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AppleのPC製品についてるカメラをiSightカメラと呼んでましたがiPhone4S以降のモバイルデバイスの背面カメラもiSightカメラと呼ばれるようになりました。ちなみに前面のカメラはFaceTimeカメラと呼びテレビ電話など用の自分の顔写すためのカメラとなっていてiSightカメラよりスペックは劣るものが基本ついてます。
てことで背面のカメラiSightカメラのほうの静止画のレビューを。iPhoneは初期から背面カメラは性能がよいと評判でしたがiPadは2まではお世辞にもいいとは言えない性能。で3になり飛躍的に性能アップで評判のいいiPhoneなみになったと言われてて興味があったのよね。そんなカメラも試したいっておもったのがiPad購入の動機に少しは入っていたり。てことで先ほども書いたように静止画のレビュー。動画はノータッチです。
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iPad製品ページより http://www.apple.com/jp/ipad/features/
ipad3のiSightカメラの仕様は画素数は2592×1936の500万画素。レンズは5枚で赤外線フィルタつき。開放F値はF2.4。開放というか絞り機構はないのでF2.4固定ってことですね。きっちり仕様として発表されてるのはこれだけというw あとはうわさといろいろあわせての仕様を。公式にでてるものじゃないので違う場合があります。
撮像素子は1/3.2型のソニー製裏面照射型CMOS。EXIFだと焦点距離は4mmとでるがたしか約4.6mm。35mm換算で35mm。分かるところはこんなところ。
ソニー製のCMOSなんだと思う人もいるかもだが自分で撮像素子作ってないメーカーは携帯用もデジカメ用も今はほとんどソニー製なんだよね。
レンズの数が多いとなんなのよってことだが、基本的にレンズは収差がでる。色のにじみだったり像のゆがみだったり。そういうものを複数のレンズを組み合わせることによって補正するんですよ。なので絶対の指標にはならないけどレンズ枚数が多いと収差が少ないいいレンズかも?ってこと。ここらへんのレンズ組み合わせってのは一朝一夕でできるものじゃないのでレンズ部分もどこかのメーカーのものなんでしょう。

F2.4ってところも注目されてますがここらへんの米粒撮像素子だと暗いところでシャッタースピード稼ぐためのものなんでねF値少ない=画質とはならないわけで。そして絞りがあるわけじゃないんでね。このごろカメラの性能を現すのにF値が〜っていう傾向になってるのがあまり好きじゃなかったり。暗いよりはいいがカメラ性能がいいと自慢するのならこのサイズの撮像素子なら1台のF値はほしいんだけどね。
手振れ補正はついてません。ついてるのは動画だけ。そして動画ののも「電子式」手振れ補正のはず。ただし手振れ補正ついてないとも言えないのよな。AUTOで手振れしないシャッタースピードにするようにISOは勝手にあがるので。昔はこういうのも手振れ補正って言ってたところもあるんで。

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WindowsのプロパティでみたEXIFですが先ほども書いたように焦点距離は4mmってでますが1/3.2型で35mm換算35mmなら約4.6mmのはず。小数点以下の焦点距離は出ないのかなと。
測光モードがありますがスポットとマルチパターンがあるのは確認済み。被写体にもよるでしょうしタッチしてAFとAEあわせると基本的にはスポット測光になる気がします。
露出時間、シャッタースピードですが最低はよくわからないが最大は1/10000秒は確認しました。電子式シャッターなんでシャッタースピードなんてどうにでもなるがね。
裏面CMOSってことで高ISOでもノイズが少ない画像が撮れるのが売りですが自分の撮影状況ではあまりISOが上がらず。ISO150くらいまでしか見ないのよな。しかし極端な状況、真っ暗とか接写で暗いとかだと上がるみたい。けど基本的にはISOをあまりあげない仕様みたいでそういうところが画質のよいと見えるものが撮れる原因のひとつなのかもです。

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接写性能、マクロ性能のことですね。最短撮影距離はレンズ前から3〜5センチくらいだと思う。で最大倍率は上の画像程度。比較としてS95の最大で撮ったものと比較してみました。よくあるコンデジと同じくらいのマクロ性能ってことです。ただあとでも書きますがこの領域でもピントがスッっとストレスなく合うのはいいんですが手持ちでこの領域で手振れなしで撮るのはかなり無理。iPadを体の1部に触れさせるか床と接地させるか、そういう撮影方法が必要。

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一応の画質比較。左からiPad、コンデジのS95、APS-C一眼のD90にレンズは単焦点のトキナーのM35ってもの。
iPadはっちょピントずれてるのよな。つらいのよPadで撮るの・・・こんなもんで許して。S95とD90は露出だけ補正してます。明るさ違いすぎると比較しづらいもので。画質は見たとおりってことでそこの評価は個人でやってもらいたいですがD90のは置いておいて、S95と比べるとこのiPadの写真の補正傾向ってのがよくわかると思います。基本的にコントラスト高め、彩度も高め、シャープネスもけっこう強めです。そして露出もちょっと明るめに撮るんですよね。そいういうことでいわゆるぱっとみてよく撮れて見える補正がガンガンかかります。しかしよく見るとコントラストが高いおかげで人形の鼻が白トビしてきえてしまってますし立体感ってものがすくなくのっぺりとした写真になってしまってます。けどこの撮像素子のサイズでよくがんばっているともいえますが。

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逆光性能の話。フレアはそんなに入らないのかなぁと。けどゴーストはきっちりと出る。今時の低価格の一眼レンズっぽい感じかな。そういえばハイブリットな赤外線フィルタが入ってて余分な赤外線が入らないから色がいいって書いてありますね。正直どういいのかは体感できてませんw 撮像素子ってのは赤カブリしやすいのですよ。でいろがまったく違って写るなんてこともあるはあるのよね。そういうのを防ぐのが赤外線カットフィルタてこと。そのフィルタを体感したいかたはテレビのリモコンの先をカメラに写してリモコンのボタン押すといいですよ。ピカピカって赤い光があんまり見えなくなってるので。

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あとは写真を貼りながらまとめていきます。画質をうんぬんを語る以前にものすご〜〜〜い撮りづらい。持ちやすさ、ホールド感て点数をつけろといわれれば0点です。iPadの重さは700g近くかな。重さはいろいろつけて1キロ以上の一眼とか使ってるのでいいんですが持つところがないので重さはそれ以上に感じる。そしてただシャッター押すだけなら問題ないが、タッチしてピント合わせるところを決めたりするんですよ。そうすると片手でiPadを持ってタッチとなるんですがもうやってられないです・・・プルプルどころの話じゃなくもうひどいです。そんなことで一枚撮るともう撮りたくなくなります。まぁカメラなわけじゃないんだししょうがないんだけどね。
そして普通の携帯もですがレンズに指紋がつきやすく指紋がつくと一気に画質がひどくなる。これはiPadに限らずiPhoneもだと思うので写真撮るって人はとる前にレンズの指紋の確認しましょう。上の写真は指紋ついた状態で撮ったもの。こういう風にちょっとモヤっとしたもの撮れたときは指紋が原因です。

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とそのホールド感以外はよいカメラです。まずいいのがAF。基本的には顔優先AiAFってものだと思うがなにもしなくてもいいところにピントは合わせてくれますし速度も速い。顔検出もたしかついてるのですがその検出も早い。でタッチしてピントを合わせたいところにあわせるのですがこれも速い。でタッチしたところに露出をあわせるのですがそれもちゃんとしてる。上の写真は半分影になってて日があたってる花にピントを合わせました。こういうかなり難しい状況でも日が当たってる花にしっかり露出をあわせ赤も飽和させずそして影になったところも黒つぶれしないギリギリで残すってのはいい露出傾向です。

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そんなことでカメラ性能は悪くないけどiPadは持ちづらくて撮りたくない。がまとめ。ほとんど同じ性能のiPhoneのカメラならもちやすくてよさそうねと。そんなことでカメラ目当てでiPad買う人はいないと思いますがこんなのよってことでした。
2012/7