スタジオセッション-024
PL=Polarized Lightの略で偏光(へんこう)の意味。偏光って?ことですが物理やってた人はおなじみと思いますが光は波なわけでその波の振動方向が規則的なものを偏光と呼びます。偏光の逆で規則性の無い光は自然光と呼ばれます。
で偏光フィルターはその偏光、規則的な光だけをカットするという機能がある。で偏光になるもののひとつに反射光がありそれをカットすることにより反射光がない写真が撮れるというのがPLフィルターの効果。
ちなみにPLって書いてますが現在売られている写真用PLフィルターはC-PLフィルターと言われる円偏光フィルター。円を描いてる偏光用ってこと。現代のカメラの機構に合わせてこういうことになってます。が使い方であったり効果は偏光フィルターと同じですし純粋なPLフィルターてのもあまり売ってないのでPL=C-PLみたいなことになってます。
ドヤ顔でPLってのをC-PLだよなんて注意するなんてことは個人的には好きじゃないですね。ってそんなことはどうでもいいわな。
そんなことでPLフィルターの基礎知識はこんなところ。PLフィルターて何?って聞かれてこれくらいサラっといえればモテモテです。俺がモテてないのはなんで?
あとはこれの補足説明をいつものように。
スタジオセッション-026
まずは使い方。基本的にPLフィルターはプロテクターフィルターなどと同じようにネジが切られていてレンズ先端にあるにネジ穴につけるようになってます。でこれもプロテクターフィルターと同じようにレンズ径というのを調べてそれと合うものを購入することになります。レンズ系がわからないときは検索したり説明書みたりしてください。
ただしプロテクターフィルターと違ってPLなんかだと大きめのものを買ってステップアップリングなどをレンズ先端に挟みいろいろなレンズで流用するって使い方も。
ただしこの場合はケラレという現象がおきる場合が多くなるし操作性や着脱がやりづらくなる場合があるのでご注意を。
で使い方ってことですがPLフィルターは2段構造になってまして上の写真だとGREEN。Lって書いてあるところのリングだけグルグルと回るようになってます。でそれをまわして効果を強くしたり弱くしたりということを見ながら決めることに。難しく書いてる気がするがただ単にフィンダーのぞきながらフィルターグルグル回すだけよ。
ただひとつ問題なのがレンズ先端が回るタイプのレンズだと操作がすこし難しくなります。このレンズ、ニコンの18-55VRてのはレンズ先端がピントを合わせると回ってしまうもの。こういう安価なレンズだとやりづらいですのでご注意を。やりづらいだけであって使うことは可能ってのも覚えておいてね。
あとはレンズ先端に手が届かないとどうにもならないのであんまり長いものだともっと大変に。ものによってはPLなどが使いやすくなってたりするんでPLを使うというのならそこらへんの操作性をよく調べて購入する必要があります。

DSC_4010
あとはいまだと光学ファインダーが無いものも多いのでこうやって液晶を見ながらPLの効果を見ることになるんですが液晶はやっぱりちょっとわかりづらいかなぁとは思う。けど室内でちょっと暗い状況だと逆にファインダーが暗くならず見やすいなんてことも。ような慣れなんで光学だろうが液晶だろうがやれるはやれます。
とファインダーが暗くなるって書いたが光をカットするものなんで基本的に光学ファインダーは見えづらくなります。明るい野外ならいいんですが室内で暗い状況だとけっこうつらいことも。そして暗くなるとAFってのも動きづらくなることもあります。さきほども書いたが慣れですのでいろいろとうまくやってください。
と暗くなるってことで大事なことをひとつ忘れてました。ファインダーくらくなるってことで露出もフィルターを使うことによって下がり普段よりシャッタスピードが遅くなって手ぶれの原因になることがあります。PL使う場合はシャッタスピードの数値に注意してあんまり遅い場合ならISOをあげるなどの手段を取りましょう。昔だとISO高くするとノイズ問題でましたが今だと高ISOもかなりよくなったので昔よりかなり楽よね。

BlogPaint
さて実戦。反射光を取り除くと書きましたが反射といえばこういう池など。左がPL無しで右があり。左だと反射がきつくて池のなかよくわかりませんが右だと鯉がいるのがわかります。
似た状況だとショーウィンドーのガラスの反射というのも弱めることができるので展示物が撮りやすいってことにも。
ひとつ注意点があるとすれば上の写真みてわかるとおり状況によってはすべての反射光が消えない場合も多いです。というかショーウィンドーでもこういう池でも何も無いかのように撮れることのほうが少ない。PLフィルターは反射光を消すというより弱めるものであり過度の期待はしちゃいけないってことは覚えておきましょう。

BlogPaint
光を反射するものは池とかガラスとかだけじゃないわけで他の物質も少なからず光を反射しているわけで。そういうものの反射光もPLフィルターでカットすることができます。
でわかりやすいのがこういう葉っぱ。一目瞭然ですね。フィルターありだと反射光がなくなって緑色がキレイにでてます。こういう効果があるので風景写真でPLフィルターは絶大な効果がでる場合があります。葉がこうなるので森全体の緑がよくでますし空の青もよくでたりします。空の反射光?ってことですが空気中のチリの反射とかあるんでそれが取れたりするのよ。
ただしこれも先ほど書いたように状況によってはうまく効果がでない場合もあり。ひとつあげれば逆光だとあんまり効果がないとかね。そして効果だしすぎるととても気持ちの悪い写真になる場合も。そこらへんも慣れですね。

てことでお分かりいただけたでしょうかねPLフィルターの効果と使い方は。よくわからないって人はどんどん検索してみてね。そして使わないとわからないことも多いので興味があったら買いましょう。俺が買ったような安い製品で試すには十分ですのでこんなものをどうぞ。

と最後に俺がPLフィルター買った理由でも。忍者レフを買ったと書いたがこの前にPLフィルター買ってるのよ。PLでなんとか写り込み消せないかな?と。結果は忍者レフ買ってるのでわかるとおりダメだったと。こういう風に過度にPLフィルターに期待すると失敗するよっていう俺の例でした。
2012/10