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この記事はIPEVOのレビュープログラムに参加して書かれています
価格24.500円 製品HP http://www.ipevo.jp/iziggi
けっこう前になりますが同じIPEVO社のZiggi-HDという書画カメラをレビューしてますがそれのワイヤレス版となるのがこれ。正直言ってコードが邪魔だったのは事実でワイヤレスでやれるとなると可能性というかやれることはグっと増える。でiPadに対応。そんなことでさらっといきます。

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サイズ(折畳み時):237 x 55 x 63mm 重さ566g。基本的なデザインや大きさはZiggi-HDと同じ。台座部分にwifi機能とバッテリーが入ってるのでその分厚くなりました。横にはUSBの差し込み口が。ここにUSBメモリを刺すとその中のデータを参照したりそこにこれで撮った画像を保存したりなんてことができます。

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反対側。リセットボタンがあります。

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後ろ?台座部分を見てほしいんですがLANケーブルの差し込みとUSBとマイクロUSBの差し込み口が。マイクロのはバッテリーの充電に使います。
USB1にこのようにカメラのUSBをさした状態でワイヤレスの機能が使えるようになります。ワイヤレス使わない場合はこのUSBを直接PCなどに刺すことに。ケーブルが短いと心配な人がいるかもですが延長ケーブルついてるのでそこらへんは問題なし。LANケーブルでの使用もできます。

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底。モザイクかかってるところはSSIDなんかが書かれてます。ネットワーク接続なんかするときに必要なときは必要。

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カメラ操作部分。ソフト側でもできますが直接操作も可能。上の灰色のは露出調整ボタン。下の左のはSがAFシングルでCが継続モード。右のはフォーカスボタンで押せばピントを合わせてくれます。
カメラ性能Ziggi-HDと同じで最大解像度は2592x1944。けど注意点が。ワイヤレス接続だと1600x1200が最大に解像度が落ちます。まぁ実用上問題ないですが。

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ワイヤレスベース部分。LEDのインジケーターがついていてそれの点灯の色や点滅で状態を知らせるようになってます。
写真の状態なら電源は入ってて電池は十分にありUSB1にカメラが刺さっていてワイヤレス接続されていると。
電源ボタンは一番上の丸に棒入ってるやつね。電源オンは押せばOK。電源オフは再度長押しで。ちょっと長押しが長すぎるかなと。
バッテリーも入ってるって書きましたが、これにコンセントにつけたUSBで充電。3時間充電で3時間使えるってことらしい。完全なテストはしてないがそんくらいもつのかなぁって印象です。

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付属品。電源アダプタに1.8mマイクロUSB充電ケーブルと1.2mUSB延長ケーブル。マイクロUSBは充電ケーブルとなってますがデータ転送もできるタイプ。専用品ってわけでないので他の機器でも使用は可能。推奨はしませんがスマホの充電も問題なくできました。けっこう高い製品だからってのもあるんでしょうがコード関連がけっこういいものでよいですな。付属品のコードに金かけてあるとけっこう製品として安心できる。

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IPEVO iZiggi-HDワイヤレス書画カメラ User Manualより http://www.ipevo.jp/download
軽くワイヤレスの設定の話を。使いかた記事じゃないので本当に軽くでiPadでのこと中心に。もっと細かく設定の仕方など知りたいかたは今出したURLから説明書ダウンロードしてよく読んでください。
まずはIPEVO Whiteboardってアプリをダウンロード。iPadでストアからIPEVOで検索すればすぐでてきます。WindowsやMacはPresenterというソフトを。さきほどだしたマニュアルがおいてあるページからダウンロードできます。これがないと使えませんのでまずダウンロードしましょう。

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でUSB1のところにカメラのUSBを差し電源オン。数十秒くらいですが待っていただくとwifiが起動するのでちょっと待ちましょう。

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でiPadの場合は設定→wi-fiでiZiggi_○○○となってる接続先があるんでそれを選択して終了。あとはWhiteboard起動させると使えます。iPadの場合はこんな風に簡単。
でPCの場合なんですがPC本体にwifiが無いとワイヤレスではたしか使えない。まぁ今のノートPCだとwifiついてないことないので問題は無いでしょうがデスクトップだとできないことが多いてことで。今回俺のデスクトップはwifiないのでちょっとテストできず。あとこの状態だとネットにiPadが接続できない。けどネットに接続する方法もあるでそれはマニュアル読んでね。まぁWhiteboardから設定するだけっす。

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iPadから大画面にということをしたいなら一番簡単なのはApple TVを使う方法。これだと簡単に完全なワイヤレス環境が構築できます。Apple TV自体高いものってわけじゃないので本格的にこのカメラ使うなら絶対買ったほうがいいでしょうな。
とワイヤレスでの接続について書きましたが有線での接続ももちろん可能。PCにUSB刺せばいいだけです。iPadの場合は有線での接続は無理のはず。

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てことでiPadだとこんな感じの使い方に。書画カメラで何かを写し、iPadに写されたものに手書きでサクっと注釈など簡単に入れられると。でAppleTVなど使えば大画面にリアルタイムでそれをみんなに見せることができるってことですな。
なんかすごいですな。これがあれば・・・といろいろと可能性を感じるかたもたくさんいらっしゃるのではないでしょうかね。
そういえばワイヤレス接続の範囲ですが一応10mとなってるようですが、家の壁ありで5mくらいまでは問題なく接続されてました。何もない教室みたいなところなら一部屋は問題ないはず。はずであってここらへんは環境によって変わりますので保障はできないです。

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てことでまとめ。すべての機能をテストはできてませんが一番感じたことはワイヤレス書画カメラとiPadの相性が抜群てこと。これを体験しちゃうとPCにUSB刺してなんてバカらしくてやってられない。でiPadというかタッチパネルとの相性も書画カメラはいいんだなと。自分が何かを教えるという立場にあるのならすぐにでも導入しますな。個人での使用でもやれることはたくさん。お子さんの勉強教えるにもいいですしな、そのたもろもろいろいろできますわな。

難点てわけでないがもう少しってところを何個か。まずはアンドロイドにも対応してほしいですね。iPad買えばって話ですがiPadは高いのでアンドロイドでも使えるようになればワイヤレス書画カメラとタブレットという相性いいコンビを導入する敷居はすこし低くなるのかなと。(2015/1現在Nexusだけですがアンドロイド端末に対応しました詳しくはこちらへhttp://ipevo.blog.jp/archives/41705484.html
あとは画質か。Ziggi-HDと同じで必要十分ではあるんですがもう少しフレームレートなどアップしていただくとありがたい。
そのくらいですね。アプリのできも相変わらずいいですし書画カメラとしての使い勝手も問題なし。価格が高いというか有線のものの倍以上となってしまったがワイヤレスの便利さを知ってしまうと高いとは思わない。
そんなことで個人では必要な人はあまりいないでしょうがこういうもの必要な場合はこんな便利な書画カメラあるよってことは頭に入れておいていいじゃないでしょうかね。全部の機能を説明はしてないで気になるかたでもっと知りたいかたはマニュアルをよく読んでいただくのを推奨いたします。
2014/11