ダウンロード&使用説明 http://25sof.com/stsuku
この記事ではタイトルにあるとおりフリー版を使って説明してます。フリーと通常版の違いはつけることができる有償機能の表示があるかないか。通常版には有償機能の印刷機能が使えますが試用ということでサンプルの文字が強制的に印刷されます。
ちなみに有償機能は傾き補正機能、印刷機能 ダプルプリント機能(サイズ違いを一緒に印刷)。価格などについては先ほどのURLから公式ページでご確認ください。使用したバージョンは2.9.2です。
てことで証明写真をつくるフリーソフトの紹介。前に書きましたがプリンタ付属のソフトでほとんど大丈夫なんですが作りたいサイズがなかったりいまいちしっくりこなかったり俺のプリンタにはソフトねーってこともあるわけで。でそういうときは自分で画像編集ソフトなどでちまちま作って印刷って方法があるんですがそれもめんどくさいのでこういう便利なフリーソフトを使うわけです。使い方は簡単なんですが印刷機能は有償と書いてますがその有償機能がないと印刷にはちょっとしたコツが。てことでそこメインの記事。
ソフトを起動させるとこんな画面がポップアップ。この画面を最初に出さなくもできますがこれでたほうが便利かな俺は。
左の白い枠に証明写真にしたい写真をドラックドロップすればソフトに入ります。あとは細かい設定がちらほら。
まずはプリントする用紙のサイズを選びます。どれがいいってことは無いので自分のもってる用紙を選びましょう。
2L以上ならユーザー定義サイズで設定を。ということで自分はL版を選択。
次は証明写真のサイズを。基本的なサイズはそろってるので大体間に合うはず。これも設定にないものはユーザー定義で自分で設定を。今回は4×3を選択しました。
で設定がおわるとこんな感じに。写真は前に証明写真の撮り方で撮ったものを。プリントの向きはあとで説明。枚数ってのは適当に。このソフトから直に印刷できないのでたしかあんまり関係ないはずだと思う。
で右下の設定完了をクリック。
そうするとオートトリミングが始まります。まずは証明写真にしたいものの顔の中心を設定。クリックすると決定します。間違ってもたいしたことはないので適当に。
次は頭の頂点を決めます。これも適当に。けどけっこう下のほうに頂点もってきたほうが思ったようになるはず。
そして最後にアゴ。何度もいいますが適当に。
アゴまで決めおわると勝手にトリミングされます。数年前にもこのソフト使ったことあるんですがそのときよりはイメージ通りなトリミングになる気がします。
けどイメージ通りとはいかないことが多いのでここでマウスで微調整。枠の大きさ、位置は自由にドラックで調整できます。アゴの位置とかの設定を適当にやってここで本格的な調整ってほうがなにかと楽です。
ここで顔だけの表示にされたりいろいろあればいいんですが無いので上のバーの表示から出力イメージのプレビューってのを押します。
でドンとでました。こんな風に用紙に印刷されますよってことです。フリー版なんで印刷はされないですけどね。この状態のものを画像として保存できるってこと。べつにこれでいいんですがなんか余白多くない?と。ということでちょっと設定を変更。
プリントの向きというのを変えると印刷できる枚数が変わるとあるんですがそのままから90度回転を選びます。というか向きだけ変えるということもできずで最初の写真読み込みからやり直しになります。めんどくせーってことですがそんなに時間かかる作業ではないので枚数が気に入らない場合はがんばってやりましょう。
でトリミングを終えてプレビューをみるとこのようになりました。3枚から4枚になりましたね。L版用紙で4×3ならこの向きのほうがよいみたい。3枚でいいのなら横のままでもいいですけどね。それはお好みのものを選んでください。
で印刷機能を有償で買ってるとこのまま印刷できますがフリー版なので印刷はできず。フィイルから名前をつけてファイル出力を選びます。ちなみに印刷機能があるとこの下に印刷ってのがでます。
でこういうものが出力されました。これはリサイズしてますが本当は3000×4282という大きなものです。でこのファイルを印刷して証明写真にするってこと。今回はキヤノン製プリンターで印刷します。
印刷っていってもいろいろあるわけですがだれでもできるってものはこういう風にファイルを右クリックしてでるメニューからの印刷。
これはWindows7の画面ですがこんな感じのものがどのOSでも出るはず。まずは用紙サイズってのは間違わないように。L版で作ったファイルなのでL版で印刷。品質はお好きに。用紙の種類は紙に合うものを。
で部数を決め、写真をフレームに合わせるってありますがこれはあわせたほうがよい。あわせないとちょっと小さくでます。で印刷ボタンを押すと失敗しますw
さっきの画面にオプションってのが右下にあるんですがそこからプリンターのプロパティに入りこの画面に。キヤノンだと上の画面みたいになるはず。ここでページ設定でフチなし全面印刷のチェックをはずす。
あとは等倍印刷かフィットページ印刷で大丈夫のはず。今回はフィットページ印刷でやりました。で設定をしたら印刷すると完成します。
左の証明写真がフチなし印刷のチェックをはずしフィットページ印刷したもの。右がフチなし全面印刷ではみ出し量を最小にしたもの。
ちょっとわかりづらいですが右のほうがすこし写真が大きいのがわかるかと。左が横幅がぴったりの3cmで右が横幅が約3.2cmあります。フチなし印刷ってのは基本的に絶対に画像データを拡大してトリミングして印刷します。それも絶対に紙に余白を作らないようにかなりのマージンで。はみ出し量を最小にしてもこのように1割近く大きなものに。2mmくらいどうってことないっちゃないんですけどきっちりでないのは気持ちが悪いもの。
証明写真を印刷するのならばふちなし印刷は絶対にしないでください。ただしふちなし印刷したからといって絶対に希望サイズにでるとも限らないです。一回でちゃんとでたならよしってことで出なかったら何枚か設定を変えながらやってみてください。
慣れてしまえばどうってことない作業なんですが慣れてないと意外に大変。専用ソフトを使わずに家庭用プリンターで自分の希望のサイズに出すってことはけっこうめんどうってことがわかってもらえればいいかな。
ということでものすごい証明写真の枚数を使うというならば高いと思われる有償の印刷機能を買うのもありはあり。ここらへんのわずらわしい設定はたしかなくちゃんとしたサイズでますからね。
そんなことでこのソフトのフリー版で証明写真作ろうとしてる人はがんばってくださいね。
2011/12