スタジオセッション-894
販売価格2988円
※このレビューはThruNite様より商品の提供を受けて書いています。
てことでスルーナイト様からうちのLED懐中電灯のレビューも書いてみない?とメールがあったので喜んで引き受けてのレビュー。商品を提供してもらいましたがなんの贔屓もしてませんよ。ウソつくと文章であってもバレるので無理。
スルーナイトってメーカー知らんなって人も多いと思いますがLED懐中電灯好きなら知ってるメーカーみたいよ。中国のメーカーだと思われおもに海外向けに商品展開しているみたいです。
まずはSaber 1A 2014というものから。

スタジオセッション-895
パッケージはかなりおしゃれなアルミのもの。パッケージの作りが海外のものよなぁと感じちゃいます。
中身はこんな。ライト部分が一つで電池別でボディが二つ入ってるというもの。右上のは予備のOリング。ゴム系は劣化するんでOリングの予備があるのは本当ありがたい。と電池は付属してないので自分で用意しましょう。

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ボディが二つってことで、CR123A用の1Cボディと単三用の1Aボディが付属。単三ボディにはアルカリは当たり前ですがエネループも問題なく使えます。
CR123A?と思う人もいるかもだが昔はデジカメなど電気消費が激しい製品によくつかわれてたリチウム電池。単三より小さいですが基本的には単三より高出力、大容量ってことに。電気店にいけばこのパナソニックのものが簡単に手に入りますがこれ一本で約600円。多く使うというなら通販で買うほうが安い。

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電池はこのようにライト部分のほうがプラスになるように入れます。説明書が英語でケースにもどっちがプラスかマイナスかもわかりづらいので一応書いておきます。

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まず1A、単三ボディのほうから。右に比較用に置いたのはもう3年も使ってる愛用のジェントスパトリオ6。同じ単三モデルってことで置いてみました。
1Aで81x17(mm)というサイズ。重さ17g(電池なし)。パトリオ6が大きいわけでもないんですがそれよりもかなり小さく軽い。といって小さすぎるってわけでもなくもったりくわえたりでちょうどいいですね。

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次は1Cボディに。長さが65mmになりました。ここまでくるとかなり小さいって感じにはなりますな。もって照らすならいいがもって歩くとなると小さすぎる。もつというよりつまむって感じの持ちかたに。くわえるにはいいですけどね。けどここまで小さいなら収納場所にはまずこまらない。俺の場合は小さすぎて無くしますがw

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LEDは1チップタイプでCree XP-G2 というものだそうで寿命が50.000時間だそうな。まぁ5万時間使う前に違うものが壊れると思いますが、逆にいえばLED自体は壊れないよってもとれます。

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裏。ボタンとかはなく穴があるだけ。キーホルダーなりストラップなり必要なら自分で購入してくっつけてね。

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中はこんなです。さっきいったみたいにどっちがプラスかマイナスかってのはわかりづらいです。ライト部のほうの接点がかなり凹んでるのでわからない場合へっこんでるほうがプラスかと思ってれば大丈夫かと。

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スイッチは?てことですがヘッドを締めたり緩めたりでのオンオフ。ヘッド緩めると電池出ちゃうじゃんと思うかもだがかなり深めになってるのでオンオフするくらいでは電池は出ません。
基本操作は締めるとオンで緩めるとオフ。でHigh firefly Lowと3つの点灯モードが選べるのですが2秒くらいの間に締める緩めるを繰り返すことによりモードは変更に。点灯モードはメモリー機能があり3秒くらい間あけて締めたり緩めたりすれば同じモードで再点灯ということに。
何いってるかわかんねーって感じですが、使えばわかるので大丈夫w とひどい投げっぱなし。

画像1
選べるモードは三つ。High(169ルーメン1.5時間)Low(9ルーメン39時間)Firefly(0.9ルーメン147時間)
書いてある時間は電池の持続時間。ハイとローはいいとしてファイヤーフライってなんだ?と。てかついてるのかよそれってことよな。ファイヤーフライ=ホタルってことで本当にかすかに点灯します。蛍光灯の下でいじってるとあれ?点灯してないなと勘違いするほど。スルーナイトの懐中電灯にはおなじみのモードみたいです。まぁ普通じゃ使うことはなさそう。テントで寝るときとかいいのかなぁ。

2
さて大事な明るさについて。SaberはHighモードでCR123Aと単3エネループの二つをテスト。で比較として単三エネループのパトリオ6を。2mくらい離れたものを照らしてみました。
単三使用のSaberで169ルーメン。CR123A使用だとどうなのかよくわからず。でパトリオ6は26ルーメン。
600ルーメンのものと一緒にテストしてたのであんまり明るくない?と思っちゃったが写真撮ったらすごい明るいことに気づく。パトリオをいじめてるみたいになってるが一般的な単三使用のLED懐中電灯とこのくらいの明るさの差があるってことです。パトリオが暗いというわけでなく普通にそこらへん照らすなら十分な明るさ。写真はスルーナイトのほうに合わせてるのでこんなことに。
で個人的に気になってたCR123Aと単三での違い。CR123Aのほうが明るいはずで写真でも明るくはうつってますがブラインドテストしたらどっちがどっちかはたしかわからない程度の差です。
色が違って写ってますが電池によってLEDの色が変わるわけじゃなく、明るさが違っていてホワイトバランスが狂っただけです。

画像2
今度は歩くときみたいな感じで腰あたりにライトかまえて3m先くらいを照らしてみました。さきほども書いたがパトリオも必要十分な明るさはあるのよw スルーナイトのほうは明るさ、照射範囲とも満足。これで暗いって思う人はまずいない。

さてまとめますか。単三使用の小型LED懐中電灯としてはかなりいいんじゃないでしょうか。同じ単三使用なんだからパトリオとそんなに明るさに差でないだろなんておもったらすごい差でした。169ルーメンもいらないっちゃいらないんですが明るくできるならそれに越したことは無い。明るすぎると思えばLOWモードありますしね。けどハイモードだと1.5時間しか持たないってことが気になる人もいるかもだが連続1時間以上使用することなんてそんなにないわけで。それにエネループであれば何回も充電できますし問題はないかと。CR123A使用のほうは電池の値段てのがネックになりますがこの小ささでこの明るさってのはいいかなと。いらないっちゃいらないかもだがあって損はないんじゃないかね。

ちょっとと思うところは電池の入れ方がわかりづらいのと説明書が英語ってところか。電池の入れ方は慣れでなんとかなるし、ただの懐中電灯なんで難しい使い方はないし説明書はガマンするしかないか。あとはホタルモードか。ぶっちゃげいらないがあっても別にだしネタにはなるからいいのかな。

そんなことで単3x1でこの明るさがでるのはあんまりない。小型で明るいものをというならいい懐中電灯じゃないかなと。値段がそれなりにしますがこの明るさならすごい高いってわけじゃないので問題は無いかと。
あとこの手の海外懐中電灯は初期不良があったりとか偽物が〜ってこともあるんですが、アマゾン発送の製品なんで返品などもアマゾン仕様で手間いらず。海外製の懐中電灯ほしいけど手間がなぁて人にここらへんもいいポイントになるかと。
2014/1
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