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販売価格3.995円(amazon)製品HP http://atactical.com/a1s/ 
 Atacticalからのレビュー依頼品。ちょっと前にA1って製品をレビューしましたがそこで最後にほうA1Sってのも出るよと書いたがそのA1Sです。A1のパワーアップバージョンって言ってもいい製品。
 
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箱はA1と同じもので横のA1Sてところにチェックが入ってるだけ。A1で書きましたがライトの形も箱のデザインもスルーナイトっぽくね?パクリじゃね?って思うかもですがThruniteと技術提携してるメーカーなんでこういうことになってるだけです。

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付属品は説明書とUSBコードのOリングx2。説明書はきっちりと日本語で日本語もちゃんとしたものですのでご安心を。
白いマルイの見えますが、電池はライト内に入った状態で届いて、絶縁のためにこの丸いの入ってますので使用前には絶対これ取ってくださいね。入ってるとどうやっても点灯しませんので。

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寸法: 137.5mm(長さ) x25.4mm (直径) 重さ: 87g (電池含まず) 保護等級: IPX-7(1M) 
A1とまったく同じじゃんって思うかもだがこちらのほうが1.5mm長くて1g重いです。

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 ライト先端のベゼルがA1と形状が変わってるんですよ。いわゆるのストライクベゼルっていわれる花形というかギザギザというかそういう波打ってる先端になりました。こういうベゼルのほうがタクティカルライトぽくは見えますよね。

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他のデザインは共通かな。サイドとテールスイッチ式のシンプルならライトです。

• 点灯消灯
テールスイッチを押すと、ライトをオン/オフします。
• モード切替
ライトを点灯時に、二秒内にサイトスイッチを押すと(LowーMidーHighーTurboモードーSOS )五つモードの点灯切替できます。二秒後サイトスイッチを押すとLowモードになります。そして、点灯時にサイトスイッチ長押しで、Strobeモードになります。
• メモリモード
どのモードで消灯していてもメモリーできます。(SOS、Strobeモードに消灯する場合は再点灯すると、Highモードになります。
• 低電圧提示
電池電圧が低下すると、点灯後ライトは2回点滅します。 

操作方法はこんな。テールでオンオフしてサイドでモード変換てよくある感じになってます。間欠点灯も可能です。

と操作方法同じなんで自分のA1の記事からコピペ。

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 テールスイッチも同じ、感触も同じでした。ただしA1のところで書き忘れたというかレビュー時に気づいてなかったがA1のテールがガタついてまして真っすぐ立たないというちょっと不良品でした。
今回のA1Sはきっちり平らで真っすぐ立ってくれます。ここらの個体差ってのが出る可能性はあるのかもってことで購入したら真っすぐ立つかどうかはチェックしたほうがよさそうです。

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LEDはCREE XP-L V6。スルーナイトのTC12や現行(2017/3)のTN12と同じLEDになりました。
A1のときはLEDちっちゃくてちょっとしょぼって書いたがこれだとちょうどいい感じになりました。

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分解。ここらへんもA1と変わらず。けど今回手元に来たA1Sのテールスイッチの裏ぶた部分がやけに汚い。閉めミスったのかなんかの傷もがっつり入ってました。それなりの数のライトレビューしてますがここまで汚いのは初めて。動作に問題は無いからいいが、ここまで汚いのを弾かないのはどうなのかな。チェック体制の不十分さが見え隠れしますね。

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電池同じのだと思ってたらA1Sのは3400なのな容量。電池の詳しくはA1のほうの記事見ていただくとありがたいです。これにUSBぶっ刺して充電器無しで充電できるって製品です。
A1で書いてますがこの電池は一部が太くて、入らないライトってのがありますのでご注意ください。で2600でもけっこう長い電池だったのに3400になってもっと長くなりましたね。長さでもダメなライトってのもありますので、この電池を流用して他のライトで使おうって考えてる人は、ライトによって使えない可能性がある電池ってのは十分に理解してください。

そういえば充電器で充電するとしても縦のサイズがかなりギリギリでした。充電器も入らない可能性があるってのは考えておきましょう。

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カメラ設定 ISO800 SS1/30F3.5 WB5000K固定 焦点距離28mm 壁までの距離約3m
 
Strobe (1150ルーメン/4 時間), 【550ルーメン】
Turbo(1150ルーメン/3時間),【550ルーメン】
High (460ルーメン/5時間), 【200ルーメン】
Medium (140ルーメン/18時間 ), 【63ルーメン】
Low (24ルーメン/6日間)、【10ルーメン】
※付属の3400mAhでの仕様。【】内はA1のもの。
 
いつものテスト。ルーメン数はすべてのモードでA1の倍になったといっていいかしら。色はXP-Lの見慣れたちょっと緑っぽいCW。明るさはほぼ数字通りのはず。
配光はほぼTN12と同じかな。中心の明るい部分がけっこう広い目で境目はなだらか。TN12長く使ってましたが普通に使うにはちょうどいいのよねこれが広すぎず狭すぎずで。
ストライクベゼルの形がでるかなと心配したが、ほぼ気にならないレベル。モードの切り替えも今のTN12を見習ってなのかバランスのいいもの。

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左がA1Sで右がA1。見やすいようにいつもの設定のISOを100に落としてます。どっちもターボモードです。
部屋で光らせてみてあれA1と明るさ変わらなくね?と。実際中心光だけだとルーメン値倍の差は無い。しかし見てわかるとおり範囲が倍くらいちゃうのよね。中心光以外の全体の範囲もA1Sのほうが二回りほど広い。
そこまでかわらないようで歩くときに照らすとなるとけっこう変わる。A1はかなり狭く感じられるんですよね。あんまりうちのレビューで書かないが照射距離だとA1が205mでA1Sが270m。もうちょい差がない気もしますね。

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さてレビュー。上の写真は下がゆがんでるでなくてA1のテールがゆがんでますw
まずA1S単体でのレビューを。性能はほぼTN12やTC12と遜色無しというか同じですね。電池つき4000円以下でこの性能は驚きです。電池も3400あるのはいいっすな。悪いというかうーんてのはA1でも書いたがサイドスイッチの感触が安っぽすぎるのがどうにかならないのかなと。ちなみにA1だいぶ使ってますが今のところ壊れてないので耐久性は大丈夫かな。
それとテールスイッチ裏ぶたの汚さがさすがにアカンな。全部がこうなわけでは無いはずですが品質管理に不安がでますね。アマ発送だからアカンって思えば送り返すのは楽ですけど。
まぁコスパは最高ですな。電池と充電器付きで4000円以下で1000ルーメン越えが体験できるのはいいですねぇ。配光も使いやすいのでねこれ一本あればあとイラナイってほどのもの。提供品だからってこともなくなんか明るくていいのない?っていわれたら普通にこれ薦めちゃいますね今なら。

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さてA1との比較ということになるが、もうちょっと明るさにわかりやすい差がでるかなって思ってたんですがそうじゃなかったのが意外なところ。A1が狭いは狭いんですがタクティカル的な何か対象物を集中てきに照らすような使いかたなら何の問題もない。A1のほうであげたがライフルなどにつけるっていうならこれでというかこっちのほうがいいのかも。
狭いとかかんけーねーただ明るいライトが欲しいていうなら迷わずA1。ちょっと高くても使いやすいものをというならA1Sなのかなと。あとはタクティカルよりというならA1てことですね。
迷うっていうならA1Sですけどね。長く使えるものなので配光は使いやすいほうがいいですよ。

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そんな感じですね。当初の予定はただ暗い明るいとかそういう簡単な比較書けばいいと思ったのだが、形ほぼ同じだが性格はまったく違うといってもいいライトの比較になってしまった。それはそれでおもしろいのだが購入する側としては選択かなり難しいね。まぁどっち選んでも大失敗てことは無いと思いますがね。
 なかなか読めないメーカーですなAtactical 。今後はどんなの出すのだろうか。安いTN36系みたいなのほしいですな。
2017/3