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販売価格6.175円 製品HP http://www.thrunite.com/tn12-2016-nw-new-arrival-1/
前にレビューしたTN12(2014)の2016バージョンが出たのでいつものようにレビューを頼まれましたので記事に。
2014の改良版っていう立ち位置の商品なので2014との比較をおもに書いていこうかなと。2014もまだ販売されてるようですし。お暇なときは2014の記事も読んでいただくといいかもです。

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左が2014で右が2016。写真で2個並んでるときはそういう位置になってます。メーカーが書いているおもな改良部分は4つ。

1.サイドスイッチ素材にステンレスを採用。操作性と耐久性を向上。
2.リフレクターデザインをリニューアル。中心光量を確保して対象の視認性を向上。
3.制御回路のアップグレードによりHighモードとTurboモードにおける明るさの区別がより明確に。
4.ヘッド部分の厚みを増して強化。落下時など耐衝撃性がアップ。

ということだそうです。
サイズ長さ143x直径25.4(mm)重さ82g(電池なし)耐衝撃1.5m防滴IPX-8(2m潜水可能)
サイズなどの仕様での2014からの変更は無し。耐衝撃アップとありますが仕様上は同じになってます。写真のとおりちょこちょこ違うところありますがサイズは同じ。ちなみに2014がちょっと汚くてすいません。それなりに使用してたもので。洗えばよかったんですがね。めんどくさいのでいいかなぁみたいないつものことです。

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こっち側からだとけっこう変わったように見えますね。まず付属のクリップが銀から黒へ。黒のほうが高級感があるんで良いですね。ちなみにクリップは最初はついてなくて自分でつけるってもの。そういうものなんでいらないならつけないこともできます。
でさきほど書いたおもな改良点の一つのサイドスイッチのステンレス化。見た目的にはどうなんだろうね。ゴムのほうが好きって人もいそうな気がします。自分はどっちでもという感じですがゴムだとゴミつきやすいんだよね、それがけっこう気になるのでステンのほうがいいかな。
見た目より押し心地というか感触というかその変化のほうが大きい。ステン化したことによってスイッチのスロトークが長くなりクリック感が強くなり前より押すとカチっという音が大きくでるようになりました。
前よりスイッチが長く出てるのでスイッチがどこにあるかは探しやすくなったが操作性までよくなったかというと微妙なところ。2014に慣れてるとストロークが長いのがけっこうな違和感なんだよね。2014でも操作性が悪いって思ったことは無くここも好みは分かれるのかなと。

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スイッチついでにテールスイッチも。書きわすれてましたがサイドスイッチはモード切替でオンオフはテールスイッチでやります。
見た目同じようですがこれもスイッチのクリック感などはけっこう違います。2016のほうがストロークがちょっと長めで押す力もちょっと軽くなりクリック音も軽い軽快なものに。ボタンの出てる長さも2016がちょっと長い。
これも2014に不満はなかったので2016で良くなったという印象は無く。ちょっと長くなったスイッチが押しづらいなってのが第一印象ですね。ここも慣れって話で終わることですが。
でちょっとわかりづらいですがこれを立てるとして地面に設置する半円状のところが微妙に変わってるのよな。だいたい0.1mmくらい厚くなってるんだよね2014より。それにより形状も微妙に変化してます。
これによりかなり立てやすくなりました。2014がすごい立てづらいわけでは無いのですがたまにミスるし安定感がちょっと無いのよな。それが一気に改善され安定感と立てやすさが格段にアップ。
形状ほぼ変わってないんですがここまで変わるかってくらい変わっててびっくりです。立てて使うことが多いのでここの改良はかなりありがたい。

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LEDは2014と同じCree XM-L U2。色違いますが2014がCWで2016がNWなんでこうなってます。で基盤というか制御回路を変えたということらしい。
で見てわかりやすいのがリフレクターの形状変更。真ん中の穴が2016のほうが大きいですよね。これによって中心光量の確保をして視認性アップということらしい。まぁ配光についてはいつものようにあとで。

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蓋裏。上がLED側で下がテールスイッチ側。基本構造は同じだが違う基盤を使ってるってのはわかるかと。新品だからもあるんだろうが2016のほうがキレイというか質がいいようには見えます。
電池は18650x1かCR123Ax2。CR123Aじゃなく16340x2でも使用してみましたがなんの問題もなく。16340だと電池室にたいしてちょっとゆるくなりますがスペーサーなしでも動作は問題なしでガタガタしたりもなかったです。
電圧が16340x2のほうが高くなるんで光量に変化があるかとおもったが変化はありませんでした。持続時間はテストしてません。まぁ18650x1でだいたいの人使うと思いますがね。

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分解しての比較。全長の変化は無いですが真ん中とテール部分の長さは違います。これでもネジ径とピッチは同じなのでごちゃまぜにしても接続は可能。しかし点灯しない組み合わせがたくさんというか点灯する組み合わせがわずかか。点灯するのは2016のボディとスイッチに2014ヘッドだけだったはず。あとはダメでしたね。2014と2016どっちも持ってるって人も少ないでしょうからいいでしょうけどごちゃごちゃにしちゃうと点灯しない場合があるんでご注意を。わからなくなったらここの写真みてちゃんと戻しましょう。

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クリップ以外の付属品を。2014からだとスイッチの交換ラバーが追加されました。他はたしか同じ。

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カメラ設定ISO800SS1/30F3.5焦点距離28mm壁までの距離約3m

Turbo1050lm/95分(1050lm/90分)
Strobe800lm/3.8時間(1050lm)
High370lm/4.2時間(800lm/1.5時間)
Medium245lm/11.8時間(280lm/5時間)
Low11lm/5.5日(20lm/約3日)
Firefly0.4lm/74日(0.3lm/約66日)
()内の数字は2014バージョン

こんな感じですな。同じLEDというのもあってMAXルーメンは同じですが各モードのルーメン数は調整されました。仕様上は2016のほうが電池が持つようになってます。
Thruniteのレビューで毎回書いてたといってもいいのがモード別の光量調整がダメってこと。TN12 2014も例にもれずってことでしたね。2014の場合Lowで暗すぎMedは用途によって暗くも感じ明るすぎとも感じHighとTurboの差がほぼ無しで意味無しとなんだろなって感じでした。で2016ではかなり変えてきました。数字だけ見たときはこれもどうなの?って思ってたのですが上のテスト照射の写真みてわかるとおりちょうどいいというかしっかりと段階があっていいモード切替になってました。これだと帯に短しタスキになんとやらってこともなく用途に合わせた光量選べそうです。
というか2014ってやっぱりHighとTurboの差って無いよな。だからこそ変更してきたというか改良ポイントにまで書いたのだろうが。

配光に関してはリフレクターの変更によって中心光量の確保をしたということですが気持ち中心が狭くなったかなぁ程度で明確な差というのは個人的には感じられず。

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カメラ設定ISO2000SS1/15F3.5焦点距離28mm 高さ約1mから約3m先の地面を照射。

いろいろ見てると自転車用ライトにって使われ方も多いTN12。てことでそういうテスト照射画像も撮ってみました。ライトをハンドルにつけるとして車に迷惑にならない角度にするとこんなかなぁと。で夜の街灯がない片側一車線道路で車道左端を走るって設定。左側は歩道。
Lowがかなり暗く見えるがよくある自転車についてるライトくらいの明るさはあり明るくは無いが走れなくはないです。でMedで十分な明るさがありHighは明るすぎるかなぁけどこれくらいも欲しいかなぁと。でTurboは過剰というか車がまぶしくないかなと心配してしまいますね。
TN36のレビューで写真撮ってますがTurboであれば下手なバイクのヘッドライトより明るいので普通の自転車なら過剰といっていいです。けどロードで突っ走るというならこれくらいはほしいのかもね。そこらへんの体験は無いのでなんとも言えない。
ロードもですが自転車で使うとして基本はMedかなと。Medなら持続時間は11時間で夜通し走っても問題は無しですし。で街灯が多く明るい街中ならLowで悪路であったり峠であったりならHighという使い分けかな。Turboは持続時間の問題もありますし熱の問題もでてくるんで本当に緊急用と割り切ったほうがいいかと。

照射範囲の心配をちょっとしてましたが車道2車線くらいは問題なく照らしてくれる範囲。これだとほぼ問題は無いんじゃないかな。
ちなみに今だと2014だけですが自転車ホルダーがセットになったTN12も販売してるんだよね。2016でのセット販売は無し。自転車での使用が多いからとあとからそういうセットが追加されたようです。たしかですが付属の自転車ホルダーはAmazonで送料込み120円で売ってるものと同じはず。2016のかたはそれ買ってみるのもいいかと。

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さてレビュー。もともとよいLED懐中電灯でしたが改良されたことによって完成度は高まったと言えそうですね。一番よい改良ポイントはモードごとの光量変更。短時間でMAXオンリーって使い方なら2014のままでもいいですが自転車での使用など長時間となると2014ではもう一段下があればもう一段上があればという悩みがどうしてもでるんですが2016でそれは大分解消されたかと。けどMedの下に100lmくらいがあるとなおいいんですがそうなると6段切替になりさすがに多いよね。Fireflyがストロボみたいに特殊な操作にしてそこにLowとMedの間の光量があればいいってことかな。まぁストロボ無くていいんじゃね?ってことでもあるが。
他は上でも書いたが立ちやすくなって安定感が増したのはよかったですね。あとは2014のままでも個人的には問題なし。とそれよりも改良されてよかったのが上の写真のテールスイッチがついた蓋の接続部分のスキマ。ちょっとわかりづらいですがクリップの上あたりのところ。2014のここのスキマが微妙に広いのが気になってたので狭くなってスッキリw まぁこんなところ気にしてたのは俺だけでしょうけど。
そんなことでよりいっそう18650x1のLED懐中電灯としておすすめしやすくなったなぁってことですかな。

で今(2015/8)買うとしてAmazonだと2014もまだ買えるのよな。2014が4.980円で2016が6.175円。1000円くらいどうってことないと思えるなら迷わず2016。1000円も違うのかと思うのならば使用用途が短時間でありただ単に1000lmクラスの18650x1のものがほしいというなら2014はアリ。自転車ライトとしてなどの長時間使用が目的ならば無理しても2016のほうが後悔はないはず。電池が無い人も今はU1充電器と電池がついたお得なセットがあるんでそれを買うといいと思いますよ。
2015/8
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