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購入価格3.074円(送料税込 amazon)製品HP http://www.fujiwarasangyo-markeweb2.com/DispDetail.do?volumeName=00017&itemID=t000100025716
タップというのは穴にネジ山を切るいわゆる雌ネジを作るもので、ダイスは棒状のものにネジ山を作るいわゆる雄ネジを作るもの。てことでタップダイスセットてのはネジを作るためのセットてこと。
なんでこんなもの買ったかというとネジ山の修正のため。カブをメンテしてますが分解回数が多い箇所でボルトがきついなどの問題がおきてきてましてどうしようかってことに。締まらない緩まないわけじゃないがこのままだと最悪ネジ山潰す可能性が。
でネジ山修正方法があるのを知り書くと長くなる紆余曲折ありで安価で評判のいいタップダイスセットでの修正という方向に。ネジ山修正の方法はあとで別で書くとして評判よくてレビュー数も多い割りにこれについての詳細情報はほぼ無いのでこのセットについて詳しく書きたいなと。レビューというよりそれがおもな内容。
 
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セット内容はこんな。タップx17、ダイスx17、タップハンドル、ダイスハンドル、T型タップホルダー、ピッチゲージ、精密ドライバー、収納ケースで合わせて40個てことになってます。
タップとダイスで40個無いのはわかってたんですがケースも込みだったってのは今初めて知りました。
一応メイドンインジャパンってことになってますが全部が全部日本製なのかはわからないところです。日本で詰めただけかもなんで。それはいいとしてこのパッケージの表だとダイスにJAPANってもかいてあるんですが 俺の買ったものには無し。

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紙のパッケージをからケースを引き抜くとこんな。器用に中身入れたまま立たたせてるわけでなく透明なプラかアクリルの蓋がついてます。

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透明なんでちょっと見ずらいですが蓋はこうやってひっぱって開けるてもの。最初はセロテープで固定されてます。
この蓋の裏がタップやダイスについてるオイルでぬるぬるなんでご注意ください。
ちなみにケースと蓋はけっこう丈夫なんで保管用として問題なく使っていけそうです。

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ケースにはこんな風に入ってます。ダイス以外は入るところが決まってるというかそれしか入らないような構造。
タップが一部取り出しずらいのが難点ですがそれ以外はいいケース。

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まずはダイスの説明から。これがダイスですな。真ん中で削り回りの穴は削りかす排出用。で一個一個M12っていう太さと1.75っていうピッチが書いてあります。これ見てどのダイスかを見分ける。さっき書いたようにJAPANの刻印はこれにはというかどのダイスにもありませんでした。

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ダイスの直径は25.2mm。25mm系のダイスハンドルで使えて、付属のダイスハンドルでも25mm径のダイスなら使えるてことです。
ハンドルがあんまりよくないって評価が多いのでハンドルを違うのって言うときは25mm径の買ってください。

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横から。ダイスハンドルに固定するためのネジ穴がついてます。

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厚みは約9.5mmかな。

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ダイスの質についてですが写真みたいな感じってことで。ものすごい悪いとは感じないがバリがまったくないってこともなく価格なりではあるのかなと。さすが日本製!なんてレビューを見ますが安価なセットもの工具はなんでもそうですが過度の期待はしてはいけません。

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どんな種類のダイスが入ってるか説明。まずはメートル並目ねじと言われるピッチのものを。これらがボルトなんかで一番よくつかわれるサイズでピッチになってます。同じE-Valueのタップダイスセットの20PCSにもこの7個は入ってます。
左からM3x0.5、M4x0.7、M5x0.8、M6x1.0、M8x1.25、M10x1.5、M12x1.75です。M3ってなってるMの次の数字がボルトの太さで次の数字がピッチ。
車やバイクなんかのボルトいじらないんだとこの7種あれば大体問題なかったりします。大体であって絶対じゃないってのはお忘れなく。これだけでいいというなら安い20PCSを買えばいいということになります。

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次がメートル細目ネジと言われるピッチのもの。バイクや車だと振動でのゆるみ対策で並目よりピッチが細かい細目という規格が使われることが多いので車バイクをいじるのならば大事なダイスになってきます。
M6x0.75、M8x1.0、M10x1.25、M12x1.5の4種。M12の細目だと1.25ってピッチもあるんだよね。これも使われることもある。そこらへんが不安材料ではあるがこの4種があればまぁなんとかということかな。

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次が1/8-BSPてもの。1/8インチの管用平行ねじってことでいいのかな。オイル関係とかそういう液体が流れるラインで使われることが多いネジの規格みたい?てことです。

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ここからはあんまり使われないかもってサイズを。M7x1.0とM7x075。M7の並目と細目です。M7は規格としてはあるんですが製品に使われることはまずない。M6以上の奇数のものはまず使われてないと思っていいです。
てことでネジ山修正用とするならM7はあってもしょうがないのよね。M7で新しく穴つくったりボルト作ってもあとあと困るのでできるなら使わないほうが望ましい。ちなみに20PCSのほうはこのM7並目に加えてM9並目が入ってます。

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次が旧JIS規格の並目って言われるものが三種。M3x0.6、M4x0.75、M5x0.9。1965年までこの三種のピッチはこれが主流だったのよね。で国際基準のISOに合わせるようにピッチの変更が行われ今ではほぼ見なくなった。
てことで約50年前の製品を扱わないなら使わないサイズってことになります。M7と同様これでネジ作ってしまうとあとあと困るのでできるだけ使わないようにするのが無難てことですな。
タップも説明はあとでしますが同じサイズとピッチのものが付属してます。

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流れ的にダイスハンドル行ったほうがいいのかなってことでダイスハンドルの説明に。修正というかボルトの山の清掃くらいだとダイスのみでもできるんですが基本的にはこれにダイスをつけて使うことになります。
長さは約21cm。穴は25.4mmで1インチ。まぁ25径のダイスが使えるってことです。

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あんまりいい評価を聞かないこのハンドル。持つ部分が丸棒のが多いみたいなのよな普通のは。で安いのはこんな風に角。力入れようとするとこの角が手に当たって痛い。それに触った感じ剛性はあまりないように感じられる。本格的にネジ切りとなるとダメなのかも。修正で使いましたがなんの問題もなかったです。

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ダイス取りつけた写真を忘れてた。ダイスについてる穴にハンドルのネジで固定。固定力はちょっと不安なレベル。ねじ切りだとやっぱアカンかなぁ。とさきほども書きましたが修正程度だと問題はないです。

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タップです。下穴をあけておいてそこにこのタップを突っ込んで回していくことによってネジ穴を作るって道具。修正の場合はこれをそのままいれて回していけば矯正されて治るってことです。これもサイズは刻印してあって根本にあるんでそれみて判断します。

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先はこんな。十字になってますがこれも削りかす排出の場所を確保するためにこんなかたちに。

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後ろはこんな風に四角に。この四角は太いネジに対応するごとに太くなっていくようです。やってないけど俺がもってるようなチャック式の電動ドリルならつけることも可能みたい。まぁ電動工具でやるのは失敗が怖いので修正でもねじ切りでもどうしようもないかぎりやらないほうがいいと思いますけど。

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質はどうなんだろうか。悪くはないきがするんだがサビなのかオイル汚れなのかがついてるのが多いのよな。まぁ値段なりでしょう。

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ダイスの時と同じように付属のタップをずらっと。まずはメートル並目ねじのM3x0.5、M4x0.7、M5x0.8、M6x1.0、M8x1.25、M10x1.5、M12x1.75。て一番端がM12x1.50になってるな。

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旧JIS規格の並目のM3x0.6、M4x0.75、M5x0.9。

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ほぼ使われてないM7x1.0とM7x075。

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メートル細目のM6x0.75、M8x1.0、M10x1.25、M12x1.5。

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1/8インチの管用平行ねじ。てことでダイスと同じ種類が入ってます。まぁセットものでダイスとタップで違うの入ってるわきゃないってね。ダイスより作りがよく見えるんだがさっきも書いたオイル汚れなのかサビなのかが目立つのよなぁ。

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タップにもそれをつけて回す用のハンドルが。まず普通のタップハンドル。長さは約19.5cm。M3〜M12のタップがはさめるってことらしいということで付属のタップなら全部使える。つけられる根本の太さはハンドルに書いてある表示みると1/16〜1/4インチてことなのかな。ミリに直すと約1.6〜12.7mmってことでいいのかな。まぁ1.2cm角くらいの尻までならつけられるってことでいいかと。

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裏と厚さ。真ん中でネジ山が見える側ありますがそっちの棒をくるくる回すと真ん中の黒いところが開いてタップが挟めるようになり、しめて固定。三角になってるのわかるかと思いますが角と角で固定するような感じになります。

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装着例がこんな感じに。これもちょいと固定力が弱いかなぁと。締めたかな?程度だとずるっとタップが落ちたりしますw けど修正程度なら問題なく使用は可能です。

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T型タップホルダーというタップハンドルも付属。片手で回せて狭いところもいけるみたいな。そんなハンドル。
これがいまいちなんだかよくわからず。

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ただつっこんで回して固定すればいいんだろっておもってやったらM8でうまく固定できておらず修正してたらズルンと。
写真見ずらいですが中にもう一段あるんですよね固定するところが。ここまで刺して固定するといいみたい。でこの奧まで刺さるのがM4のまで。このT型は細いのしかダメってのはわかってたのだがM4までしかダメなのかと。そうすると4本しか使えるタップがないっていうね。せめてM6くらいまではつかえてほしかったのだが。
修正だとT型のほうがやりやすいような気がするんだよね。なので使えるタップが少ないのは残念。となんか悔しかったので新しいT型の買いそうになったがなんで1000円以上も払わなアカンねんっておもったのでやめましたw 使用頻度高いとおもったら新しいの買ったほうがいいかとは思います。

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上の写真みたいに四角が奧までささってませんよね?こういう感じじゃだめってことです。

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付属のピッチゲージも紹介。付属のダイスとタップで11種のピッチが入ってて管用平行ねじの27のピッチがなぜか入ってて12種のピッチが測れるようになってます。枚数少なくてわかりやすくていいんですが非常に使いづらいゲージ。ピッチゲージは前にシンワの買ってて持ってるんですが、シンワのようにゲージがネジで挟まってるわけでなくただカシメてまとめてあるだけなんで非常にきつくて出しづらい。一枚一枚だすのは本当大変。大変なんで左のほうはキレイに広げるのあきらめたっていうね。非常用や間に合わせっていうならいいですがピッチゲージは他の買ったほうがいいかと思われます。

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で最後に精密ドライバーのマイナスが一本。これも非常用というかそんなくらいのできのものですので常用したりはしないほうがいいです。

はぁ書くのひさびさに疲れた。てことでこんな40セットになってます。
レビューか。最初にかいたように修正方法はあとで書くとして、試しでネジ山修正は1セットやりましたが問題なくキレイにできました。工具でやってもちょっときついなってのが指だけでスルスルとキレイに回るようにできて満足。一箇所でも修正できれば元取ったといってもいいくらいなんで満足です。
タップやダイスは単体だとものすごい高いわけで、一個で2000円とかしちゃう。そういう意味で修正目的ならこれは安くてそれなりに削れていいセットだと思われます。ネジ切りはやってないのでなんとも言えないですしやる気もないのでね。タップダイスの性能以前に正確な仕事が苦手なんで失敗する未来しか見えないもので。修正でもちょっと怖かったので。やれないことは無いと思うのでがんばってみるのもいいというかネジ切りは経験がないと厳しいので経験積むための道具と思えばコスパはいいかと。ちなみにステンレス用ではないのでステンレスには使わないようにしてください。

そんなことでネジ山修正にタップダイスをと思ってるならいいセット。高くもないので興味があるなら迷わず買いましょう。ネジ山治るのは思ってる以上に気持ちがいいので。
ちなみに切削オイル、パーツクリーナー、WD-40のような錆止めはあったほうがいいですので持ってない人はそれらも一緒に購入しましょうね。
2016/3