DSC_9743本格的に何のブログかわからなくなってきましたがめげず(?)にやりたい放題。
この前インクリセッターの記事を書きましたが、そのインクを使っている本体のご紹介。
キヤノンのピクサスプロ9000です。定価だと5万くらいかな。よくそんな金あるね。
ここでマメ知識。キャノンはヤを小さく書かないでキヤノンが書くときは正式。読みは「キャノン」ですけど。http://web.canon.jp/about/mark/
どっかの掲示板で口うるさく書いてた人がたまにいたな「キヤノンが正式です」って。個人的にはどっちでもいいです。
発売日は2006/9/29。なんだかんだと丸3年前の製品。現在はPro9000 MarkIIというマイナーチェンジ版といえるものになってます。
違いはあとで書くと思いますがマーク2でもほとんどかわったところは無いです。外観はまんまですし。普通の9000の仕様はこちら
2年以上これを使ってきて、壊れて修理から帰ってきた記念ってことで自己満足のレビュー記事。昔に書いてないので書きたいもんで。
ものすごい長い記事になるんで興味ないひとは追記は無視してね。

そういえば触れてなかったが一応MHFブログだからMHFのロゴをA3の紙にプリント。紙は安い紙なんだがインクがめちゃ減るのよなA3。
ものすごい無駄をした気が。

購入動機なんて書いてみましょうか。
数年前から写真を撮るようになりコンテストにも出すようになりボツボツと賞も取るようになりコンテストですこしでも有利にと、そのとき使ってたプリンタよりもいい画質ともとめて探したのがこれ。そのとき使ってたのがエプソンPM-G700。
A3印刷なんてしないのでこれじゃなくてよかったのだが染料8色でキヤノン製品はこのときこれしかなかった。オークションなどをさぐってたらけっこう安く買えたたのでこれになったということ。
現在でもですが染料インクプリンタ最高といわれるこのプリンタをつかえばそこの差だけは無くなるという「安心」を得たかったというのが本音かな。
写真のうまさなんて形がないものなんで。
画質だけ求めるなら写真屋さんなんですが大手チェーン店が遠すぎるのも購入動機。
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公式の仕様を見ると寸法は660×354×191(mm)(横幅×奥行き×高さ)約13.5kg
想像つかないと思いますが「バカ」でかいです。電気店なんかにたまにおいてあるので実物みるとよくわかります「バカ」でかいって。
一応後ろに2個の車輪がついてるのですが意味ないです。床においてるならいいが、机やラックにおいているのならころがして移動させるようなスペースがある人は少ないはずです。
正面(キヤノンのロゴのほう)から右にUSB。左側に電源コードを刺すところががあります。
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最大にトランフォーム(飛びそう)いや展開させるとこれくらいでかく。畳半畳くらいになりますw
後ろ側も開くのですがこれはフロント給紙用。前から用紙をいれて後ろにいってから前に印刷されて出てきます。おもに厚さがある用紙やA3以上のときにつかいます。それ以外でも使えますけどね。おれはつかったことないですいまだに。こんな広さを確保できん。
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インクは染料8色。トレーはA4までならここまで伸ばすことないです。ここまで伸ばすのはA3以上のものを印刷するとき。
一応CDのラベル印刷もできます。トレーは付属。いまだにこれで使ったこと無し。
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購入動機のひとつにこの色のパターン印刷ができることがけっこう大きかった。
プリントにハマリだすとこまるのが自分の思い通りに色が印刷できないこと。細かく設定かえて出すのはたいへんだからいっぺんにでたらラクだろうと安易な考えです。
Easy-PhotoPrint Proからしかできないんですけどね。このソフト使うのにDPPか今はAdobe Photoshop Elements 6か7から起動できます。あとA3にもパターン印刷が。これはマーク2からの変更だったのですがソフトがバージョンアップで無印9000でもOKに。

さらっと機能説明しましたが、2年以上たしか2千枚以上印刷した俺の感想。

良いところ
やっぱりプリント画質はキレイ。コンテストで賞とって雑誌の掲載見ましたが他にまけているとはみえなかったんで大丈夫のはず。
A3プリンタということもあり俺がよく印刷するA4のプリントが早い。
耐久性は高い。2年2千枚すれれば十分でしょう。故障の原因はパージだったのだがこれは俺のミスというか埃が入ったからだと。他の部分は全然大丈夫だった。
2年以上詰め替えインク(エレコム)でやってましたがこわれなかったですし。
「プロ」と名がつくだけに豊富な設定。とEasy-PhotoPrint Proのつかいやすさ。設定は正直使いこなせてないですけどね。

悪いところ
でかい重い。
うるさい。給紙のときに「ガチャコン」とものすごい音に。マーク2により改善されたそうですがそれでもうるさいそうです。
けっこう印刷時にゆれる。ひ弱な台だと台ごと倒れるかも?

かいつまんで書くとこんなところか。
おおむねというかずっと使ってて不満なところは無いといってもいいです。
ただもしこれを買おうかな?と思っている人がいるなら注意点は多々あるわけで。
L版くらいの大きさの写真印刷ではこのプリンタの力は正直わからないといっていいです。せめてA4以上に。
それにこのプリンタの本気の力を知りたいのならばモニタへの投資が必要になってきます。いわゆるAdobe RGBの色域をカバーできてキャリブレーションが出来ないとということ。おれはそんなの持ってないんですけどwそういう意味で「本気」ならば+10万円くらいの出費はしなくちゃならないとも思っておいていいかもですモニタがないなら。
それにコストパフォーマンスを考えれば複合機のほうが満足はできるはずです。
「プリンタがいいならキレイな写真がでて当たり前」そんなことを思っているのならばこの機種は買わないほうがいいです。
「今のプリンタではやりつくした次にすすみたい」そういう人向けです。
そして大量にプリントしないのならば大きく伸ばすといっても写真屋さんのほうが安くてきれいですトータルすれば。
マーク2でなくて無印PRO9000なら2009/10で中古やオークションなら2万円台で買えます。ただしやすいからといって手だすと痛い目みますよ。でかくて邪魔なんでw
それに今買うのならばマーク2で。画質はほとんどかわりないようですがこまかい機械的なところが改善されてるようです。故障もすくなくなってるはずですからね。それにマーク2はフォトショのエレメント6が付属してますのでソフトもってない人はお得っすよ。こちらは2009/10で最安値45000くらい。

まとめれば、おれは写真プリントじゃだれにもまけねーとかA3プリントが必要って人むけってことで。
俺に「誰にも負けねー」なんてこころざしはこれっぽちもないんですけどねw
PRO9000なのに詰め替えインクつかって適当にやってるやつもいるってことでお許しを。
書き足りないですがこんなところで。
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