スタジオセッション-1533
2014/2/6発売 希望小売価格37.800円 購入価格約15.000円
製品HP http://www.nikon-image.com/products/lens/af/dx/zoom/af-s_dx_18-55mmf35-56g_vr_2.htm
ニコンのDX一眼のキットレンズと言えば18-55てことでそれの最新バージョン。DX18-55はこれで4代目か。その2代目から約8年使い続けてる俺。なんだかんだとデジ一眼での俺の写真の歴史はこのレンズとともにといってもいいのよな。そんなことで新しいのが出たら買わずにはいられず。が最初は高くて手がでず。2014/5くらいからガクっと値段が下がっていい値段になったので購入。本当はもうちょっと待ってヤフオクあたりの中古が安くなってからって予定だったんですが金も無いのにフルサイズ機に移行しそうになったのでこれで発作を止めましたw あとは今まで使ってた18-55VRに不満はありましたし、ズーム機構が一回ぶっ壊れていつの間にか直ったてこともしてるのでそろそろメインからは落とさないとと。そんなことでこれから何万枚とまたコキ使うレンズになるのでレビューはいつもより気合いが入ってますが、空回りになるようです。

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付属品はこんな。一枚の紙で読みづらい国際説明書、国際保証書、52mm用レンズキャップLC-52、レンズ裏蓋の白ポリ。
あいかわらず裏蓋が白ポリなのがなんだかなと。レンズキットのレンズで初心者がボディにつけっぱなしにすることが多いレンズだからこうなってるんだが裏蓋LF-4は400円くらいのもの。付属しても別にいいと思うのだがね。このレンズの白ポリが今に始まったことじゃないからしょうがないけどそろそろ変えてもいいのでは。
あとこれもあいかわらずのレンズフードは別売り。これのフードはHB-69てもの。約2000円です。初心者用っていってもフードはあったほうがいいと思うわけで。値段抑えるためって建前なんだと思うがそろそろこれも付属でいいんでないの。そんなにフードで儲けたいのかってな。
あと箱ですが、レンズ単体だとこの箱。レンズキットだとボディと一体型の箱になっててこの箱は見ることは無いはず。このレンズ単体で買うって人も少ないと思うのでレアはレア?レアだからなんだって話ですな。

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サイズ66mm(最大径)x59.5mm(沈胴時) 重さ約195g 
旧18-55VRから最大の変化と言えるのがサイズ。最大径で7mm高さで20mm重さで70g小さく軽くなりました。実際旧レンズから新レンズを手にもって小さいなってのが最初の印象。で軽いとは思わずなんか詰まってる感があるなと。旧18-55VRは大きさの割に軽く、ついでにちょっとカチャカチャと音がしたりするのでなんかおもちゃのようなレンズという印象を受けるがこれはそういうのは無し。小さく軽くはなったが逆に高級感は増すというけっこうレアなケースなのかも?
でこれもこのレンズの特徴の沈胴式レンズ。ちんどう、胴体に沈みこむってことで撮らないときは持ち運びし安いようにレンズ鏡筒に先端がおさまる構造になってるってもの。昔のレンジファインダー機のレンズなんかに多かったのですがこのごろはミラーレス機のレンズとして多くなってきました。俺が持ってるニコン1用のレンズの10-30も沈胴式
使い方は上の写真の左にある丸いボタンを押しながらズームリングを時計回り、焦点距離をのばすほうに回しズームリングに書いてある18って数字以上に回すと軽い抵抗があり使用可能状態に。

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Nikon1の場合はレンズの沈胴と合わせて電源のオンオフができましたが一眼の場合はそういう機能は無しというかあっても困る。沈胴された状態でもボディ本体の電源はオンになりますがレンズ未装着の状態になり基本的には撮ることはできません。と基本的にはってことで、Mモード、マニュアルにすればだいたいの機種で撮ることができるはず。撮れたところでどうやってもピントが合わないのでボッケボケのしか撮れませんが。

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レンズ横にはVRのオンオフとAFとMFの切り替えスイッチが。旧レンズと配置変わらずでスイッチの感触もほぼ同じ。まぁあんまり使い勝手はよろしくないです。このレンズ使う人はそんなにVRをオフにしたりMF使うってこともないだろうからこれでいいんですが。個人的にな1年に10回くらいはなんかしらここいじってます。とこうやって書いてて気づいたのがここは前までネジがあってネジ外すと蓋がとれてこのスイッチの基盤にアクセスがしやすかったのですがこの新レンズはそれがなくなり完全に一体化。俺は壊れたことないがたまにここが壊れる人もいるそうで。そういうときに直すの楽なんですが。まぁこれ壊れたらどうせ買い直しだろうしいいかそんなことは。
ちなみにVR 手ぶれ補正は4段分。でVRをオフにする状況って?って思う人もいるのかね。三脚使用時はオフにしてねってことに説明書では一応なってるのよ。といっても三脚使用時にVRオンのままでも不具合が無い場合も多いです。

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正面。フィルター径は52mm。初心者が使うようなレンズは52mmで変えないところはありがたいこと。というかレンズ正面の文字が増えてるのな。∞のところがあるがこれが前なかった。撮影できる距離が書かれたってことですな。最短撮影距離が28センチから無限まで。0.92フィートってのは約28センチ。最短撮影距離についてはまたあとで。まぁ文字なんかいろいろ書いてあったほうがかっこよく見えるのでいいです。

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後ろ。ちょこっと旧から形状は変わってたりします。後ろ玉小さくなってるのよね新のほうが。それがどういう効果があるのか俺にはわからんところです。

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ちなみにこれは旧もでしたが焦点距離を伸ばしていくとこのように後ろ玉が見えなくなっていき洞窟みたいな穴ぽっかりあくのがこのレンズ。このままレンズ交換しても問題は無いですが、なんかゴミ入ったりした嫌だなぁってときは焦点距離を短くしてとか、このレンズの場合は沈胴させてロックしてからの交換がいいです。

レンズ長さ
ロックを解除するとこのように伸びて撮影できる状態に。左から焦点距離18mm 35mm 55mmのときのレンズの状態。これも旧レンズと同じですが焦点距離が一番長いときと短いときが一番レンズが長く、真ん中あたりで一番短くなるって構造。なんか理由あったようななかったような。構造的にただこうなったということだったような気がする。
で先端に縦溝が入ってるところありますがこれがピントリング。旧レンズまではMFはあっても独立したピントリングはなかったので非常にうれしい変更ですね。回しやすいわけでは無いけど今までのがひどかっただけにすごいよく感じてしまう。でピントリングが独立したのもありこのレンズから前玉が回らない仕様に。PLフィルター使うときに前玉まわるとめんどくさいわけで、これも旧使ってた人にはありがたい変更。

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けっこう寄れるというのも昔から特徴のレンズ。最短撮影距離は距離基準マークからズーム全域でAFで0.28m、MFで0.25m。
とこの仕様より2.3cm近くに寄れるのよね。実際はAFで25cmでMFで21cmくらい。それはいいとしてAFだと旧レンズと同じ最短撮影距離ですがMFでもっと寄れるように。寄れ過ぎて困るということは少ないのでいい仕様変更。MFも前より使いやすくなってますしいいんじゃないかな。ちなみにMFでもフォーカスエイドという●がファインダー内に出るのでだれでもピントは合わせられます。

マクロ
最大倍率はAFで1/3.3倍。MFで1/2.8倍。倍率ってのは1以下の場合は1に近づくほど大きく写せるので分母が小さいほうが大きく写せます。と分母0.5の差ってどんくらいよってことですが上の写真くらいの差です。若干大きく写せるってくらいですね。一枚の写真でどっちがMF?とか聞かれてもわからない自信が俺にはあります。
1/3.3=約0.3倍。1/2.8=約0.38倍。と0.08倍くらいの差ってこんなもんってことです。どうしてもってことが無ければ無理にMFで撮る意味は無いのかなぁって感じです。
書きわすれましたが上の写真は焦点距離55mmのとき。ズーム全域で最短撮影距離が変わらないときは基本的に一番焦点距離が長いときに一番大きく写せます。

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関係ないかもだがマクロレンズのタムロン90で撮ったものがこれ。いわゆる1/1倍の等倍ってやつです。大きく写せるとよくいわれるこのレンズですがマクロレンズと比べれば雲泥の差はあるよと。MFで少し大きく写せるといってもマクロレンズと比較すれば誤差の範囲。普通に撮ってれば0.3倍でも十分な倍率ですがMF使ってでもすこしでも大きくとがんばるくらいならマクロレンズ買いましょうってことで。

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ここからは旧レンズのVR1とのサイズ的な比較を。最大径で7mm高さで20mm小さくなったと書きましたが数字以上に並べるとその差はかなり大きく感じる。このレンズを単体で持ち運ぶって人は少ないでしょうが旧は大きいレンズってわけじゃないが段差が多いので意外と持運びづらいというかバックに引っかかったりするのよね。で新レンズならそういう段差もすくなくいい感じ。カメラに装着状態でもこの差は大きくというか長さ2センチ短いのはかなり違うのよ。

画像3
うちにある2つのボディにつけてみましょうか。左がD40で入門機だとこんなってことで今だとD3300がこんな大きさ。右がD90でミドルクラスと言われるボディ。今はD7100が該当するかしら。
D40には本当ピッタリ。かわいいボディがより可愛くみえます。使い勝手も良好。でD90。ちょっと小さいかな。ボディに負けてるまでは言わないがちょっと物足りない感じはします。で使い勝手なんですがグリップをもつ右手とズームリングもつ左手があたるのよなぁ。正確には左手小指が右の指に当たる。レンズが短くなってこんな弊害がでるとはと。意識的にレンズ左側を持てばいいだけの話なんですが長年のクセがあるのでそう簡単に修正はできない。あとはちょっと細いのでミドルクラスボディではホールド感ってのも少し悪くなってる印象。

比較
ロックを解除して鏡筒を伸ばしました。旧レンズの先細り感はダイブなくなってこれでもけっこういい感じ。フードをつけるとよりかっこよく。

画像2
旧レンズ装着図も一応。なんかすごい太く見えるな。そしてお世辞にもかっこいいとは言えない見た目に。けど長年使ってきたからってのもあるが使い勝手やホールド感てのは旧のほうが上。俺の手には本当しっくりなじむレンズでした。

風景比較
適当に試写を。焦点距離18mmでF9.0で撮ってます。RAWで撮り補正は歪曲も露出もしてない。で現像。ボディはD90。画像は縮小してます。
絞りもっと開けて撮ればよかったのかもだが俺がよく撮る設定でやらんと俺がわけわかなくなるので。よくある順光での風景写真。まぁかわらんのかなと。周辺はそれなりに流れるし解像度もそれなり。解像度が良くなったみたいなことをよく見た気がするがD90の1200万画素じゃよーわからんってことか。というかこのくらいのサイズでしかこのごろ使わんのでもっと高画素言われてもどうでもよかったり。
ちょっと期待はしましたが価格が変わったわけででもなくレンズ構成も変わったわけでは無いのでパっとわかるほど変わるわきゃないよねと。

逆光比較
逆光のテストも。わかりづらいかもだが右の旧のほうの真ん中あたりに赤く丸いゴーストが出てますな。で左の新には無し。この条件では明らかな逆光性能の差がでました。旧レンズは太陽入れるとどうしてもこのゴーストが出ちゃうので困りものだったんですがこれが出ないってだけでもう満足。 このレンズで一番期待してたのは逆光性能だったので、まだサンプルが少ないとは言え明らかな差が出たのは個人的によかったです。

テレテレ
今度はテレ端でのテスト。焦点距離55mmでF9.0でフィギュアを撮りました。補正は比較しやすいように露出だけして、トリミングしてます。フィギュアはヤマトの岬百合亜ちゃん
テレ端のMTFがこのレンズはかなりいいのよな。てことで上の写真は一番上が新レンズの18-55VR2で左下がトキナーM35という単焦点レンズ。右下は旧18-55VRとなってます。ピントはフィギュア右目。
トキナーが焦点距離違うので厳密な比較にならないですが新レンズはトキナーにも負けない解像度とシャープネス。トキナーM35がそこまでガリガリ写るっていうレンズでは無いが単焦点並みといってもいい写りをしてくれました。MTFと評判通りにいい写り。と旧レンズの悪さが目立つことにもなってしまいました。俺の個体が悪いのかわからないが旧はテレでも周辺が異常に流れるのよね。フィギュア左肩、写真右下ですがブレてるようなそういう写りしてますよね。あとはトキナー、新レンズとも右目にピント合わせてるがF9.0でそれなりに絞ってるので左目、口もしっかりとピンが来てるのですが旧は左目、口ともにボヤっと。このピント周辺などのモヤっとした写りにかなり苦労させられてたのでかなりよくなったのはうれしい限り。

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専用フードのHB-69を付けた写真を最後に。さっき書いたようにフードは別売りなんで別記事で詳しく
さてまとめますか。期待していたというかそれだけが目当てだったといってもいい逆光性能とコンパクトなボディには大変満足。他よかったのは独立ピントリングに望遠側での描写性能、ロック機構もNikon1で慣れてるからってのもあるが一眼のほうが大きい分やりやすくてほぼ問題なし。
ちょっとなぁってところはAFでピント合すときに「ジジ」って音が旧モデルより大きい気が。個体差なのかなぁ。個体差だとすると悪いのつかんだってことになるんですが・・・。ちょっと不安です。あとはズームリングを回すときにグリップの手との干渉か。これはグリップの大きいD90だからってのはあるがちょっと気になるところ。まぁなれるでしょうが。
そんなくらいで基本的には旧レンズより確実にレベルアップしたって言えるところが多いのでほぼ同じレンズの買い替えですが違うレンズ買ったような満足感。てことで買ってよかったなってことでした。

このレンズ単体で買うって人は少ないだろうが旧18-55VR使ってて満足できないというなら同じ焦点距離でスペック変わらなくてもこれを選択肢に入れてもいいとは思うのだがね。レンズ何もない状態であるならこれがついたレンズキットがいいと思いますよ。
さてフルサイズに移行するまではこのレンズで俺は踏ん張っていきたいと思います。
2014/6