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さてさてひさしぶりにめんどく、ややこしい話でも。かなりめんどくさい話なもんでたしか間違ってます(笑)。そういう感じで読んでいただきたいです。
今のカメラはTTLという方法で露出を決めるのが主流。でニコンのフラッシュの時の調光方式が最新のはi-TTL。似たような調光方式なんですがメーカーが違うと名称は違います(キヤノンならE-TTLなど)i-TTLっていっていいのはニコン機だけ。
で外部フラッシュの仕様表を見ているとi-TTL関係で出てくる単語が二つ。スタンダードi-TTL調光i-TTL-BL調光
違いはあとで書きますが違いを知りたいがために試したいと思っても設定の仕方がわからないという。D90のマニュアルちゃんと読んでたんですけど分からずで、がっつり読んでやっと見つけましたよ。最後の最後の仕様に書いてあるっていう。で上の写真のようなことです。基本的に調光だけを選択する項目は無く測光方式と連動してるということ。
スポット測光スタンダードi-TTL調光
それ以外(中央部重点、マルチパターン)=i-TTL-BL調光
となります。ということでフラッシュの調光方式変えたければ測光変えてねと。これは基本的に外部フラッシュ(スピードライト)でも内蔵でもです。ちなみにレンズ制限もあってそこらへんは説明書など参照。最新のGタイプであれば問題はないです。で本題の違いについてをだらだらと。

共通設定
カメラ ニコンD90 レンズ AF-S DX Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-F5.6G スピードライトSB-400
絞り優先AE ISO200 F5.6 焦点距離300mm(35mm換算) RAW補正なし 被写体との距離約1m ピントは中央

こんなところです。望遠使ったのはストロボは基本は離れて使う仕様になってるんで仕様より近いと結果が不具合とも取れちゃうので。あとはそのたもろもろ相性もあるでしょうから全部ニコン純正で。まず最初に測光のお話を。これを知らないといろいろ説明ができませんので。

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まずはスポット測光でフラッシュ無しで撮影しました。右にあるのはヒストグラム。画像の明るさはモニタによって違いますので目安としてヒストグラムも見てくださいね。
スポット測光は自分がピントを合わせたAFポイントの場所の明るさを測光して露出を調整。この場合フィギュアの顔のど真ん中にピント合わせてるので顔のというか鼻の適正露出をカメラが計算したもの。シャタースピードは1/4秒
全体を見ると正直ちょっとアンダー目ですがピントを合わせた鼻だけを見ればあまり無い鼻のディティールもつぶさず色も飛ばさずつぶさずでいい露出です。

イメージ449
次はマルチパターン測光で。シャッタースピードは1/6秒。明からにスポットのより暗くなりましたよね。ヒストグラムも左のほうに寄りました。フィギュアの撮影方法でかるく説明してるのですがマルチパターン測光(評価測光)てのは全体のバランスを見て露出を決める測光方法。で基本的に白(黒)いものをグレーに撮るという露出の決め方をします。で写真のようにほとんどが白いようなものでマルチ測光するとこのように非常に暗い画像になってしまう。ピントはスポットと同じ顔に合わせてますが顔の露出は気にせず全体のバランスを取ったのでこうなったと。白背景にしたのはマルチとスポットで分かりやすい変化が出やすいように。
測光についてはまぁまた今度詳しく。
ということでこういう風にマルチとスポットで露出はかなり変わりました。で最初に書きましたが
スポット測光スタンダードi-TTL調光
それ以外(中央部重点、マルチパターン)=i-TTL-BL調光
てことで、フラッシュでもスポット、マルチと同じ露出の決め方するってことよ。スタンダードなら顔の露出を見て。BLなら全体のバランスを見て調光(フラッシュの場合は光量を変化)するってこと。
何いってるか分からないって時はスポット測光とマルチパターン測光の違いを違うところで勉強してみましょう。その違いがわかればスタンダードとBLの違いは分かるはずです。

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まずはスポット測光に設定してスタンダードi-TTL調光で撮りました。バウンスなどはせずSB-400からまっすぐ光を当ててます。
ちょっと画像暗く見える人もいると思いますが顔に露出あわせてるわけで顔のところだけみれば飛ばさずつぶさず悪くはない調光設定かと。

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次はマルチパターン測光にしてi-TTL-BL調光で撮りました。これは全体のバランスを見てフラッシュの光量が決まっています。先ほどより全体的に明るい写真になりました。写真としてはこちらのほうが良好と言えるが顔の露出をみるとすこし明るいかなとも。鼻が消えちゃってるようにも見えるので。けど全体をしっかりと見て露出を設定しているなってのは分かると思います。

画像1
あれって思ったひともいると思いますが同じ測光方式で結果が反対になりましたね。フラッシュ無しでは全体の明るさがスポット>マルチとなったのに対してフラッシュありではスポット<マルチに。
そこまでテスト数が多くは無いのですが自分がいろいろとやった感じではスタンダード<BLと明るさがなることが多かったですがそれほど違いがでないという結果も多かったです。実際上にスタンダートとBL並べた画像を置きましたがそれほど大きな違いは無いといってもいいかと。
個人的な意見を言わせてもらえばスタンダードとBLの違いはあまり気にしないでいいんじゃないかなって。基本的には一発でフラッシュを使ったときの露出はあいづらいわけでここらへん気にするならテスト撮影してちゃっちゃと調光補正しちゃうほうが早い。
ただしこのように結果は違ってでるといえば出るのでフラッシュ使ったときに結果が思い通りではないときは測光方式を変えてスタンダードとBLを試してみるのはいいことなのかもです。
そんなことでフラッシュ撮影するときはこんなことにも注意してやってみてくださいな。
2012/1