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購入価格約1300円(送料込み)
ストレートっていう安い工具うってるところのグリスガン。というかグリースが正しいのかね。まぁどっちでもいいが。
グリースガンいわれるとミリオタはM3サブマシンガン思い浮かべるかもですがそうじゃなくグリス詰めて使うものです。そんなことでいってみます。

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バイクだったりをいじりだすと必要になるのがグリス。動く部分にはだいたいつけなくちゃいけないのよな。でグリスはいろいろ売ってますが値段は安くはない。とグリスいわれるとホームセンターには必ずあるといっていいこの蛇腹のもの思い出す人もいるでしょう。
これはけっこうお安い。このAZのリチウムグリースで400g約200円。グリスについての説明はめんどくさいので今はしませんが、このリチウムグリスがいわゆるの万能グリスだったりマルチパーパスオイルといわれるものです。
成分的に問題は無いので、安いし入手もしやすいのでこれを使いたいところだが、問題はこの容器。ちょっとだけだしたりってのはすごいめんどくさい。で絶対手が汚れちゃう。なので一般用途だとあまり使われないのよね。
とこの400g蛇腹用のグリスガンはあるんですが、あれは注入用なのもありますし、それよりもでかくてそして高いのでなんか違うなと。

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で見つけたのがこのグリスガン。値段は安いってわけでもないが小さいのがいいですし、専用のグリスガンがほとんどだがこれはどんなグリスでも使えるってのがよくて購入。

サイズ カップ部:38×100(φmm) ポンプ/ノズル:長さ120mm カップ容量70cc ノズル径0.5mm 重量260g 仕上げクロームメッキ

手のひらサイズのものです。素材は鉄なのかな?見た目よりはちょっとずっしりとした感じがあります。作りは悪くはないです。

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上のポンプ部分。難しい構造はしておらずただ単につめたもの出すってだけ。まぁ壊れることはまずないでしょう。

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カップ部分、グリス入れるところね。まぁただの筒です。で底の板は動く形状。底にはこんな穴も。底板は動くがパッキンがあるわけじゃないので暑いと溶けたグリスが出るとかでないとか。

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何はともあれ使ってみましょう。というかこれの説明書は全部英語。まぁ適当にやっても使えるのですが、一応簡単に使い方を。
まずカップ部分にグリスを詰めます。蛇腹からグリスをカップ部分にだしてある程度入れたらカップの底をトントンとたたいてグリスを下に落としスキマを埋める。これを何回かやって詰められるだけ詰めましょう。

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でポンプ部分をつけて締める。この時注意するのが締めすぎないでかるく締めるってこと。あとの工程で空気を逃がす必要があるので空気の逃げ道作ってあげるってこと。

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蓋しめたらそこの穴からドライバーでもなんでもいいので、そこの板を押し上げる。こういうことをするのでふたをきっちり閉めないてこと。ギューっとやってください。これ以上無理となったらやめましょう。

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そして蓋をきっちり締めてポンプ部分をポンピング。写真見たいに親指で適当に数回押してください。とこの時注意するのがあんまり思いっきり連続で押さないように。そしてガンの先は、なにか汚れてもいいものに向けましょう。
でグリスが出てきたら終了。思いっきりやらないでっていうのは押した勢いのままグリスが出ちゃうから。ピューっと水鉄砲みたいに最初でたのでびっくりしちゃったんでね。ゆっくりと押してくださいな。そしてグリスでちゃうのでその対処はしましょう。

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グリスはこんな感じででます。想像以上に細かったですね。1mm程度の糸状となってたがそれ以下に感じます。表現としてちょっと汚いというかあれですが、糸ミミズと同じくらいです。底は最初だけ押せばあとはポンプを押しただけでますので楽々。

さてレビュー。この手のペースト状のグリスを使うなら便利この上ないもの。手がよごれるからとかめんどくさいからとかでグリスを使うのを嫌がる人は多いかもですがこれならそういうことは無し。量もかなり少量で使えるのでいいのよな。
こういう感じならば車両整備以外でも家のサッシだったりそういうところにも使いやすいかと。

ちょっとと思うところは説明書が英語なのと、オプションでいいので長いノズルがあればなぁと。あとはもしこれ以外のグリスにするとして詰め替えるのはめんどくさいだろうなと。価格が価格なんでもう一本買えって話ではありますがね。

まぁグリス使うなら買ったら便利とかならず思える一品。安くはないがこれによって安い蛇腹グリスが使えるので長い目でみればお得とは言えるのかなぁと。そんなことで余裕があるならどうぞ。
2013/11