DSC_0485
先日買ったパナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ  EW-DJ10-W。これの欠点の一つがタンク容量の少なさ。ちょっと念入りにやろうとすると4回くらいおかわりになっちゃう。どうにかならんかねとこれの構造を見てるとただ単にタンクからホース(チューブ)で水を吸い上げてるだけ。タンクをでかくするかホース長くして違うものから吸えばいいんじゃね?と簡単に思いつく。といろいろ見てるとホース延長はしてる人がいるみたい。しかし詳しい内容が何ひとつでてこないというか今一歩情報が足りない。まぁできるならいいやとやってみたってお話です。これの上位機種のEW-DJ51-Aでも同じやり方で改造はできるはず。はずであって微妙にホース径が違うかもだが。
かなり簡単な改造ですがメーカーが推奨してる使い方ではありません。これによって壊れても俺は何の保証もできませんしメーカー保証期間中であっても保証はきかない可能性があります。マネするかたはすべて自己責任。それができないかたは決してマネしないでください。
 
DSC_0468
まずは本体とタンクを分離。見てわかる通りポンプとコンプレッサーは本体に集約されていて、そこからホースが伸びててタンクの中の水を吸って噴射という構造。ホースにバネがついてますがタンクを伸び縮みさせてもホースがしっかり戻ってタンク下から水を吸うためにこんな構造に。
タンクを増設といってもちゃんとハマルもの作るのは大変そうだし、給水口になんかつければとも思うがそれ作るのも大変。簡単なのはやっぱりホースを伸ばして他の容器から水を吸い上げること。

DSC_0488
てことでまずホースを外しちゃいましょう。既存のホースにジョイントかまして延長って方法もあるが正直メリットがないので全部外して付け替えるほうがいい。
外すのは力技。といってもこれのタンク外すより力いりませんけどね。本体の根本のからホースひっぱれば簡単に外れます。ついでにホースについてるフィルターも外しましょう。これもただ引っ張れば取れる。これはあとで使うので無くさないように。
外したホースとバネは元に戻すときに使うのでこれも無くさないように。

DSC_0489
ホースを取り換えるってことで新しい長いホースが必要に。必要に言われてもサイズが分からないとしょうがない。てことで適当についてたホースをノギスで計測。内径3mmの外径5mmのホースのようです。素材はたしかシリコン。本体差し込み口は直径3.5mmくらい。そんなことで内径3mmの外径5mmのホースを買えばいい。
アマゾンでも買えますが急いでたのでホームセンターで購入。D2で3x5の1mで320円くらいでした。 1mもいらねーよってことですが1mが最低単位で売ってるものでしょうがないです。
3x5のホースはホームセンターなら絶対売ってるわけじゃない。でかいホームセンターならあるかなぁって感じ。あとは熱帯魚というかそういう魚飼育用のホースがこんなサイズがあります。と魚用のホースみたんだがサイズが書いてなかったのよな俺が見たのは。内径外径は大事ですのでこれがわからないものは買わないほうがいいです。わかんないって時はアマゾンなりの通販で買いましょう。
素材はたしかもともとついてるのと同じシリコンのもの。もうちょっと硬めのものがいいのかなと思ったがこれしかなかったのでしょうがないです。まぁ使用して問題なかったのでこれでいいと思いますが。

DSC_0490
で取りつける。取り付ける前にホースの切り口をできるだけ垂直にというかまっすぐに。けっこうナナメの場合もあるんでそれなりにまっすぐにはしましょう。それなりで問題はないですよ。
で本体に差し込む。吸う動作のホースなんで固定もなんもしないでOK。外れることはまずないです内径があってるなら。

DSC_0491
次はペッドボトルの蓋に穴をあける。絶対やらないといけない作業ではないですが、本体を動作させるとけっこうホースが振動するというかバタバタと動く。この状態でペッドボトルにホース差し込むだけだとホースが勝手に出てきちゃうことが多い。
でそのバタバタを抑えるために蓋に穴開けて軽く固定。穴自体はホースより二回りほど大きいです。これはハンダごてで開けてます。ドリルあるならそれでもいいと思います。

DSC_0487
穴なんてあけられないよって人は100円ショップにあるペッドボトルを植木の水差しにって蓋があったりするんでこんなもので代用できたり。そんなのも無いっていうなら最悪片手でホース抑えればいいので問題はなかったり。
テープでかるーく止めるくらいでも問題はないかな。それかホース先におもりを付けるとかね。対処法はいろいろ。めんどくさそうですが蓋に穴あけるのが一番シンプルで楽かもです。

DSC_0492
でもってホースに蓋通してフィルターつけて完成。このフィルターの代用品みたいなの探してるんですがいいものが見つからず。最悪網でもかぶせればいいのかなぁ。まぁ無くても大丈夫だとは思うのだが。

DSC_0486
そして水というかお湯いれたペッドボトルにホースさして蓋しめて使用ってことです。上の写真のペッドボトルは500ml。一番上の1.5リットルは過剰というか邪魔というか取り回しも悪いし水入れずらいのでおすすめはしません。それに1.5リットルはさすがに多いしそれくらいの連続稼働がちょっと怖いので500mlがおすすめかなぁと。これ2回分もやると本当やりすぎってくらいできますのでね。
ちなみにホースの長さは1mのまま。お風呂で使ってますがこれくらいあったほうが楽ですね。

DSC_0493
そんなことで改造終了。費用はホース代320円のみ。ペッドボトルは再利用なんでタダということで。使用に関しては問題は何もでず。
ホースが長くなって水圧が低下するかもと思ったのですが通常との強さの多きな違いは感じられず。1mくらいまでは大丈夫なのかなとは思います。それよりもホースがビタンビタンと暴れるほうが問題かも。問題といっても使用上不具合は無いですが。
通常160mlなんで500mlでも約3倍。1.5lなら約9倍。1.5リットルはさすがに使いきれませんでしたね。あと衛生面気にならないっていうならお風呂の湯船にホース突っ込めば200リットルでできます!なんてね。ちなみに試しにやってみたがホースが暴れるのでいつのまにかホースが変な方向向いて給水が止まってしまいました。手かなんかで固定が必要です。

けっこう簡単な改造で不満の一つが解消。これのいいところは容量よりもメンテが楽になるってことだったりします。通常タンクは正直いって掃除はしやすくないです。しかしこれならタンクは使い捨てですので汚いと思ったらポイでOK。こんなに楽なことは無い。
それと書きわすれましたがもとに戻すのも簡単。前のホースに戻して取りつけてフィルターつけて終わり。使いづらいと思っても戻せるというのは気が楽ですし、使い分けもできると。

こんな感じですね。タンク容量気になるかたは一度挑戦してみてもいいのかなと。ただし最初に書いたとおり不具合が起きる可能性がありますし故障の原因になるかもですし製品寿命が縮む可能性も。
マネするかたはそういうことしっかり理解して自己責任でお願いいたします。
2016/2