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フロントやったので今度はリア編。一応書きますがカブ110(JA10)です。他の型もだいたいにたような感じになってます。
フロントと同じくこれも下準備を。まずセンタースタンドの下に数センチの板キレをはさんでスタンドの高さアップ。JA07型だとアクスルシャフト抜くためにスタンドの高さアップしたほうがいいみたいですがJA10型だとそれの意味は無し。JA10ならやらないでもいいんですがホイール外すとき楽なんであげられるならあげましょう。
でフロントホイールをブロックで挟んで棒ぶっさして固定。意味あるかわからないが一応固定したほうがいいかなぁみたいな。このくらいじゃ固定とは言えないですがね。やれるのならこんなことしたほうが楽だったり安心できたりします。いいものがないならやらなくても大丈夫だと思う。

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必 要工具を。レンチは19 14 12 10が必要。10以外はメガネレンチ推奨。そしてそれなりの精度のもの推奨。ナットが硬いところ二個ほどあるんでメガネじゃないと本当きつい。あとはコッタピン抜き用のラジオペンチ。ここまでは必ず必要なもの。あとはマイナスドライバーに、グリスに新品コッタピン。まぁこんな感じです。あとはブレーキクリーナーや各種そういう汚れ落とすケミカルもあったほうが実際はいいです。

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さて始めますか。サービスマニュアルだとはじめにチェーンケース外せとなってるんですが、今回はチェーンを外さないほうほうでやってますのでその必要は無し。外したほうが作業はしやすいが手間は増えます。チェーンをついでに交換するとかでなければ外さない方法のほうが楽だとは思いますが。個人的にはチェーン外すといろいろ汚くなるんで嫌なんですよね。

それはいいとしてっちゃっちゃと外していきましょう。まずはブレーキロッドを外します。指でさしてるアジャストナットを指で回せば外れます。

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がちょっと回しづらいのよね。回しづらい場合は指でさしてるブレーキアームをぐっと押し込みながら回してください。

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アジャストナットが外れたら次はジョイントピンを外します。とこれがなかなか抜けないのよな。あっれ〜?と思ったらブレーキレバー動かせばいいのかと。これはリアブレーキなんでフットレバーを動かしてやるとブレーキロッドがぐっと縮んでジョイントピンが簡単に外せます。けっこうブレーキ遠い感じになりますがなんとかできるはずです。

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さて次、ブレーキロッドの下にある黒い棒のトルクリンクといわれるもののナットを外していきます。見えるところでは唯一コッタピンがついてる部分。この針金みたいなのでクルンとなってるのはコッタピンや割りピンなんて言われます。

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マフラー外さないとかなり見づらく作業しずらい場所ですががんばって。と写真撮るのもきついですがね。

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まずコッタピンを外します。指でもラジオペンチでもいいので曲がってるのをだいたいまっすぐにしてラジオペンチで引き抜きます。一応これは再利用不可。あとあとまた書きますが高いものじゃなく入手も容易なんでどうしてもっていうことが無ければ再利用はしないほうがいい。ブレーキパネル固定してるものなんでこれがなくなってネジがゆるめば最悪ブレーキが効かないなんてことに。命にかかわる部品はケチらないほうがいい。

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さてナット外します。12のメガネがいいですね。しっかしひどいメガネ。100円ショップのに買い換えよ。とここはアクスルナットほどじゃないがけっこうな硬さで締められてます。かなーりギリギリで緩められました。反時計まわりで緩めるわけですがそうすると前のほうに力がかかり、センタースタンドが倒れそうになる場合があります。そうならないように気をつけてください。
もしかすると緩められない場合もあるかもなんでパイプ延長や、電動工具の使用も考えておいたほうがいいかもです。

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やっと外れました。でワッシャとナットが。と実は部品が二つほど足りないw 本当はシートラバーというゴムのワッシャとブレーキストッパボルトというボルトも取れます。ボルトはブレーキパネルのほうについてるので忘れず取りましょう。ゴムのワッシャーは黒くてトルクリンクと色が一緒でちょいとわかりづらいですが、ありますので忘れず保管しましょう。ちなみにここからホイール取り付けてトルクリンクのネジを一回締めるまでシートラバーがあることに気づきませんでした。なんのためにマニュアルみてるのだろうか俺は。

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次はチェーンアジャスターのナットを緩めます。2個ナットがついたダブルナットになってます。まず上のナットを10のレンチで外しましょう。ちょっと緩めれば指であとは回せるはず。

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2段目のナットは上のナットが緩めば手で回せます。というかこの写真の状態でよかったのよね。なぜか俺は律儀にナット外したのよな・・・。見てわかるとおりこれくらいまで緩めればチェーンアジャスターを外すのに問題は無いのでこんくらいまでナット緩めればOK。

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さて硬い硬いアクスルナットの登場。マフラー側のナットは19のレンチ。逆側は14のレンチを使用します。
ここもフロント同様手だけではまわらずレンチにパイプ延長して回しました。ここはマフラーが邪魔なんで電動工具が入らないのよな。工具使いたいってときはマフラー外すしかないないのかな?。逆側を回せばいけるかはよくわからんです。まぁがんばってください。

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ふー外れた。それなりに緩んだらマフラーが邪魔で回しづらいのでマフラー側を抑えにして逆側回したほうが楽です。

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チェーンアジャスターも外してしまいましょう。

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さてリアホイールを外します。マニュアル通りならドリブンフランジとスプロケットごと外すのですが写真のようにチェーンを外さないでホイール取ることも可能。

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アクスルシャフトを一気に全部抜かないでフランジ部分のところで抜くのはやめ、そうなったらリアホイールをグイグイと横にずらすとこのようにスプロケ残しで外せます。
コツとしては右手でホイールを支え、左でシャフトを抜きホイールからシャフト抜けたなぁってのを感じてシャフト抜きをやめるってことかしら。
なんか難しそうですがそうでもないです。慎重にやればだれでもできる。なんかだめだ〜って思ったら素直にチェーンケース外してスプロケごと外しましょう。

でリアホイールがけっこう抜きづらいです。うまいこと左ナナメ後ろがわに引き抜いてください。けっこうギリギリですが抜けますのでがんばって。と写真撮り忘れましたが銀色の円柱のようなサイドカラーってものが落ちますのでそれをなくさないようにしましょうねってあんなでかいのなくさんがな。

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おっしゃータイヤ交換完了。ってタイヤ交換についてはフロント同様別記事で書いてますのでそちらをどうぞ。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1590484.html
ホイールの中に黒い三角の見えますがこれはダンパーラバーといわれるもの。これがフランジのでっぱりにくっつくようになっててシフトショックを軽減しているらしいです。一応消耗品ではあるんでホイル外したらチェックはしておきましょう。

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さてリヤホイール取り付けます。まずアクスルシャフトにグリスを塗る。万能グリスか俺みたいにリチウムグリスでいいです。

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で組み込み。さらっとやってますが、リアホイール取り付けではここが一番の難所。まずフランジの突起とダンパーラバーのあるところの溝を合わせてはめ込む。はまったらシャフトを押し込みブレーキパネルまで通す。でサイドカラーをつけ、それに通しアームまで通して終了。
簡単そうですが右手でホイールもって左手でシャフト押し込みって感じになるんでけっこう体勢がつらいしカラーがうまく入らない場合が。ホイールが片手だと重いというならタイヤの下に何か台のようなもの挟んでタイヤささえるといいかもね。
まぁタイヤ交換できたような人なら大丈夫だと思いますが。

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でチェーンジャスターをつけてアクスルナットを仮止め。アジャスターは左側、チェーン側のほう触ってないのでそれと同じ位置に調整しましょう。アームに溝があるんでそれを目安に合わせるって方法ね。
でアジャスターの2段ナットの一段目を締めて2段目も締めて終了。あとでチェーン調整はするのでここは仮止めでやめておきましょう。

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でトルクリンクをブレーキストッパボルト、シートラバー、ワッシャ、ナットとつけて締めこんで新品のコッタピンを付ける。と写真が何かおかしいことに気づいた人は優秀。

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はい、シートラバー付け忘れです。というかトルクリンクのナット締めててなんかしっかり締まらないなぁと思ってて、どうして?と下のほうみたらこんなものが落ちててあ〜これないからかと。そういうこと無いようにしっかり部品は確認しましょう。ちなみにトルクリンク→シートラバ−→ワッシャ→ナットの順番です。

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さてコッタピンこと割ピンのお話をちょっと。新品に変えろってどこで調達?ということですがこういうものもれっきとしたバイクのパーツなんでバイク屋さんで注文ってことになります。一応一本25円で買えるみたいよ。
とバイク屋さんに注文するのもめんどくさいのでホームセンターで割りピン購入。カブ110のトルクリンクの割ピンのサイズは太さ2x長さ15(mm)。そのサイズがあればよかったのですが無しなんで太さだけ合わせて長さは20mmの買ってきました。6本入りで150円くらいだったはず。長くていいの?ってことですが曲げるだけなんでね長くても別に。長くてダメなところなら切ってしまえばいいので。
一番いいのはバイク屋さんで純正の注文。定期的にタイヤ交換するのならばそれなりの本数注文するといいんじゃないでしょうかね。こんな風にだいたいのホームセンターで長さはちがえどちょうどいい太さの割ピンの入手は容易。そういうことなんでできれば外したら新品にしてしまいましょう。

とこのコッタピンのこと調べるとRピンやベータピンといわれるものに交換するってのを見ると思います。割ピンと同じナットの抜け防止のものでベータピンだと折り曲げたりしないので再利用が可能なので付け替えるって人が多い。が個人的にはベータピンへの変更はおすすめはしません。割ピンは抜けることはまずないですがベータピンは抜ける可能性はあります。ベータピンでいいならホンダもベータピンにしていたはずです。でも割ピン。そういうものは変えないほうがいいと俺は思います。高くて入手困難なものならそういう変更もいいがそうではないので。ベータにしちゃだめってことじゃないが部品変更するならリスクは背負いましょう。

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さて戻りまして、チェーンジャスターのナットを締めます。とチェーン側いじってないので遊び量変わってないはずですが一応チェーンの遊び量のチェックはしましょう。遊び量の測り方は別で書いてるのでそちらをどうぞ。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1571909.html

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遊び量が規定値ならば2段ナットの上のほうをキッチリと締めましょう。アジャスターの位置が左右で同じであればタイヤはほぼまっすぐなんですが、タイヤ回転させてまっすぐかどうかは一応目でみて確認しておきましょう。
チェーンを調整するならアジャスターの下のナットを締めて調整。これも片方変えたらもう片方も変えましょう。

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調整が終わったらアクスルナットを本締め。規定トルクは59N・m(6.0kgf・m)。つーかよくあるトルクレンチだとマフラーじゃまで使えないのよね。ホイールをちょいとあげるか下げるかでトルクレンチ入るようにやるしかないのかな。まぁ持ってないので適当締めっす。フロントのところでも書いたが緩める前にきつかったからといってレンチに乗ったり踏んだり蹴っ飛ばしたりできつく締めるってことはやめましょう。トルクレンチないなら手で締められる限界くらいでやめて数日後チェックで増し締めみたいなことしてください。

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そしてブレーキロッドにジョイントピンをつけます。外したときと同様にフットブレーキ動かしてロッドを短くしてから入れてください。で入ったらアジャストナットを手で締める。ここからはリアブレーキの調整になるのでフットブレーキ動かしながらどこまで締めこむか決めてください。一応フットブレーキのベダルの遊び量の規定は20〜30mm。だいたいでやって走って微調整ってのがいいと思いますよ。

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てことで終了。長々書いてるのでなんか難しそうですがホイールのつけ外し自体は簡単です。簡単ですが問題はナットが硬いこと。そこさえクリアすればだれでもできるかと。リアのホイールが外せるとかなりいろいろなことが自分でできるようになるので、自分で整備頑張りたいって人はがんばってやってみてください。そして俺のやりかたは自己流。マネする方は自己責任でお願いいたします。
フロントホイールの外し方はこちらへ http://momomhf.doorblog.jp/archives/1590501.html
2013/11