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発売日2015/3/19購入価格100.255円(税送料込 Qoo10)製品HP http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7200/ 
D7200ネタはいろいろ書いてきましたがそろそろレビューを。キャッシュバックが終わってしまうので(2016/1/17まで)それまでに上げたかったので。
とこれ書き始めた日に完全なニコンDXフラッグシップのD500が発表というのがなんともね。まぁこれでD7200の立ち位置もはっきりしたのでいろいろ書きやすくなったのはいいことかしら。
なんでD7200買ったのかってのは違う記事に書いたのでそちらをご覧ください。 ちなみにQoo10っていう商品が届かなかったとか送れたとか悪い噂もちょこちょこ聞いたところで買いましたが最短で問題なく届きました。クレカでの手続きも問題なしでした。Qoo10からじゃなく違う電気店から発送されたのが来たのはびびりましたが。
 
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サイズ約135.5×106.5×76mm 重さ675g(本体のみ)
大きさはD70あたりから続くAPS-C機ミドルクラスってもので入門クラスの機種から鞍替えするとでかく感じるが慣れるとちょうどいい大きさ。重さはD90より重いのだが最初の印象は軽い。マグネシウム合金使ってるからなのか知らないが重さがボディ全体均一なのよな。でD90は底のほうが重いのかなぁ。まぁ重さの片よりがかなりあるんよ。そんななんでグリップだけもって持ち上げるってやるとD7200は軽く感じられる。
液晶は3.2型122.9万ドット。D90でも3型92万ドットあるんでそこまで変わらないだろって思ったら全然違うていうね。D7200の液晶みてからD90の液晶みるとひどくがっかりします。
裏のボタンはニコン伝統の配置ではあるがボタンの場所がいろいろ変わってる。そして操作性はかなり洗練されてて使い安い。その人によっていろんなやり方をしても操作しやすくなってるんよなぁ。けど画像の拡大ボタンがD90が左型一番したが真ん中になったものでそれに毎回戸惑うってね。だいぶなれては来たがなかなかクセは直らずです。
そういえばD7100からだと思ったがプラ製のモニタカバーは付属しなくなりました。強化ガラス製になったからいらないってことなんだと思われる。心配って人はなんか貼りましょう。ニコン純正の保護ガラスってのもあるんでね。
俺は何も貼る気なし。D40のときに何も貼らず問題なかったんでまぁいいかと。売るとかどうこうする気もないし。

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左側。D90から一番の違いはオートフォーカスセレクターのところにAFモードボタンってのがついたこと。これがすこぶる便利。AF-SからAF-Cやそこからの3Dトラッキングになどがこのボタンをおしてダイヤルを回すことによって簡単に変更可能。AFモードは変更めんどくさくて変えずにってことが多かったがこれによってバンバン変更可能。けっこうなお気に入りポイントです。
撮影モードダイヤルやレリーズモードダイヤルのロックボタンもここから見えますな。撮影モードダイヤルのロックはありがたいところ。意外と勝手に回っちゃうところだったんでねAだったのにMにとかよくあったので。
でレリーズモードダイヤルのロックボタンが押しづらいしなんか回しづらい。ちょこちょこ変えるわけでもないのでいいんだがボタンの位置がもうちょいなんとかならんかなと。

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個人的なあこがれポイントだったこの端子類のカバーが独立してるところ。ライトルームでテザー撮影をしてたのでここのカバーをあけてUSBでPCと接続ってのをいつもやってたので使わないところは開けたくないというか全部あくと邪魔だったもんでね。といっても最新ライトルーム買ってないのでまだできないし長いケーブルも無いという。
というかD90はミニ5ピンってタイプだったのですが D7100から平型ミニ8ピンってものに変更。規格が古いとかなんかあるんかなと思ったがキヤノンは最新のも含め全部ミニ5ピン。キヤノンがミニ5ピンだからってのが一番大きい理由ぽい気がw まぁニコンは今後平型ミニ8ピンみたいなんで俺みたいな変更時期にかぶっちゃった人は運がないってことで。
ちなみに短いUSBコードは付属してますのでデータをPCにってくらいだと付属品のものだけで大丈夫です。 
そういえばマイク端子やらヘッドフォン端子やらD90でなかったものもちゃんとついてるんで動画撮影の幅も広がりました。
動画についてはあまり語られる機種じゃないというか忘れられがちですがけっこう動画も本格的。

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右側。Nっぽい四角はNFC。であとはカードスロット。NFCでの接続についてはこちらの記事へ。別記事で書いたがNFCはいるんだがいらないんだか。まぁガジェット好きにはたまらないですが。
グリップ形状は個人的にD90より握りやすいしひっかかりが大きいので持ち上げやすくていいですな。

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これも憧れだったダブルカードスロット。そんなに大量に撮るわけでもないしバックアップをとかもいらないんですが過去2機種ともカードスロットに異常がでたので2個あるのは安心てことで。それよりもダブルカードスロットのほうがかっこいいじゃんw という単純なことだったり。個人的に実用的ってのはスロット2にはサブカードを入れっぱなしにしてメインカードを入れ忘れてカメラ持ち出しても大丈夫みたいな。カード入れ忘れはよくやってしまうものでね。
とスロット2だけにカードが刺さってる状態はダメみたいな書かれ方説明書にあるんですがスロット2だけでも問題なく動作。けどスロット1から使うのを推奨ってことみたいです。
あと関係ないというかカードスロットがダブルになり蓋がでかくなったんで蓋開けやすくなったのよな。あんまり考えてなかったメリットでした。

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上から。ステレオのマイクが個人的にはポイントかね。グリップ部の表示パネルもD90より大型化して文字が大きくなったので見やすくていいです。
そして今気づいたが距離基準マークが印刷になったのな。
そして愚痴としてけっこう書かれてるのがアクセサリーシューカバーが付属してないってこと。7100には付属してたんですがねなんでなくなってしまったのだろうか。
前にシューカバーは無くしたので買ったりしてますが、ここはけっこう汚れるというかホコリなど貯まりやすくてスピードライトなどつけたら反応しなかったなんてことが経験上よくあるのでカバーはほしいのよな。
200円くらいで売ってるんだから買えってことなんだろうが、200円くらいなんだからつけろと。アイピースキャップは変わらず付属してるのになぁ。
つーかアイピースキャップいらないからシューカバー付属してくれということです。未使用のDK-5がどんどんたまっていくものでね・・・。

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裏というか底か。あいかわらずのメイドインタイ。ゴムカバーがありますがバッテリーグリップの接続のところ。
とくにどうこうってことはないが三脚穴けっこう後ろなんだね。まぁレンズの中心に穴あなるなら後ろでも前でもいいんですけど。三脚につけましたが安定感が悪いとかはなかったです。

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プレビューボタンとFnボタンはこんな配置。D90からだとFnとPvの位置が逆になったんだよね。そんなところで操作にけっこう戸惑ったりです。

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撮像素子は2416万画素のローパスレスCMOS。画質については別記事のやつよく読んでください。想像以上のローパスレスのキレの良さってことですな。個人的なデジカメの画質の固定観念がぶっこわれるくらいの衝撃的とも言える画質の良さ。それは置いといて画質の記事でも書いたがいい色がでるようになったのもよかったです。色に関してはニコンはいろいろ言われてきましたからねこれでそういうのも無くなるかしら。
あとは触れてなかったがISO100での画質がすばらしいのよな。ローパスレスのキレの良さを生かしたいのならば最低感度がおすすめ。
と予想よりよくなかったがのが高感度。こればっかりはしょうがないのかなぁなんても思ったり。そういえばD500の素子が画素数落としてきたのよな。あれの高感度耐性がきになるところって話が飛んでますますね。

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内蔵フラッシュをあげるとこんな。ガイドナンバーはD90と同じでISO100で12。D90からすると発光部がクリアのパーツがすこし黄色になったのよな。なんの変化があるかはわかりません。と購入動機で書いたようにしっかりとコマンダーモードには対応してます。

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トキナーN35をつけた状態。さてまとめますか。
最初に気に入ったのは使い勝手のよさ。AFモードボタンで触れましたが機能豊富ですがそれらへのアクセスがFnボタンとダイヤルなどの組み合わせでかなりやりやすい。D90でもそういうショートカットはできましたがいまいちしっくりこなかったのがこれでは自然と覚えようともせずできた。infoボタンを押してiボタンでの設定変更ってのも設定変更の簡単さに貢献してましたね。
次はシャッターのキレの良さか。レリーズタイムラグとファインダー消失時間がかなり短いのよね?と細かい時間がわかってなかったり。まぁもともとそこらへんがもっさりしてるD90と比較してるからってのが大きいがキレがよすぎて最初はびっくりしてしまいました。しかしキレがよくてもバランサーの影響でミラーショックは軽い。撮っててストレスが感じないいいシャッターです。

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タム90と組み合わせ。他は画質や色の良さなどさきほど書いたこと。で軽さ持ちやすさ機能の豊富さかな。ライブビューもやっと実用範囲って感じですな。AFの速度やピント拡大でちゃんと拡大されたりと個人的には問題ない範囲。まぁD90のライブビューがひどすぎただけですが。
AFがよくなったてのがよく聞くところですが過信しすぎもだめだなと。真っ暗ではやっぱり合わないよとって当たり前ですけどw しかしAFエリアがAUTOでもへんなところにピントを合わせなかったり3Dトラッキングでの追従性なんかはD90から比べると完全別物といっていいほどよくはなってます。そして51点のAFポイントも広くていいです。ってD500の見た後だともっとほしいなんても思ってしまうが動体撮らないなら問題はでないはず。

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最後は18-55VR2と。悪いところというかもうちょっとというかなんだかなってところは、シューカバーがついてないことと高感度の微妙さ。wifi接続は便利ではあるがアプリの完成度がいまいち。アプリの文句はカメラのせいではないっちゃないけど。そんなくらいかね。

評判通りの完成度の高いカメラ。初心者を受け入れる寛容さもありながらプロも満足できるスペックも持つ。文字では伝えづらい細かな使いがっての良さが一番のポイント。俺が使わないから詳しく書いてないが連写もバッファが増えてよい感じですので動体もいけるし、俺みたいな風景やブツ撮りは問題なし。液晶が可動しないのがあれですがそこはアプリで補完できる。色も問題ないですし低感度であればフルサイズに迫る画質というかローパスある機種と比べれば解像度はこちらのほうが上。ニコンDX一眼も発売から約15年。ある意味一つの完成形とも言える機種といっても過言ではない。そんな機種が10万前後で買えてしまういい時代ってね。ただし何度も書いてるが高感度画質はこれでもフルサイズには到底及ばない。ISO1000前後を多用するなら無理してもフルサイズにいくべき。逆に低感度でって人は無理にフルサイズに行く必要は感じない。まだまだDXもいけるやんそんなことを思わせる機種てことで。そんなことでよい機種です。今後もうちょい値段下がってくるとお得度は増しますしもっと月日ががたったあとで中古でというのでも安心して薦められる機種かなとも思いますね。

そんなことで4.5年は俺はこれで戦っていくということです。D90の時より満足度は高いし不安もないので大丈夫と思いますがね。4.5年後か。ニコン界隈もいろいろ噂があるんでどうなってることやら。
2015/1