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「ダンボールガンダム」なんてあのガンダムが言われたり言われなかったりしますがこれが本当のダンボールガンダムだ!なんてね。【小改造】ってタイトルにありますがこういう改造では無いですのであしからず。ちなみにリボルテックのダンボーミニにガンダムの頭と肩つけただけ。頭はポリキャップをちょっと加工してダンボーの胴体の穴にささるようにしてそこに頭つけました。肩も穴があるんでそこに付け根つっこんでつけただけ。ちゃんともとに戻せます。
この記事書くにあたりトップの写真どうしようと思ってたらこんなことに。まぁ思った以上にシュールなことになったので満足。
さて合わせ目消しと前回書きましたが諸事情あってこんなネタに。ではいきましょう。
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さてまずはガンダム特有で定番のものを。昔の昔はこうじゃなかったのですがいつからかガンダムの頭部アンテナはこんな風に先端に羽みたいなのがつくようになりました。
HGUCはたしか対象年齢が8歳以上。(MG以上は15歳以上)ということで小学校低学年あたりでは尖ったところは危ないってことでこんなことになってます。
気にしなければ「こんなデザインだっけかな?」くらいのものなんですが気にしだすとかなり気になるしアニメではこうなっていないのでガンプラのガンダムのアンテナは定番改造ポイントとなってます。

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てことでニッパーで適当に切ってカッターで整えました。ちょっとガタガダですがヤスリがけはまだなんでそのときにキレイに仕上げます。基本的には羽を取るだけじゃなくシャープに尖らせるってのが定番の改造方法。しかし慣れてないとけっこうな確率で失敗します。特にカッターでやるとやりすぎちゃうのよ。尖らせようとしてちょっと失敗して短くなってしまって左右のバランスを取ろうともう片方もちょっと短くでまたバランス合わずで・・・その繰り返しでアンテナがなくなりますw
失敗したくなければあまり尖らせようと思わない。そして大まかなところはカッターやニッパーでいいですが最終的な仕上げはヤスリで丁寧にってことです。最初は羽落とす程度でやめるのが無難。

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これも定番というかこのHGUCガンダムではやっておいたほうがいい小改造。このHGUCガンダムはこの腰の前方スカート部分が脚を動かすと稼動しますが右と左のスカートが一緒に動いてしまう。これも気にしなければいいことなんですが脚を上げるようなポーズを取ると気になるのよね。
まぁ昔のガンプラだとふとももなんて上がらなかったわけでこれでもいいだろなんて。けどこれももう10年前のキットですがこのころだとスカート分割稼動はけっこう普通だったんですがなぜかこれはこんな仕様。ということで分割稼動にしてしまおうってこと。

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ふともも部分のスカートはこんな形状に。耐久性を考慮してこういう風につながってるんだとは思う。つながってるから一緒に動くわけで切り離せばいいんだよと。

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ガッツリと分割。ニッパーで切っただけです。で切り口を適度にカッターで。100円ショップのニッパーの切れ味が悪くてけっこう苦労。ニッパー以外にもいろいろやりかたはありますが切り離しさえすればいい。ただし羽部分がありますがそれが両方に適度に残るようにしましょう。慣れてる人は大体のかたさがわかってるのでいいんですがやったこと無い人にはかなりかたいと感じるはず。でカタイからといって思いっきりやってしまうとパーツが壊れます。かなり注意してやってください。

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でこのようにパーツをはめることができる。でこのままもとに戻す。

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このように片脚あげても片方のスカートしか上がらなくなりました。ただし分割しちゃうとちょっとパーツがグラグラとします。とれたりはしないのでいいですがそうなるってことはわかってこの改造はやりましょう。

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次は後ハメ加工へ。アトハメっていいます。言葉通りあとでパーツをはめられるように加工するてこと。なんでそんなことするの?ということですが合わせ目消しなどでパーツを接着してしまいます。で接着してもうパーツが動かせない状態になるとこういう顔のような入り組んだところを塗るのがとても大変に。
それじゃー顔塗ってから頭組み立てればいいじゃないと思う人もいるかもだが接着したあとにヤスリかけてとかやったあとにパーツ洗ったりするのよ水とかで。そうなると塗装してあるといろいろ問題がでるしそれこそけずったクズが塗装面についたりと大変なことに。
基本的に後ハメ加工ってのは塗装効率を上げるためにやるもの。逆に言えば塗装しないならやらないでもいいってことにも。
最初に書いたように今回はちょっとしか塗らないので後ハメ加工するところはほとんど無いんですが顔だけはどうしても必要なんで。

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つーことでぱっくり割りました。今回やった加工は赤でぬってありますがそこをカッターでけずっただけ。こうすることにより下から顔部分をいれられるように。
まぁ顔のほうのピンを短く切ったりなくしたりでもよかったんですが今回はこれでいいかなと。

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こんな感じになるんでヘルメットを接着して合わせ目消したあとでも顔は入るようになります。ただしこれではちゃんとパーツが固定されないので要接着になります。
今回のは簡単でしたがものによってはかなり複雑は加工をしないとだめなものも。初心者というとどこをどうやっていいか全然想像つかないでしょうがまぁ慣れですので。
今だとネットで検索するれば各モデルの後ハメのやりかた載せてる人もいますのでそういうのを参考にしてやってみましょう。
後ハメのやりかたに一応正解は無いですのでいろんなものを参考にして自分のやりやすいやりかたを見つけるようにしましょう。こんなことを仮組みして見つけるわけですよ。仮組みの重要性わかっていただけたかしら。

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今回はそんなに難しい加工はして無いですがこんな風に見えないところの下準備ってのがプラモデルってのは重要であとあとの作業のやりやすさにひびいてきます。そしてやりやすいってことは作業が楽になり完成度も上げることにつながる。
ガンプラを作るのがうまい人ってのは塗装技術うんぬんありますがこういう細かいところもうまくこなしてるってことですね。
めんどくせって思うかもですがけっこう楽しいんですよこんなことやってるときが。そんなことでダンボーにガンダムの頭つけたりする改造はしないでいいですが細かな改造や下準備にいろいろがんばってみてください。
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2011/11