな。
ただしごみとか残さないようにはしましょう。
できれいになったら塗る。注射器タイプのものはそのままクーラーやCPUにグリスをつけましょう。でよくいわれる大体米粒くらいって感じの量に。
グリス塗りのコツはこれに限らず最初から多く塗らない。少なくて量を追加するのは簡単ですが多くてそれを少なくするというのは難しい場合が多い。
自分で少なすぎるだろってくらいでそこからじょじょに伸ばしながら量の調整をしましょう。

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で平らにグリスを広げます。広げなくても大丈夫っちゃ大丈夫だと思いますしそういうやりかたの人もいるはず。
けど最初というなら広げたほうがいい。
平らに伸ばすことでグリスの量が多いか少ないかってのはわかりやすくなりますので。
でそれ専用のヘラも売ってますがプリペイドカードのようなもので十分。ということでストックがいっぱいあるクラブダイドーカードで。このカード自販機で在庫ないこと多いよねっと関係ない話はやめましょう。

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で伸ばしたら明らかにすくなかったのでグリス追加。
伸ばし方ですが左官っぽい感じでってそんなことしたことある人そんなにいないよね。平らに平らにってことですが隙間を埋めるって感じで平らにしていくように。なんどもなんども試行錯誤してやってみてください。

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でこんな感じに。このグリスはやわらかいがおもったより伸びないのでちょっとつらかった。ちょっと多いかなってくらいに塗りました。CPUのほうにも平らに広げようとおもってたんですがそれやめたのでこっちを多く。
イメージとしては下の素材が見えないようには塗るけどちょっとひっかけばすぐ下地が見えるってくらいに。
はみでちゃったものは拭いてきれいにしたほうがいいかもね。

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CPUのほうもグリスを平らに広げようと思ったんですがクーラーが丸でCPUが四角で跡が残ってますが四隅にぬっても意味がない。丸く塗るのもめんどくさいので適当に盛ってみました。でクーラとくっつけてその圧力で伸ばす。
盛ってパーツを合わせて伸ばす方法と平らにぬってって方法があるわけですがどっちもあわせてってのが一番万能なような気がします。

ということでCPUクーラーをしっかりと装着して終了。PC内部のパーツが大幅に変わっているのでこの塗り方によって変わったかどうかはわからない。ただし異常に高い温度にCPUがなってもいないのでしっかり塗れてはいるのでしょう。
基本的には塗る前と後でのCPUの温度チェックってのは必須かなと。CPUの温度チェックはそういうフリーソフトがいっぱいあるんで探してみてください。
どのソフトがいいってのはなく、同じソフトで計り異常がないかをチェックするのが大事。なんか温度が異常に高いってときは塗りなおしも考えましょう。
こんなもの一度や2度ではうまくいきませんので何回かやって自分なりのいい方法見つけてください。
2011/8