充電池を普通電池にされたり、ベルトやベゼル交換の実験台にされたりとこき使われてる俺のGショックGW-5600J-1JF。でまた実験台に。今回はウレタンバンドモデルのGショックを使っているなら一度は考えるといってもいいメタルバンドへの交換。全部メタルのMR-Gとかでなくてもメタルバンドモデルはあるわけで。で形ほとんど同じなんだからつくんじゃね?って思うが本当につくかもわからないのでやらない。でやったてわけさ。ベゼルも写ってますがベルト新品でベゼルが汚いとかわいそうなんでついでに。
いつものことですがこういうものは自己責任です。無事に問題なく交換作業は終了してますが100%大丈夫なんて補償は俺にはできません。全部自分で責任取る気がないなら絶対にやらないでください。
絶対できますよって記事では無く、やってみましたよっていう記事ってことをお忘れなく。
一回も詳しく説明してなかったので実験台のGショックの説明を。
発売日2005/2 希望小売価格約2万円。購入価格約15000円。
製品HP http://product-search.casio.jp/wat/g-shock/watch_detail.php?m=GW-5600J-1JF&n=1435
カシオのHPみると生産終了になってますがまだ普通に買えます。いまだとアマゾンで逆輸入品ていう安いモデルが売ってたりするんで新品ならこっちがおすすめ。中身は同じですので。
今わざわざ買うモデルでも無いですが今買っても悪くはないとは思います。さてこんなことか書きたいわけでなくバンド交換するにあたり大事なのが型番とモジュール番号。型番はGW-5600J-1JF。バンド交換の場合必要なのはGW-5600J。モジュール番号はバンドベゼル交換の方法を書いたところで説明してますが裏蓋に書いてある4桁の番号。これだと2924です。
この太字にした二つの番号が自分のGショックに合うバンドを失敗しないで買うためには必要なんでしっかりと裏蓋などみて確認してください。
でだいたいが疑問に思うのがどのメタルバンドなら取り付けられるのかってこと。問題がほぼ出ないと思われるのが同時期に発売された同型のメタルバンドモデルのバンド。当たり前のことですがモジュール(時計本体)部分は同じ(カラーは違ったりしてます)でバンドは変えただけのバリエーションモデルのものなら問題なく交換できる。
GW-5600J-1JFと同時期、2005年前半くらいに発売されたメタルバンドのバリーエションモデルといえるのがGW-5600BCJ-1JF。上の画像の左のやつです。見てわかるとおり色はちがえど同じモジュールってのはわかりますよね。バンドが入手できるかはわからないがこういうものがあればメタルバンドへ交換できる可能性は高い。
で画像の右のモデルはGW-M5600BC-1JF。現行モデルはGW-5610BC-1JF。同じ5600系のモデルなんでほぼ同じ形。これのバンドがGW-5600J-1JFにつけられそうですがつけれないです。
こういう風に同じモデルのようであっても本体のモジュールが違うと取りつけ部分が微妙に違っているので無理ってことに。
同時期と太字で上に書いたのはこのモジュールが同時期ならば同じことが多いので可能性は高いってこと。しかしモジュール違いであっても取り付けられることも多々あります。ここらへんの判断をどうするのかってことですよね。
てことでつけられるかつけられないかの判断は交換バンド売ってる店の説明文だより。上の画像は金光堂楽天市場支店のGW-5600BCJ-1JF用メタルコアバンドの商品ページ。で上の画像のようにGW-5600Jのウレタンバンドモデルに取り付けできますって書いてあったんでこれを買いました。
それしか判断材料ないの?ってことですがネットでというならこれが一番なのかなと。つけられないモデルってのも書いてありますし説明はかなり丁寧でだれでもわかるはずです。で一応金光堂さんではメールでの問い合わせも受け付けているようです。わからない場合はメールで問い合わせるのがよろしいかと。
で問い合わせるにしても自分で説明読んで判断するにしても大事なのが先ほど書いた型番とモジュール番号。このモデルのこのモジュールはだめですなんて書いてあるので。
問い合わせするにしても「GW-5600J-1JFの2924なんですが」と書けばすんなりと質問に答えてくれるはずです。わっかんないって人は裏蓋の写真などを添付すればいいと思います。
ちなみにこれ以外の交換用のバンドはどうやって探すの?ってことになりますが金光堂さんのGショックのベルトのページを地味に探してください。そんな地味なこと何ヶ月もやってる俺。まぁいつものことですね。
手っ取り早いのはメール問い合わせだとは思いますが苦手な人もいると思うのでそういう人は地味にやってみてください。いくら探してもないときは無いですのでそういうときはあきらめましょう。
ちなみに金光堂さんは楽天以外にも金光堂アマゾン支店てのもありますのでamazonがいい場合はこちらでどうぞ。
前置きが長くなりすぎた気がするがしょうがないか。さて本題。さきほど書いたGW-5600Jのウレタンバンドモデルに取り付けられるというGW-5600BCJ-1JF用メタルコアバンドを購入。お値段7980円。ここにバネ棒2本420円とメール便での送料210円がプラスに。ぶっちゃけ高いよね。GW-5600J-1の逆輸入品 とほぼ値段かわらない。コスパ考えるとウレタンバンドはまだいいがメタルコアバンドは微妙と言わざる得ない。そんなものケチなあなたが良く買ったねってことだが期間限定のポイントがいっぱいあったもんで。
写真上が今までつかってたウレタンバンド。で下が交換するメタルコアバンド。メタル「コア」バンドってことで真ん中の四角い部品とバックルだけ金属で他のコマ、ぶつぶつみたいになってるやつは硬いプラのような素材。
裏とか横とか。このバンドのコマの接続はバネ棒式。横に穴あいてますがここから細い硬いもので押してバネ棒を外しコマを外して長さ調整。この調整については別で書きます。
ベルトのバックルは横にボタンがついていてそれを押して外したりつけたり。一番したの写真はウレタンバンドとのモジュールとの接続部分の比較。まったく同じではないですがほぼ同じ形してますので取り付けはできると。
バンドを違うものに変更するときに大きな問題がモジュールとの接続に使うバネ棒。GW-5600BCJ-1JF用メタルコアバンドの販売ページに「取り付ける場合は別途バネ棒が必要(推奨)」となっていて今までのから付け替えるだけなんだから今のバネ棒で大丈夫だろ?多く金取る気だなぁ。なんて人間が腐ってる俺は「ひどい」ことを思ったりしたわけですが、もしつけられないと二度手間になるのでバネ棒も一緒に注文。
上の写真の上が今までのもので下が一緒に購入したもの。ちゃんと平行においてないのでわかりづらいです微妙に違うのわかるでしょうか。
人間が腐ってて人を信用してないので前まで使ってたバネ棒をメタルバンドに刺してみる。入らないことは無いがギッチギチ。「推奨」って書いてあった意味がよくわかりました。やってませんがたしかこのギチギチバネ棒でも取り付けはできます。がベルト取りつける時にバネ棒がスライドしてくれないとハメづらい。無理すればやれなくはないがケチると厳しいことになるってことです。バネ棒が別途必要と書いてあるものは一緒に購入したほうが無難です。
ノギスが汚なくてすいません。一応前使ってたのと新しく買ったバネ棒の太さをくらべてみました。左の新しく買ったのが直径約1.9mm。で前のバンドのものが直径2mm。たった0.1mmの違いですがかなり違う。もしバネ棒を同時購入じゃなく自分で用意するのならば直径は1.9mm以下ってことで。ためしてませんが細い分には問題はあまりないかと。さらっと検索すると直径1.6mmのバネ棒ってのが入手しやすそうなんでそれでいいんじゃないかな。
長さはたしか19mmでいいはず。ノギスと俺の測りかたがヘボいので正確じゃないので参考までにしてください。
やっと本当の本題の交換作業。交換方法はメタルバンドになったとはいえ前に書いた通り。先がY型になってるバネ棒外しだけはあったほうがいいです。でここで注意点がとりつける向き?でいいのかな。当たり前ですがバンドには上下があります。ウレタンバンドのときは間違ってつけてもキレイにはまっちゃうのですがこのバンドの場合逆にはめちゃうとはまりません。で写真のようになるのが正しい位置。一番わかりやすいのは写真だとベゼル外してますがベゼルをつけてバンド仮止めしてみてぴったりと合わされば位置は正しいのでわからなくなったらベゼルはめて確認してください。
ちなみにベルト取りつけは個人的にはベゼルは外したほうがつけやすかったです。
で取り付けなわけなんですがこれがけっこう苦戦。ウレタンバンドで何度もつけ外ししてるので余裕と思ったのだがウレタンバンドよりこの根元の素材が硬くてうまくいかず。ちなみに根本は金属ではなく硬いプラのようなもの。正直いってこれはだれでもできるっては言えないかも・・・。
大事なのが思い切り。基本的には前に書いた方法と同じなんですが上の写真みたいな状態にするのにウレタンのときよりかなり力がいる。で写真のようになってからのバネ棒外しでのピンの押し込みもかなり力をかけないといけない。ここらへんがなんとも難しいというか「エイッ」って感じの思い切りがいるんですよ。
そしてこれは俺のだけの問題かもだがハマったーとおもったらバネ棒が穴にはまらず外れるということが何度も。これはたしか何度も何度もつけ外ししてるので穴がちょっと広がってしまってということだと思うので普通は問題は無いはず。もし外れてしまうというときはバネ棒外しなどでうまいこと穴にバネ棒入れてください。
でもう片方もつけて終了になるわけですがここでも問題が。ウレタンバンドだと2本のベルトですがこれは写真みたいにくっついている。てことでこの輪の状態のものを取り付けるってことに。これがつらいのなんのって・・・。ただでさえウレタンバンドよりつけづらいのに輪になってて見えなかったり作業スペースがせまいで四苦八苦。とバックル調整のバネ棒外して輪じゃなくすれば楽だったのにと終わってから気づく。
輪の状態じゃなくなる方法はこちらへ。http://momomhf.doorblog.jp/archives/1544121.html
そんなことでやりづらいとおもったらバックル調整のバネ棒外しましょう。楽じゃないだけであって輪のままでもできますのでお間違いなく。
本当はやる気なかったベゼル交換もついでに。汚いとはわかっていたがキズがおもな原因と思ってたら色まで変わるんだね。ベゼルも違うものにと考えたのですが基本的に文字の色が変わるくらいで白以外も使いづらいのでGW-5600J-1JF用ベゼルを買いました。と今探したらこれにつけられるようなもの生産終了多くてこれしか無理かも。ベゼルもベルトと一緒でモジュールが同じなら基本的には取り付け可能。同じ5600系でも中身がちがえば無理。これも金光堂さんのところだと詳しく書いてあるのでそれで判断してください。
ベゼル取り付け取り外しはネジ外せばいいだけなんで問題ないのですがメタルバンド取り付けたあとだと上側、写真でPROTECTIONって書いてるほうからモジュールにひっかけないとうまくはまりませんのでご注意ください。
やっと完成。ベゼルも変えたので新品にしか見えないです。5600系のメタルバンドのものは文字盤が反転してるものしかないので普通に見えますが見る人が見れば特注品ってわかる。
作業時間は10分くらいかかったかな。ただしすべてはバネ棒のつけ外しの技術次第。初めてだったら余裕で2時間くらいやってるでしょうねw
さきほども書きましたがメタルバンドはバネ棒取り付け部分がウレタンより硬いので難易度が高め。ウレタンバンドのバネ棒ならささっと取り外せるくらいのスキルがないと苦労するはず。無理と思えば取り付けてもらうのもありかと。金光堂さんでは工賃525〜1050円でやってくれるそうです。詳しくはHPをよく見たり問い合わせてください。
こんな風にやろうと思えばメタルバンドへの交換はできると。ただし先ほど書いたようにコスパは悪いです。今回かかった費用はバンド7980円+ベゼル2300円+バネ棒420円+送料210円=10910円。現行の5600系のメタルバンドモデルのGW-M5610BC-1JF がamazonで17600円。ただしこういうこと考えてる人はコスパは度外視なわけで。愛着あるものを新しい気持ちで使いたいっていうならこういうことはありかと。実際メタルバンドに交換したあと無駄につけてる俺w そんなことでやってみるならがんばってやってみてください。
ちなみにバンドやベゼルはずっと買えるわけではないです。入手できなくなるときもありますのでそういう時はそういうものと我慢してください。
さて取り付けは終えたがバンドが長くてうまく腕にフィットしない。てことで次はメタルバンドの長さ調整へ。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1544121.html
2013/2