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ニコンのDX一眼ではD2Xでクロップ高速モードってのがありましてD2XsにもありフラッグシップはフルサイズのD3になってDX機では長らくついてなかった機能なんですがD7100で復活でこのD7200にもついてると。
ナニコレ?って思う人もいるかもだが簡単に言えばいわゆるデジタルズーム。 デジタルズームというと画素数が減って画質が荒くなるってイメージがありますが、フルサイズより素子が小さいAPS-Cですがそれでもコンデジやスマホよりはバカデカイ。このAPS-Cの1.3倍の焦点距離にってことで35mm換算で焦点距離約2倍のフォーサーズと同じくらいの素子の大きさを使うてことに。
D2Xくらいの時はクロップすると画素数が頼りない感じになりましたが、D7200は2400万画素もあるんでクロップモードでも約1536万画素もある。俺の前のカメラのD90より画素数は多いてね(約1200万画素)。
なんかいいことばかりみたいに見えますが普通に撮ったものトリミングしたのと変わらないよね?って疑問が残るというかそうだろってことですよね。実際そうなんですが厳密にいえばちょっと違うてことを書きましょうかねと。
でD7200でのことを書いてますのでカメラによって細かいところ違いますってのはご理解ください。

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まず1.3倍クロップモードを使うにはってことですが、MENU押して静止画撮影メニューから撮像範囲を選べば一番上の画像のようなところに飛びDXか1.3Xを選べるので1.3Xを選べばクロップモードに。動画の場合は動画撮影メニューから撮像範囲で変更できます。動画と静止画は別ってのは覚えておきましょう。

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自分は静止画でも動画でも背面のinfoボタンを押して

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左したのiボタンを押すといろいろでますので、その中から撮像範囲のメニューを出して変更ってやってます。Fnボタンに登録してFn+ダイヤルって変更の方法もできます。個人的にはD7200の場合はinfoボタンからiボタンの活用で十分かなとは思います。 

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1.3Xモードにするとファインダーが上のから下のに変わります。1.3Xって右上に出てきて四角の枠が真ん中にでます。この四角の枠の範囲が1.3Xの範囲でここからはみ出したものは写りませんよってことです。完全な視野率100%ってことですな。
液晶モニターの表示が変わるだけじゃなくてこの光学ファインダーが変わるのがなんともかっこいいというか興奮しません?モビルスーツのコクピットの透過モニタが〜みたいなw D2Xのころから1.3Xに写せるってのはどうでもよくてこのファインダーが変わるってのがうらましかったのよねぇw やっと夢がかなって満足満足。
ただしD2Xsだと写らない範囲は暗くなったんですがD7200ではそれは無いです。周囲暗くなったほうがかっこいいのだが1.3X使わないときに見えづらくなる可能性もあるんでこれでガマンです。

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ライブビューや動画の場合はファインダーみたいに枠が出たりはせず、1.3倍になったものが目いっぱいモニタに表示されます。って当たり前ですな。

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まずはクロップとトリミング同じじゃね?って話を。一個上の写真は18-55VR2で焦点距離35mmで撮影したもの。で下がその状態でクロップしたものと35mmで撮ったものをCapturNX-Dでトリミングして現像したもの。あとは35mmの1.3倍の焦点距離の約46mmで撮ったものを並べたもの。
見てわかるとおりクロップとトリミングは本当に違う画像?って疑われるほどまったく同じ。ちなみによくよく見るとトリミングの範囲が微妙に違うので違う画像ってわかっていただけるかと。そして46mmで撮ったものは違う写真ってのもよくわかるかと。後ろのダンボーの大きさ位置、ボケかた、背景紙の写る範囲が違うってのが分かっていただけたらよいかなと。たった10mmの焦点距離の違いで撮れるものはけっこう違う。マニュアルで同じ設定で撮ってるのに露出までちょっと変わるのは予想外でしたが。ちなみにクロップでの露出変化ってのはなさそう。マルチパターン測光だろうとクロップ前の範囲でやってる感じ。感じであって違ってたらすいませんね。

言いたいことはトリミングとクロップでできる画像はほぼ同じだけどレンズの焦点距離変えるのとは同じ結果は得られないよってことです。

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結果が同じであるならクロップなんていらないだろってことですね。実際俺みたいに全部RAW撮りで一枚一枚補正して、ブログに上げるブツ撮りのだとほぼ100%トリミングしてますし、傾き補正もやってるので小さく写るクロップはいらないし今後もたしかほぼ使わない。
しかしトリミング前提での撮影であとでの加工もせず撮って出しって人は便利は便利。トリミングの手間は省けますしトリミングする範囲というか写る範囲が分かってて撮れるってのは大きな強み。風景やブツ撮りみたいな動かないものならトリミングを前提とした撮り方はできますが動きものとなるとそうはなかなかいきませんからファインダーの枠ってのは本当便利。そういえばRAWで撮るとクロップで撮ってもトリミングされない元画像が記録されるとかあった気がしたんですがクロップで撮るとRAWでもクロップされたものが記録されます。

とRAW画像も小さくなるってことで、クロップのメリットの一つが画像データが小さくなること。DXでの最大連写数は6コマ/秒ですが1.3Xなら7コマ/秒に(12ビットRAW撮影時、JPEGのみでも同じ)。1コマ/秒くらい変わったところでそんなかわんねーよってことですがやってみるとけっこうな差が。6コマ/秒だと軽く間があってちょっともっさり感があるんですが7コマ/秒だとマシンガン撃ってるかのような爽快感。まぁ連写なんてほぼやったことないですがこの差は大きいのかなと。
連続撮影可能コマ数もDXなら18〜35ですが1.3Xなら29〜67に(RAWでビット数と圧縮方法によってコマ数は変化、JPEGではどちらでも最大100コマ)。最大で倍くらい違うとなるとこれもかなり差があるといっていいですな。

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動画ではもっと大きな差がありD7200で1920x1080で60P動画を撮るには1.3xモードにするしかないのよな。DXのままでフルHD動画は30Pまでに。ちなみに撮影時間は同じ。データの大きさもだいたい同じになるはず。
選べる撮影モードが違うってのは大きいですし、静止画と違って動画はあとからトリミングってのはめんどくさい。そういう意味でクロップの意義は静止画より大きいのかなと。というかニコンのAPS-C機の動画機能はまだまだ発展途上よな。4KはいらないがクロップなしでフルHD60Pは撮れてほしいところ。

まぁこんなです。タイトルに書いた違いは?って話をすれば静止画での結果に違いは無いが、ファインダーでの範囲指定はトリミングを後でするより構図を作りやすいですし、トリミングの手間は省ける。連写速度や連続撮影コマ数は増えるので動体撮影には便利。動画はちょっと上に書いた通り。

ようは無いよりはあったほうがいい機能で適材適所でうまく使ってくださいってことです。俺はといえばさっき書いたがほぼ使わないです。一枚一枚補正とかやってるし連写もしないしね。トリミング前提の撮影はするけど1.3倍以上にトリミングしちゃうことがほとんどなのであんまり意味なかったり。けどたまにファイダーに枠だしてかっけーとかやるでしょうけどw
2015/12