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そんなことでバイクでの雪道の走り方書きましょうかね。まず最初に言っておきたいのがどんなバイクでもどんな装備だろうと雪道や凍結路を走るのはおすすめしません。こんな風に走ればバイクで雪道も楽しいよなんてことを伝えたいと思ってこれを書いてないってことはご理解ください。
でバイクはカブ110(JA10)でタイヤはスタッドレスタイヤっぽいスノータイヤ。ほぼどのバイクというか自転車も含めのすべての2輪に当てはまるように書いてますが、このバイクとタイヤでの経験を書いてます。スパイクタイヤだとちょっと違うことにはなるが基本は同じってことで。
と今も書いたが自分の経験を書いてるのみで、これが絶対正しいってことは無いです。そういうことは頭においてこれを読んでほしいなと。あとクソ長い記事になってます。長いの嫌な人はここでやめましょう。

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バイクの装備や服装については違う記事に書きたいと思いますが、雪道走行といえばタイヤが問題に。いろいろとブログなど見るとノーマルタイヤでいろいろな車種で積雪が残ってたり一部凍結してるようなところ走ってるのを見ますが、スノータイヤやスパイクタイヤ、チェーンなどの滑り止め対策をしないで雪道、凍結路は絶対に走らないでください
言い換えればスノータイヤやチェーンなど販売してる製品に自分のバイクに合うものが無ければ最初から諦めてください。
気温がそれなりに温かく(プラス数度)、数センチの積雪ならばノーマルタイヤで問題なく走ってしまいますし、うるせーよ自己責任で走ってんだからいいだろ、スノータイヤなんて知るか!って人もいるでしょう。
実際自分にそれを止めることはできませんし言い返せもしませんが、雪道や凍結路を滑り止め処置をしないで走ることは違反になるんですよ
http://news.nicovideo.jp/watch/nw870059
厳密には自転車などでのイヤホンをつけちゃだめってのと同じで各都道府県の道路交通法施行細則に違反てことに。
ということで各都道府県によって細かく違うが沖縄以外ではほぼ違反扱いになります。ただしここらへんでもノーマルで走ってる人はたまにいますが捕まってるの見たり聞いたりしたことは無し。
しかし先ほどリンクだしたソースにもあるように事故起こしたときには圧倒的不利になります。不利も何も雪国住んでる人から見れば、ノーマルタイヤで雪道走るなんて事故願望があるようにしか見えないし、近くは走りたくない、というか近づくな。

ちなみにノーマルタイヤで雪道や凍結路走るとどうなるのってことですが、止まれないとか以前に前に進みません。進んだとしてもいきなりバイクが真横向いたり、もっとすごいとトリプルアクセルばりに回転します。ゆっくり走ればというかもだが時速10キロくらいでこんなことになります。
押して歩けばなんとかなるなんてこともなく、凍結路ならば何もなくても歩くのも大変でそこでバイク押してなんてすごいことになるのは想像できるかと。積雪した道だと雪が抵抗になったり、タイヤ回りに雪がつまりタイヤが回らなくなったりで最終的にバイクを引きずって歩く状態に。雪や氷の上だと引きずって歩けるが、数十mひきづってあるくとすごい絶望感に襲われる。というより○ブサップみたいな人じゃないかぎり100mも引きづれない。

長々書いてしまいましたがノーマルタイヤであるなら最初から雪道乗るのはあきらめてください。ただそれだけです。

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タイヤはスパイクやスタッドレスにしたところで適当に運転すれば転びます。どうすると転ぶのか、転ばないのか。
簡単に言えば、車体がナナメになり、タイヤがナナメになり接地面が少なくなり、摩擦力の少ない雪道では耐えられず転ぶ。逆に車体が地面と常に垂直であるならば転ぶことは無い。勘違いしないでほしいのが滑らないとは言ってないです。滑ったとしても地面と垂直であるならばずっと転ばず滑れます。実際は地面のギャップや傾斜でずっと垂直は無理ですし、人間がその状態に耐えられなくなりバランス崩して転びますが。

雪道や凍結路を運転するにあたってまず大事になるのがバイクを傾けないてこと。けどバイクは傾けて運転するものなわけで。そんなことでバイクでは基本の車体を傾けてセルフステアを使っての曲がるということはまずできない。曲がるときは速度を落としハンドルを切って曲がる。ここが一番の普通との運転の違い。

あとは雪道での車の運転と同じ。急発進、急加速、急停車など急のつく運転はしない。速度は控えめに。車間距離はできるだけ長く。そんな感じです。
と車と同じと書いたが違うことが一つ。安定性が車より格段に無いてこと。車だとなんでもないところもバイクだとまっすぐ走るのもやっとてことも多い。ここらへんは車での雪道の運転になれてると戸惑うところ。そういうことなんで車の流れに乗るってのはつらいことも多いので、無理に車の流れに乗ろうとしないでマイペースでというのも大事なところ。

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大事なこと忘れてましたわ。ブレーキの掛け方ってのもちょっとコツが。バイクというか自転車も含め2輪は前タイヤが滑ると立て直しがほぼ不可能になり転倒します。てことで雪道などではリアブレーキをまずかけるか、リアブレーキだけというブレーキ操作すると転倒しづらくなる。
リアも滑ったら危ないだろってことですが、バイクに乗っていれば経験ある人も多いでしょうがリアだけ滑るってのは対応しやすい。フロントを使わないてわけじゃないですがまずはリアで減速。そういう操作を心掛けましょう。
勘違いしないでほしいのがリアブレーキロックさせるのは安全とは言ってません。それなりにスピード出してのリアロックは蛇行したりするんで制御するのは難しくなります。もしロックしてもってことでロックはさせないに越したことは無し。

あとは発進について。車だと2速発進はよく使われますがバイクでも2速での発進は楽にはなるがそこまで気にしなくてもOK。足で蹴りだせるので1速のままでも問題なかったりというかちょっと雪が残ってるとパワー必要になることもあるんで1速のほうがいいこともあるんですよね。ここらへんはケースバイケース。

と写真がブレーキ撮ったはずがシフトだった。それはいいとしてこの足のレバーの踏むところが凍ったり雪がついたりで滑るのも困りものだったりします。ここの対策を考えないと。

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ここからは路面状況別の話を。ただ雪道、凍結路といっても気温、雪質、雪の下の路面などで何種類もある。車でもそれを気にしないとけませんがバイクだともっと気にしないといけない。さきほど書いたように安定性が車より格段に無いので。全部の種類というのはかけませんがこういう感じってのを大まかに。

まずは新雪や、誰も走ってない積雪してるところ。雪道言われるとこんな感じの道を思い浮かべるかたは多いかと。歩いても滑りませんし車でもけっこうガンガンいけたりしちゃうので走りやすそうですがバイクには一番不向きとも言える状況。
タイヤがノーマルだスパイクだなんて関係なく車体が浮いてしまい後輪が激しく回転するだけという状況になってしまうのよね。
新雪などタイヤが埋まる状況で走るのに大事なのは車重。重ければ重いほど踏み固められて走りやすくなる。バイクの車重、せいぜい100〜200kgではそれが不十分になり雪の表面をタイヤが撫でるだけってことに。
そしてパワー不足というのも問題に。新雪走りはじめはけっこう快調なんですが少し走ると雪が車体に貯まりはじめ、それを押しのけられず乗り上げスタック。何十センチも積もってるところだからと思われそうですが20センチも積雪してるともうだめです。
写真くらいの積雪問題なさそうですが、写真の奥のほうでこれよりすこし深くなったところで前にすすめなくなりました。

積雪路でのもう一つの問題が雪の下の路面の起伏がわからないこと。雪が積もってると見た目平らに見えるが下はボコボコや凍結ってことも多い。写真のところは実際はあぜ道のような石がボコボコしたところ。こういうところでそれなりのスピードを出すといきなりバイクが飛んですごいことになったりします。凍結もわからずいきなりすべって転んだりも。何がいいたかというと新雪はこわいよってことです。

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新雪とは違うが気温が高めで積もった雪が溶けたような感じのもの。ザブザブだったりぐちゃぐちゃだったりそんな表現する道路状態かな。
これも凍結はしてないので走りやすそうに見えるがかなりつらいです。タイヤはグリップするし止まるは止まるんですがバイクがひどく暴れる。そして車が通ったあとだけ硬くてそこに乗りあげるとぶっ飛ぶしバランス崩すことに。そのふらつく車体を抑えバランスを常にとるために二の腕がすごく疲れ、他も疲れ体がバキバキに。そして車だとけっこう飛ばせる状態なんで道路ではすごい怖い思いをすることに。雪がボタボタと降ってきてみるみる積雪するような状況だとこのような道路状況になりやすい。こういうときは無理はしないほうがいいです。

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圧雪路で除雪車が一回通ったようなもの。これはけっこう乗りやすくかなり快適。といっても雪道の中ではね。こういう道路ばかりだと楽しいんですが。ただしこういう道にも落とし穴が。この手の道路状況は場所によっていきなりすごく凍結してることがある。そこらへんを見極めないとだめってことですね。逆にゆるいところは上で書いたザブザブ路面になるんでてんやわんやに。乗りやすい状況ですが油断しちゃだめよと。

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そして一番怖い凍結路というかブラックアイスバーンというかミラーバーンというか、まぁスケートリンク状態の道路。氷の厚みや気温、傾斜なんかでだいぶかわってくるが、共通していえることはバイクは傾けば転ぶしブレーキかけてロックしてしまえば転ぶ。スタートでタイヤが空転すれば横を向き、最悪回転して転ぶ。転ばなくてもただ走ってるだけでずっと平均台の上みたいな空飛んでるような感覚になります。この状態ならばスピードは出さない。スタッドレスなら40キロ以上はダメと思ったほうがいい。止まるときもブレーキでとまろうと思わず減速していって自然に止まるような感じに。曲がるときはゆっくりと車体をたてたままでハンドルで。
とここまで心がけてて、わかってても俺みたいにぶっこけます。そのくらい怖いってことで、まぁ車でも怖い状況ですのでバイクならなおさらです。乗らないでいいなら乗らないようにしましょう。どうしてもってときは本当にゆっくりと。

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路面状況別に書きましたが、路面状況を確実に判断してどういう乗り方するのかというのをしっかりと決めるのが大事。よくわからないてときは地面に足をつきどういう状況かを確認。とこれも書きわすれてましたが足だして運転すればいいなんてことも言われますが、これは10キロ以下くらいの超低速の時だけの話。それ以上の速度なら雪にひっかかたりで危ないですし、逆に不安定になることが多く、つかないでもいいところで足ついて逆にケガする場合も。できる限り足は出さずでがいいです。雪道じゃなくてもですがバイクはへんに怖がって運転してしまうと逆に不安定になるものなので。どうしても出さないとだめなら乗らないようにしましょう。

そしてこうやって書いてきてもともこもないこと書きますが雪道は経験して覚えるってのがすべて。とくにバイクはバランスを取って乗る乗り物。雪道や凍結路の独特なバランス感覚は慣れてもらうしかない。で慣れてもわかってても転ぶんですがね。

一応まとめますが、バイクで雪道走れるのかといわれれば、スノータイヤであれば走行は一応可能。しかしとても不安定で経験や個人の能力に左右されることが多く、タイヤさえ変えれば誰でも走れるなんてことは言えない。てことかな。
自分的には郵便配達の人もスタッドレスで毎日走ってますし、雪国育ちで車での雪の運転も慣れてますし、自転車で雪でも走ってたし、バイクもそれなりに長く乗ってて下手とは思ってない。カブでタイヤさえ変えれば余裕だろって甘く考えてたんですがそんなことはなかったです。
まだ3ヶ月くらいしか雪道を乗ってはいないが経験すればするほど怖いと感じてしまうし、思う通りの運転ってのは全然できてない。実際仕事関係以外でプライベートでカブで冬乗ってる人なんて俺以外いないんじゃないのって感じなわけで。そこらへんの人にもの珍しがられて声かけられまくるってね。まぁ乗りやすかったらもっと乗ってるひと見かけるって話です。冬にバイク乗るってことは雪国であってもそれだけ珍しい行為なんだよと。

そういうことで最初に戻りますが、どんな装備だろうとどんなバイクだろうと雪道でのバイクの運転はおすすめはできないよと。走り方だけ今回は書いたがここに寒さと雪がボタボタ降ってれば視界の悪さもくっついてきます。冗談抜きに軽い曲芸レベルで拷問レベルになりますw どうしても乗りたいってかたはそういうものだということは覚悟してください。大げさに脅しすぎって思う人もいるかもだがこれ読んで迷うくらいなら乗らないほうがいいですので。
で装備しっかりしてても曲芸レベルのものノーマルタイヤでなんて危険だとかそういうレベルを超えてますので決して乗らないでくださいね。
2014/2