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車のタイヤ交換で使われる工具はインパクトレンチと言われるもの。日曜大工なんかよくすると持ってるのがインパクトドライバーと言われるもの。同じインパクト(回転方向に打撃を加える)なんだからドライバーでもいけるんじゃね?て考えるわけですよ。ちなみに車のタイヤのナットの適正トルクは100N・mくらいらしい。うちの新興製作所の安いインパクトドライバーの最大トルクは120N・m。あれいけんじゃね?と。そんなことで実戦してみたよってお話です。インパクトドライバーによって結果は違ってきますが俺のだとこうなったよってことで。すべてに当てはまるわけじゃないってことはご理解ください。

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ドライバーなんだからナット締めたり開けたりすることできないじゃないってことですがインパクトドライバーで使えるソケットは普通に売ってます。これはアルファソケットEDX-21。こんなものをインパクトドライバーの先につけてやることになります。

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あとこれはドライバーでもレンチででもですが、ナットは最初は手で自分で締めてから工具を突っ込みましょう。レンチのほうにナットいれてそれをボルトにさして回したくなりますがそれやると最悪ボルトなめます。手回しだとそういうことやってもなめるってことは少ないのですが、電動だと回転数がすごいのでうまくはまらないと一気になめちゃうのよね。そうなるとナットがぶっこわれて使えなくなります。とナットが壊れるのはいいがボルトがぶっこわれるとひどいことになります。くれぐれもめんどくさがらずにやってください。

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ということで結果ですが、インパクトドライバーではナットを緩めることはできませんでしたし、最後まで締めることができませんでした。かなりねばってやればなんとかなったのかもだがうるさいので1.2回のインパクトで動かないのでやめました。
まぁ完全な力不足です。ナット締めすぎなんでない?てことですが自分で交換してるので手で締めたものでも動きませんでした。踏んだりもしてませんよ。
120N・mのパワーといったってそれはドライバーのような先端の細いものを話なわけで、ナットを締めるような太いものではそういうパワーは出ない。ついでにインパクトレンチは安いものでも200N・mくらいの最大トルクがあるのよね。200N・mでもパワー不足なときもあるわけで。最初からわかり切った結果だったわけです。
「無理をすれば」とさきほど書いたが無理は絶対にしないでください。インパクトドライバーでナット回すと最悪ソケットの根本がネジ切れます。そしてそのまえにインパクトドライバーがぶっ壊れます。

現実的なタイヤ交換でのインパクトドライバーの使い方は、最初最後の緩める締めるは手でやってその中間のネジ締めゆるめをやるってことに。これでも全部手でやるよりはかなり楽になるのよ。
まぁこんなです。インパクトレンチの完全な代用にはならないことが多いよってことが結論でしょうかね。高級インパクトドライバーなら大丈夫という説もあるんですが、そういうインパクトドライバーは4万とかするわけで。それなりに使えるインパクトレンチで1万以下で買えるわけで。そういう人がいるかどうかわからないがインパクトドライバーを買おうとしててタイヤ交換にも使えそうだから高級なものをと考えるなら、別々に用意したほうがいいというのが俺の考え。

そしてけっして無理な使い方はしないように。さきほど書いたようにソケットが根本からちぎれたり、最悪インパクトドライバーが壊れますので。さて次のタイヤ交換までにはインパクトレンチ買おっと。
2014/6