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DIYでコンクリ系の作業をしようとしてホームセンターにいくと売ってるのがこの手の水加えるだけで使えますよっていうインスタント製品。コンクリはあれとして、インスタントセメントやインスタントモルタルは水加えて適当に練ればパテみたいに簡単に使えて便利な製品。
補修や花壇作る程度であれば適当にどれ買ってもいいんですがセメント?モルタル?コンクリート?と何が違うの?って疑問に思う人もいるのかなと。というかコンクリとモルタルはいいとしてインスタントセメントってなんやねんって俺が思ったのがこの記事書く動機。
まぁオチを言えばよくわからなかったんですけどねw それでも自分なりの答えは出しました。専門家じゃないというか「商品名」ってことになるんでフワフワした答えしか書けないんだよな。そんなことで微妙な記事になってるかもですがお許しください。
 
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上の写真はトーヨーマテランのインスタントセメントのパッケージ裏。
まずコンクリートとは?って話ですが セメントと砂と砂利と水を混ぜたものがコンクリートとなります。でモルタルはセメントと砂に水を混ぜたもの。 セメントだけに水を加えたものをセメントペーストやノロなんていいます。
これらには適正な配合率があって最初からちゃんとした配合率で混ぜてありプラス接着剤など加えたものがインスタントコンクリートやインスタントモルタルと言われるもの。

上の成分のところ見てもらうとわかりますがポルトラントセメントってのがセメント。セメントっていってもいろいろ種類があるんですが一般的なものはこれ。
でシリカサンドは珪砂っていう石英系の砂です。白っぽい砂なんでいろいろいい場合があると。これの場合白セメントなんでこれが使われてるのもある。で接着剤。
とインスタントセメントって製品ですがモルタルなんだよねこれ。ここらへんでイライラしてくるw

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これはトーヨーマテランのインスタントモルタルのパッケージ裏。成分は・・・ってインスタントセメントと一緒やないかい!ってね。
HP見るとこっちには混和剤ていうヒビ割れ防止などに役立つものが入ってるてことだそうです。ただ基本的にはインスタントセメントとインスタントモルタルで大きな成分の違いは無いのよな。

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水の量は違いがあるというかモルタルのほうは1kgに対して水230ccとなってるがセメントのほうは1kgに対して230〜250ccと。モルタルのほうは壁など目につくところの施工用なのできっちりやってってことなんだと思う。きっちりしてればひび割れ剥がれなどが少なくなるのでってことかと思われます。ちゃんとやりたい場合はきっちり水の量はめんどくさくても測ってやってください。

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ちなみにインスタントコンクリートの水の量は4kgで520〜720cc。1kgに直すと130〜180ccとなります。気温によって変えろってことだが、まぁコンクリなんてジャブジャブにしないならなんでもいいんでねw それなりに適当てことで。

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袋から出して並べてみました。 左からインスタントコンクリート、インスタントセメント、インスタントモルタル。
色はおいておいて、コンクリだけ砂利が入ってるのはわかりますよね。砂利といってもかなり小さいものですけど。
で白いの二つは砂利なし。インスタントモルタルなどが白だってことでなく灰色のもあります。 粒子が細かいのがインスタントモルタルなんてことを書こうと思ってこんな写真撮ったのだが見た目ほぼ変わらず。手触りもほぼ変わらないんだよね。若干モルタルのほうがなめらかかな?と。けどブラインドテストして当てられる自信なし。
どっちも砂が入ってるはずですが砂の手触りなんて無し。白いのもあるが小麦粉とそっくり。 

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水いれて練るとけっこうな違いが。粒子の大きさの違いか混和剤が入ってるからかわからないがモルタルのほうはまるでソフトクリームのような感じで柔らかいですが粘着力があるというか、生クリーム泡立てて角が立つっていう感じの柔らかいが硬さがあるような状態に。
インスタントセメントのほうもやわらかいんだがこんな感じにネトっとした感じにはならんのよな。これだと薄く壁塗りもだれでもうまくできそう。

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固めてみたほうが違いがわかるかな?と適当な枠つくって流し込む。横3.5x縦6.5x高さ3.5(cm)みたいな大きさです。大きさに意味はなく、あった材料で適当に作ったらこんなサイズに。
左からコンクリ、セメント、モルタル。かなり水少なくしたつもりだったがセメントとモルタルが水があとから出る出る。水がでたあとにもう一回撫でるとキレイになるそうですが枠の関係上それができず。あとセメントが使ってた残りだったもんで量が足らず。

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2日ほど乾燥させ枠外して完成。左からコンクリ、セメント、モルタル。セメントとモルタルはやっぱもう一回撫でないとアカンね、泡の跡でちゃいました。

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固めての違いはコンクリはいいとして、インスタントセメントは触るとものすごく白い粉がつく。モルタルは粉はつかないが薄く剥がれるような感じになりやすいようです。硬さについての差は正直わからず。コンクリはまぁコンクリですw

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底部分っすな。底までスキマなくってのはやっぱり難しいね。丁寧にやったつもりでもこれなんで。
けどコンクリだけはかなりキレイに。インスタントコンクリ初めて使ったが思った以上にいいなと。少量ならもう混ぜてらんねーな自分でw

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テストがつづいてセメントとモルタルに1000番のヤスリをかけてみました。右がモルタルで左がセメント。写真だとわかりづらいんですが、インスタントセメントのほうは端は欠けましたが一応表面にヤスリがけが可能でけっこう表面がツルツルに。
逆にモルタルは表面がボロボロと落ちるだけで一向になめらかにならずヤスリの効果なし。予想は逆でモルタルにはヤスリの効果あると思ってたんですが違ってました。
インスタントセメントほうが硬いからってことなのでしょうかね。それともモルタルが厚塗りには向いてないからこうなったのか。よくわからないです。

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最後のテストはドリルで穴空け。コンクリはまさにコンクリってもの。ただし砂利が小さいものなんで柔らかいですがねまだ。
でなぜかインスタントセメントだけ割れちゃった。硬さ的にはセメントのほうがちょっと硬いのかな?というくらい。どちらもコンクリとくらべものにならないくらい柔らかい。

さてまとめますか。インスタントコンクリートいわれるものは粗骨材(そこつざい)と言われる5mm以上のいわゆる砂利が入ってるもの。これにより強度はあるが補修や壁塗り、接着などには向いてない。ちょっとした花壇を作るとか大き目の穴の空いたところの補修なんかが適してるかな。大量に使う場合はセメント、砂、砂利と別々に買って混ぜるほうが予算はかからないです。

インスタントセメントは、基本的にはモルタル+接着剤。レンガの目地や接着、それなりの大きさのカケの補修、深めのひび割れ補修などに向いてます。使用用途を選ばない万能性が高いモルタル。迷ったならまずこれ系を買うのがいいのかなと。ただし壁に薄く塗るというのには向いてないのでそういう用途では使わないのが無難。
インスタントセメントといっても用途に適した配合してあるものがあるので買う前に何用かってのはチェックしましょう。

インスタントモルタルはモルタルといっても軽量モルタルに近いのかなと。粘着力がたかく薄塗りでもひび割れや粉が出ずらかったりで壁塗りや目地に適してる。壁のひび割れの上に塗るなんてことにもいいかと。基本的には仕上げや下地用。キレイにするってことがおもな用途。

こんな違いになりますね。注意点としては今回買ったトーヨーマテラン製のものでの違いを書いてるってこと。いろいろ調べて大体当てはまってはいるのは確認してますが、インスタントセメントといってもインスタントモルタルようなものもあるしインスタントモルタルといってもインスタントセメントのような製品もあります。コンクリートとモルタルには明確な違いは定義されてて会社が違っていても問題は無いが、インスタントセメントやインスタントモルタルには砂利が入ってない以外は明確な定義は無し。商品名なんでしゃーないのよね。
そうことなんでインスタントセメントやインスタントモルタルを買う時はどういう用途のものかってのをしっかり確認して購入してください。
2016/5