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販売価格8.745円(amazon)製品HP http://www.thrunite.com/thrunite-chargeable-flashlight-tc12-v2-3400-1/ 
ThruNiteからのレビュー依頼品です。約一年前にレビューしてるTC12のバージョンアップもの。基本的なことは前のTC12と変わらないのでそちらのレビューも見ていただくというか前回と同じようなところは省略してますのでそっちも見てねと。
上の写真は雪玉にTC12V2ぶっ刺して点灯させての雪玉ランタン?みたいなもの。いつもみたいにマネキンの手に持たせてもしゃーないなぁと、こんなこと思いついたのでやってみた。
いやーこれけっこうキレイ。なんで今まで思いつかなかったのだろうかと自分に疑問。ただしフラッシュライトは熱持ちますので雪が溶けてきちゃうのが問題って致命的だろw 実用はできませんが光の拡散具合がすごいキレイなんでライトもってて雪があるかたは一度やってみてね。

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箱。まぁいつものですがスルーナイトのライトレビュー五か月ぶりくらいなのよね。でその間にパチモンじゃなくて姉妹品っていえるAtacticalのもの挟んでるのでやけにいい箱に感じられる。硬いしっかりとしたダンボールで手触りもよくちゃんと四角。何度か書いてますがパッケージの質は大事です。

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付属品:ホルスター*1、予備Oリング×2、ストラップ*1、、USB充電コード*1、予備ゴム蓋x2、予備スイッチゴム、テール用x1 サイド用x1、日本語もある説明書。
内容物は前のtc12と変わらず。アマゾンのページにも製品HPにも付属品にUSBの蓋の予備とスイッチゴムの予備が書いてないですが入ってます。
説明書もきっちり日本語ってなんかこのごろ当たり前になってますけど、前回のTC12くらいから日本語説明書がついてくるようになったのよなぁ。日本語もちゃんとしてますし、内容漏れもなくなりました。
中華ライトは〜といろいろまだ言われますが、説明書がきっちり日本語で内容も問題なく、へんてこ日本語でもなくってのは薦めやすい製品ですし、初めてでも安心感が段違いってね。
レビューで説明書に日本語が〜ってバカみたいに何度も書いてますが、日本で売るならマジでここ大事なんで、日本で売ろうとしてる海外の企業さんは説明書にお金かけてくださいね。ってこれ読む企業さんいるんだろうかw

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寸法: 140mm(長さ) x25.4mm (直径) 重さ: 87g (電池含まず)耐衝撃性: 1 meters;保護等級: IPX-8(2M)  
デザインの変更はないはず。書いてある文字がちょっと変わったくらいです。サイズも変更ないと思ったのだがなぜか前モデルより2g仕様で重くなってます。
サイドスイッチとテールスイッチがあるシンプルなモデル。

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こちら側にUSBのコネクタが。前回なかったRoHSやらの表示が書いてあります。クリップは最初から取り付けてあります。

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操作方法: 
テール・スイッチで点灯-消灯 
モード切り替え:   
点灯中、サイド・スイッチでFirefly-Low-Mid-High-Turboの点灯切り替えができます。    
ストロボ: 
点灯した場合、サイド・スイッチを一秒間押してストロボモード(12.5HZ)に入ります。 
もう一度サイド・スイッチを押して、ストロボモードから通常モードに戻ります。 

操作方法も変わらず。間欠点灯もちゃんとできます。ストロボはやっぱりこういう風に独立してるのがいいよね。
スイッチの感触なんかもたしか変わってないはず。

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LEDはCREE XP-L V6でこれも前と同じ。これはNWですがCWもちゃんとあります。

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蓋を外してマイクロUSB刺すと充電が開始。サイドボタンが赤に点灯で充電中で青で充電完了。充電中もLowとFireflyの明るさだと点灯可能。
ここらも前回と同じ。

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本体を開けると電池が入ってます。中に絶縁の丸い紙が入ってますので使用前に絶対取り外してくださいね。取らないと点灯しませんし充電とかもできませんので。
電池容量は同じですがC2と同じ やけに白がキレイな新しいタイプのものになってました。内部のバネやらなんやらも問題無し。

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カメラ設定 ISO800 SS1/30F3.5 WB5000K固定 焦点距離28mm 壁までの距離約3m

Strobe1100ルーメン/3.6 時間(800ルーメン/4.8 時間)
Turbo1100ルーメン/ 2.2時間(1000ルーメン/2.6時間)
High472ルーメン/3.4時間(640ルーメン/2.5時間)
Medium200ルーメン/8.7時間 (180 ルーメン/9.5時間 )
Low 21ルーメン/2.5日(28ルーメン/3日間)
Firefly0.5ルーメン/ 49日(0.4 ルーメン/70 日間)
括弧内は前のTC12の仕様。電池は3400mAhでのもの。

画像がローが27ルーメンになってますが21ルーメンみたいですね。amazonの製品ページだと27なんですが説明書と製品HPだと21なんで21が正しいでしょう。

MAXが1100と前回より1割アップ。写真見ても1割くらいちゃんとアップしてるように見えます。MAXよりもHigh以下のバランスがいい感じに調整されたのがよいですな。
前バージョンはバランス悪くてどうなのって書いたのでね。ハイのルーメン下げて持続時間を伸ばし、ミディアムのルーメンあげて、ハイとの差を使いやすい感じにして、ローはギリギリ使えるくらいの明るさにまで落とし、ファイヤーフライはちょっとあげてこれも使いやすく。

MAXルーメン高くして売りにするのはしゃーないですが、実用となるとMAX以下が大事なわけで。ここしっかりと実用的なモードに調整してきたのはありがたいというか、TN12の2016からそういう感じだったのにTC12がおかしかったのでね。ちゃんとしたってことでしょうか。

CREE XP-L V6のNWって俺初めてだったかしら。何回か書いてますがNW苦手なのよね俺。けど黄色みがけっこう薄くて自然な色味でこのNWはいいですな。

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さてレビュー。もとから完成度の高いライトでしたがモード調整がされてこれで完璧といっていいライトとなりました。個人的には前から書いてますがライトに充電機能ってはそこまで必要と思ってない人ですが、このごろワカサギ釣りしてますが、アウトドアだとあったがほうが何かといいのななんて今さら思ったりw 予備電池もってけばいいんですが、他の充電用でも持ってるモバブで緊急時は電源供給できるので電池一個分荷物減るってのがけっこう大事だなと。キャンプなどで使う予定ならTN12よりTC12かもね。

ちょうどレビューしたばっかりでほぼ同じ機能といっていいAtactical A1Sとの比較ってのも。ただ使用する上でA1Sで十分ではありますし4千円近くの差っては正直無いと言えますし、A1Sでいいがななんて書く予定だったんですが、手に持つとそうとも言えないのよな。
TC12のほうがちょっと細いのですがその細さが手にしっくりきて抜群に持ちやすい。仕様では重さ同じはずなんですが軽く感じられる。
で一番の違いが「質」ってやつですね。写真だとわかりづらいんですけどTC12のほうが段違いにいいのよな。塗装もちょっと違うのだろうし削り方?というかそういのも違うのだろうが、TC12はかなりシャープに感じられるし黒の深みがあっていいのよな。A1SはTC12と比べてしまうとやぼったいですしそれこそイメージ通りの中華ライトってのが抜けてない。

微妙な差と言われればそれまでですし気にならない人には気にならない差ですがこれがけっこう大きい。その価格差があるかと言われればそれは人それぞれですが、TC12持ったあとだとA1Sでは満足できなくなる。
高いってまぁスルーナイトはそこまで高いメーカーじゃないけど、ただ高いだけじゃないんだよってことですね。それとスルーナイトもそれなりに長いメーカーになってきましたからね。歴史を積み重ねるってのは大事だななんて。
そんなことでいろいろ当たり前のことかいてますが、スルーナイトの今の売れ筋モデルですのでいいライトですよってことでした。

他のスルーナイトの製品が気になる場合のアマゾンの ThruNite@Directからお買い求めください。
2017/3