スタジオセッション-1154
発売日2009/6 希望小売価格9800円。実売約1500円。購入価格500円(ジャンク品)
製品HP http://www.slik.co.jp/f-series/4906752214916.html
2013/1現在で普通サイズの三脚でスリックでもっとも安価なもののひとつ。
購入理由はスノーシュー買いましたがこれもケンコーのオンラインショップのジャンクのところにあってで500円でどうせ2個買っても送料同じなんでついでに。三脚ほかにもいっぱいあんだろってことですがそのうちコンデジのほうで動画を撮る予定があるはあるんでそれ用。まぁ8割ネタで買ってますけどね。三脚はいくらあってもいいので。昔の昔にこのくらいの価格の三脚で痛い目みたのでけっこうドキドキして買ってたりします。
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ジャンク品てことでスノーシューの時と同じように箱なし保証書なし本体キズありってことだったんですが箱ついてきました。が見ての通り箱のど真ん中に大穴が。昔に○マトがもってきた大穴あいたアマゾンの箱思い出しましたよ
問題はこれだけで他はきれいでした。これもスノーシューのところで書きましたが500円っていっても送料かかるので1000円くらいにはなる。ついでならいいがこれだけ買うならジャンクはやめたほうがいいかと。ほしい場合はF153 ジャンクででますのでどうぞ。

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この状態で全長520mm。重量990g。脚はパイプ径18.5mm角パイプ3段。色はシャンパンゴールドとでもいうのでしょうかね。正直黒じゃない三脚は安く見えます。この状態のサイズだと長年愛用のスプリントプロとほぼ同じなんですがF153のほうが軽いのでスカスカ感がある。がこのくらいの値段のものとしてはがっしりしてます。三脚というものに触れたことがないんだとけっこうゴツイものに感じられるのよねこれでも。昔はおれもそんなでしたが今だとおもちゃにしか見えん。

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適当にいろんな方向からの写真を。この三脚は脚の間にステー、横棒がついてます。ビデオ用三脚っていうんだとステーがついてることが多い。一応は剛性アップのためなんだと思うが。実際ステーなしではこの脚ではかなり不安。センターポールの一番したに黒いリングありますがこれでステーを固定。開いたなら固定したほうがいいですよ。でこういうステーつきは脚の開度は1個のみ。脚をめいっぱい広げてローアングルってことはできません。カメラをさかさにつけるってこともできません。

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センターポールの上げ下げはハンドルで。で雲台との間にあるネジがロック。ハンドル式はめんどくさくていやなんですが不意に落ちるとかはないのでいいわいいのかな。脚はレバー式のロック。ちょっとゆるい?と思ったがむりやりやってもロックしてる状態では伸びたり縮んだりはなし。そういえば脚の素材はアルミだと思うのだがかなり薄い素材なかんじです。それもあるのかあんまり冷たくはならず。ウレタングリップついてないですが冬でもマシです。

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下から。脚はゴムの石突。真ん中は穴あいてます。だから何といわれると困りますけどね。

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雲台は3ウェイ式。右にあるネジを緩めると左右へ首がうごき、真ん中のパン棒をひねって緩めることで上下に首がふれるようになります。最大積載重量は1kg以内。エントリークラスのAPS-C一眼に標準レンズくらいが限界くらいってこと。そこはまたあとで。

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3ウェイってことでもう一個うごくわけで正面、真ん中のネジ回すとこのようにカメラを縦にすることができます。

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雲台は外せませんってなってますがこんな感じに一応は外せます。が外したところで小ネジでてくるわけでもないので雲台の変更は無理ですし、この雲台だけを流用することも無理。ちなみにこの雲台の動きはけっこう渋い。で説明書ではやっちゃだめってなってますが、シリコングリス塗ったらけっこうよくなりました。うごきが渋くてなんかなぁって人はグリスアップはいい方法かと。しかし説明書じゃ塗るなとなってますんでやるなら自己責任で。ってまぁこんな価格の三脚がどうなろうが俺はどうでもいいのだがね。だから塗ったのだが。

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シューはクイックシュータイプ。規格はDIN。ただ他のDIN規格のクイックシューのスペアがちゃんとつかえるかは不明。ちなみにDIN規格なのはしたのでっぱったところ。
つけはずしはやりやすいと思います。ただしつけたときに最後は自分でレバーを動かさないとちゃんとロックしないので注意が必要。

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クイックシューの表はこんな。素材は硬めのゴム。使った感じはコルクよりはすべらない気がする。でネジの横のポッチですがビデオボスっていいます。バネ式で使わない場合は勝手に沈むようになってます。昔はというか今もあるのはあるんですがビデオの三脚穴の近くにこのビデオボスようの穴もあいてましてこの突起がビデオカメラに刺さることによってカメラが三脚にちゃんと水平に取り付けができ、そして不意のカメラの回転がなくなるってこと。ビデオ用三脚だとこのビデオボスがだいたいあります。

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裏。カメラへのネジの締め込みはこういうツマミを回してやる方式。コイン式よりはめんどくさくなくてよいががっちりしめこむとなるとこの方式は問題がある場合もあるが、これはそんなこともなくきっちり締めこめました。

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ちなみにクイックシューつけたカメラはこんな。けっこうなぶさいくになってしまいます。使うときだけつけるってのがいいでしょうめんどくさくても。シュー部分が大きいのでバッテリー室のふたなどもコンデジだとふさいじゃいますしね。

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カメラ装着例を。まずはS95。ちょうどいいというか三脚に余裕が見られるので安心感があります。こういうコンパクトタイプであれば問題がでることはまずないです。

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D40+タムロン90をつけてみました。これでカメラ重量は1キロ弱。昔にかったこの価格帯の三脚はこういう縦位置で斜め下ってのは無理というかカメラが固定できず動いてきたのですがこの三脚ではまったくの問題なし。思ってた以上に雲台の性能がよい。クイックシュー部分のカメラ結合部分がうごくとおもったがそれもなく完璧。
雲台だけの性能なら2Kgまで対応と書かれてる自由雲台のスリックSBH-100より全然いい。脚もエレベーター伸ばさないこの状態であれば問題はない。

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ということでうちの一番重い組み合わせで。D90+グリップ+タム90。バッテリー2本入りで2キロ弱。これはだめだろとおもったら雲台はびくともせず。本当雲台の性能がよいですなぁ。脚もこの状態なら安心感はあるほう。エレベーターは伸ばしたらやばいですが。

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脚を全部伸ばすとこんな風に。左から500DX スプリントプロ でF153。エレベーター伸ばさないと1053mm。エレベーター全部伸ばして1315mm。正直外で風景撮りにというなら低いですし剛性もこうなるとけっこう怖い。三段伸ばした状態ならたしか手で脚曲げれます。コンデジやビデオカメラなら大丈夫でしょうが一眼でというならエレベーターは伸ばさないほうがいいのかなぁ。伸ばすときはご注意を。

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ケースも一応付属、ペラッペラのただのナイロンの袋。けど大きさ的には余裕があるんで収納はしやすく出しやすい。

さてレビューとなるがいい三脚だと思います。定価1万だけど販売価格1000円台て三脚は正直いって9割地雷なんですがこれはそんなことはなく。だいたい問題になるのが雲台。前にナショナルジオグラフィックの安い三脚買いましたがあれのほうがこれより脚はいいが雲台はこれの足元にも及びませんでした。この雲台で2000円くらい払ってもいいくらい、そんくらいいいですな。ここらへんは低価格でもスリックってことなんでしょうか。ただし固定力はいいが動きはよくはない。さきほど書いたがそこらへん気にいらない場合はだめとなってるがグリス塗っちまうのがいい。がシリコングリスとかこの三脚くらいの値段するってな。そうれもどうなのかw 
あと問題は脚。まず高さが足りない。今は一眼でも液晶でライブビューできるから問題ないってことではあるんですが低いのはけっこうなストレスがでるんですよね。で安定性と剛性。たしか風でガンガンゆれますし車の振動などもガンガン吸うはず。安定性も一眼であるならエレベーターは伸ばさないほうがいいかもね。そんなことで外向きじゃないってことで。向きじゃないだけで使えることは使えます。逆に室内だとそんなに問題ないとも言えますが。

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なんでこんなのとったのか忘れたが500DX脚のみと並べてみました。
そんなことでコスパのいい三脚。三脚ほしいけどそんなに使わないから高いのはなぁって人はこれでいいですし初めての三脚にもいいです。けど買えるのならばスプリントプロくらいのものを買ったほうがいいんですがね。
スプリントプロはもう5年くらい使ってますがまだまだ使うでしょうし死ぬまで使うでしょうがこれをもし使うとして一年後に使ってないほうが確率は高いでしょう。安くてできのいい三脚ではあるがどうも長く使う気にはなれないんだよね。ここらへんは三脚いろいろ買ったことある人じゃないとわからない感覚かも。まぁ三脚沼の入り口にはいい三脚ってことですかね。
いろいろ書きましたが総合的にはいい三脚です。
2013/1