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買って一ヶ月くらいのモンベルのサンダーパスのパンツ。写真でちょっとわかりづらいがふとももあたりに穴あいてるの発見。たしかなんかの作業中にひっかけたかなんかで空いちまったみたい。このくらいの穴どうでもいいだろと思ってバイク乗るときに履いたら寒い寒い。場所が悪く風がガンガン入ってくる。とこのままだと雨も入るなと。じゃーいつもどおり直すかと。いつものように縫ってと思ったが縫うだけじゃ絶対風も雨も完璧に防いでくれないよなぁってことに気づく。じゃーどうするのかと。そういうお話。

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何かしら補修のものはあるんだろうなといつものように検索すると出てきたのがこのモンベルのリペアシート。詳細は別記事のほうをお読みください。
http://momomhf.doorblog.jp/archives/1600127.html
服の穴埋めだとよくあるアイロンパッチってもの。でレインウェア用で水や風でも問題ないゴアテックスのもの。他にもいろいろあったんですがこれにしたのは、一応モンベル製のウエアですからこれでいいかなってのと無理して他に行く理由もなく。

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さて直しましょう。で穴のアップ。まっすぐじゃなく波うってますな。何できったんだろう本当。基本的にはきれいにまっすぐ切れてたほうが直しやすい。

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といきなり作業はすすみ、穴を縫いました。最初は縫わない予定だったんですが耐久性重視で縫いました。とこの縫い方は悪い例。こういう風にシワにならないように切れた部分をくっつけるだけって感じで縫うと仕上がりはよくなります。というかそういう予定で縫ってたのだが切り口がまっすぐじゃないとけっこう難しい。あ〜だめだなとは思ったがやり直して針穴増やすのもどうなのかとおもってやめました。今となってはやり直せばよかったと後悔。
それはいいとして塗ったらそれを覆うようにリペアシートをカット。基本的には縫ったところより一回りか二回り以上大きくカット。ギリギリでは穴が大きくなってまた穴空いてしまう場合があるので。大きすぎるのもどうなかとは思うがそれなりにはしましょう。

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でアイロンの中温、160度でやるわけですが、自分のアイロンの中温って160度なの?って疑問思う人もいるかもですが低温は80〜110度 中温140〜160度 高温180〜210度になるようになってます。ので中って設定にすれば問題はなし。温度が細かく決められるものなら160度にしましょう。

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とレインウェアなんてアイロンかけていいのかよって思うかもだがゴアなどの防水透湿性素材はほぼ大丈夫。心配なかたは洗濯表示を見ましょう。で低であってもアイロンかけられるものなら大丈夫。と注意書き書いてありますがジッパーはやめてってことも多いのでそういうところは避けるようにしましょうね。

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さてやりましょう。てことでアイロンとアイロン台と当て布を用意。当て布いるの?ということですが、けっこう長めにかけることになり素材がテカってしまう場合があるし、ノリがはみ出てへんなことになる場合もあるのであることが望ましい。無くてもできるっちゃできますよ。おすすめしませんが。
当て布は綿の薄いものならなんでもOK。ハンカチ使うのが一般的ですよね。となぜか俺はスーツのきれっぱし。近くにあったのでこれでいいかみたいな。最悪なんにもないならTシャツとかでもいいっちゃいい。そこらへんは自己責任で。
なんでもはさすがにってときは当て布専用のものも売ってますし、100円ショップで手ぬぐいみたいなものでも買ってください。

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当て布の上からアイロンをかけますか。ここで注意点はリペアシートがずれないように最初は真上からアイロンを乗せるような感じがいいかと。あとはけっこう長めに、けっこう強めに上から押し付けましょう。個人的な経験では、自分が思った以上に長めに強く押し付けたほうが成功率は高い。これでもかこれでもかくらいやってしまってください。
ちなみにこのリペアシートは20秒押し付けるとなってます。20秒でけっこう長いのよね。でレインウェアが溶けたり焦げたりしないかと心配になるんですが20秒くらいで当て布してとなるとそうそうそういうことにはなりません。心配なかたはちょこちょこと当て布めくって確認したりしてください。
どっちにしろこういう経験があまりない人は自分で過剰と思うくらいやるのが成功のポイントです。

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てことでできました。かなりぴったりと一体化したくらいになってれば完成してます。リペアシートがまだなんか厚みがあると思ったらアイロンが足りないのでもっとやりましょう。

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表はこんな。縫いかた失敗してるのでこんなことに・・・。縫い方荒いとこういう風にシワがよってしまうことになるので丁寧にやりましょう。縫うの苦手というなら縫わないでリペアシートを貼り、切れ目の上からシーラーのようなボンドを塗るって手もあります。いろいろと自分にあう方法考えてみてください。
見た目どうでもいいっていうならこれでなんの問題もなし。

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こういう風におったりなんだりでちゃんと接着されれてるか確認はしましょうね。まぁこんな感じです。ただ穴埋めるだけならアイロンが使える人なら簡単。ただし完全にキレイにというとけっこう難しいというか切れ方によりますね。なんでもそうですが切り口がキレイならキレイに直せるがそうじゃないとけっこう大変ってことで。
アイロンさえあれば手軽に直せるのでおすすめ。いくらゴアテックスでも穴が開いてたら何の意味もないといっていい。機能性重視で使ってる人は補修はしましょうね。ちなみに補修しないとどんどん穴って広がりますのでお早目に。
2014/1