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※このレビューはThruNite様より商品の提供を受けて書いています。
発売日2014/8 販売価格5.998円 製品HP(海外のサイト)http://www.thrunite.com/thrunite-t20t/
CR123か16340を一本使うLED懐中電灯。スルーナイトのT20はボディの素材によって大まかに三種類ありアルミの無印、ステンレスのT20Sで今回の商品のチタンのT20Tとなります。チタンとステレンスどっち?と聞かれチタンと即答してしまう俺もどうなんでしょうか。マジメな話をすればT10Sを過去に提供していただいてるのでチタンて何が違うの?と興味があったということなんですがね。そんなことでいきましょうか。

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サイズ長さ80.5x直径20(mm)重さ43g(電池なし)IPX-8
いつものようにボディについてるクリップは自分であとでつける仕様。つけてもつけなくてもOK。写真撮るのに転がるので転がり防止で俺はつけてます。
デザイン的にはT10Sを押し潰したようなもの。まぁ使う電池が違うだけであとは似たような兄弟みたいな懐中電灯なんでデザインは似た感じに。
サイズは電池に合わせて単三使用のものよりすこし太く短くなってます。でチタンのお話になりますが、いろいろと特色はありますがLED懐中電灯に使うとしてわかりやすいところは重さ。ステンレス製のT20Sは電池無しで65gでチタンは43g。てことで同じような見た目で重量約2/3。ステンレスの重量感も悪くないんですが、普段使いとなると軽さも大事てことで。強度もいいですしねチタンは。

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スイッチはテールスイッチ。操作方法は

★テールスイッチで点灯→消灯。
★点灯中に、テールスイッチを半押してFirefly→Low→Highの操作を点灯切り替えることができます。
★ヘッド部を『緩める』-『締める』の操作を素早くすることで点灯切り替えができます。
★テールスイッチを全押して点灯切り替えができます。
消灯後2秒以上経過すると消灯時の明るさで再点灯ができます(メモリー機能)

となってます。よくあるLED懐中電灯と同じってことですね。とモード切替は全押しでやってたというかそれしかできないと思ってたら半押しでもできるのか。T10Sもできたのにわからなかった。
ただしカメラのシャッター見たいに半押しでのクリック感が無いので半押しでのモード切替は慣れないとつらいかも。

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LEDはCree XP-G2。T10SとSaber 1A 2014と同じもの。けどMAXルーメンはこちらのほうが上。電池が違うのでってことですな。

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そんなことで電池はCR123かRCR123か16340。常用するならRCR123か16340の充電池を使ったほうがいいでしょうね。16340をこのために買いましたのでそれの説明は別で。
まぁ16340持ってるって人も少ないと思うので電池がネックになる人は多いのかなぁ。けどネット通販だと安く手に入るのでお金的なネックは少ないかなと思うのだが。

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付属品の話。T10Sと同じで拡散デュフューザーつき。あとはいつもの予備Oリングとクリップとクリップを止めるネジとレンチ。
拡散デュフューザーは本体がT10Sより太くなってるのですこし太く。

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チタンとステンレスの見た目の違いなんかを。上がT20Tでチタンで下がT10Sでステンレス。アマゾンなんかの商品写真みてると違いがよくわかりませんが、チタンのほうがちょっと暗めなテカリかたでちょっと高級に見える。けど場所によっては見分けつかないかなぁ。

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ISO800F3.5SS1/30
いつもの配光明るさについて。電池は16340を使用。撮り方一定にしないとねすいません。今度からこんなで。

Firefly:0.04ルーメン100時間
Low:11ルーメン19時間
High:255ルーメン55分

Fireflyは暗すぎて写らないので写真は省略。255ルーメンは実際はもっと明るく見えるんですが1000ルーメンクラスに露出合わせてるのでこんな感じです。
200以上のルーメンあれば実用上は問題なしというかまぶしいくらいですが、1000ルーメンあたり使ってると物足りなく感じてしまうんですがね。
短時間使うのであればこの3モードでいいんですがちょっと長めに使うとなるとLOWとHighの間の明るさがほしくなりますね。

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単三使用のT10Sと明るさ比較。同じに見えますが左のT20Tのほうがかなり明るい。T20Tのほうは白トビしてるのよってわからんねw
一緒に光らすと違いは分かるんですが単体だとどっちがどっちかはすぐにはわからないと思います。

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デュフューザーをつけた状態も。まわりと照らすという使い方はHigh以外は無理かなと。LowとFireflyは光らして自分の居場所を知らせるサインとしての使い方が一般的かと。

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さてまとめ。おもにT10Sとの比較になりますが、チタンは軽くていいねと。数十グラムの差なんですがけっこう大きな差。ステンレスのずっしり感もいいが日常使いというならチタン一択といってもいい。けどステンレスモデルとの価格差が2000円。個人的には2000円の価値はあると思うが強くも薦められない価格差ですね。
あとこのずっくりむっくりした形が意外に持ちやすい。男の手ならT20のほうが持ちやすいと思うはず。女性や子供だとT10のほうがいいのかも。
明るさに関しては必要十分。デュフューザーもあいかわらず便利ですし。先ほども書いたが長時間使うとなるとLOWとHighの間の明るさはほしいかなと。Highはそれなりに熱くなりますし本体。
T10をチタンのT10TとしてT10TとT20Tどっち?と言われればT20Tかな。手にこっちのほうがなじむのよな。それにちょっと太くなって立てやすいのもいいです。
ただし16340をわざわざ買ってとなると考えるところですね。エネループなどたくさんあるならT10シリーズでもいいんでねというかT10シリーズもいいライトなんで。
T20シリーズ使うために16340電池を買うというのはありはありとも言えますが。チタンモデルだとそれなりにお高い値段になりますが、そういう価値はあるよということでしょうか。
2014/9
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